こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
異世界転移モノ、人気ですよね!
最近爆発的に増えてきたジャンルで、既に飽和状態と言っていいかもしれません!
定番の流れの一つに「現代社会で冴えない生活をしていた主人公が異世界に移動、異世界に無い文化や知識をもたらすことで注目される」というものがあります。
言葉を選ばずに言えば文化レベルの低い世界に行ってチヤホヤされる訳ですね。
似たようなパターンの作品が多すぎて、最近ではその定番パターンをネタにしたような作品まで存在します!
今回紹介する漫画も、そんな作品の一つです。
↓その漫画がこちら↓
「はぐれ勇者の異世界バイブル」(那珂山みちる)
主人公は売れないエロ漫画家。
異世界のとある国に転移しますが、その国の国王は主人公と出会う事で国の財政難を解決する画期的な方法を思いつきます!
その方法とは・・・主人公が持ち込んだエロ漫画を売りさばくこと!!
話の流れは上述した定番パターンそのものですが、主人公が異世界に持ち込むのはエロ漫画というのが笑いどころ。
世界でただ一人エロ漫画を生み出せる主人公は国の救世主となり、人々に心酔されていきます!
え?くだらないって?
だからこそ面白いんです!!
ありそうで無かったエロ本救国ストーリー!
序盤のネタバレありで作品紹介と感想を記述していきますので、全くネタバレしたくないという方はここでページを閉じるか他の記事へ!
「はぐれ勇者の異世界バイブル」あらすじ(序盤ネタバレ)
その日売れないエロ漫画家スズキは、出版社から戦力外通告を受けてしまいます。
沈んだ気持ちのまま家に帰る途中、スズキは道端に汚れたお地蔵様が立っているのを見かけました。

「こんな俺を求めてくれる世界、どっかにないかなぁ…」
愚痴交じりにそう呟いたスズキですが、なんとその瞬間スズキの身体が光に包まれて消えてしまいます!
・・・・・・・・・・・・・・・
場面は変わって異世界・・・
ダウジン王国では、国王が2人の賢者と共に沈痛な面持ちで話し合っていました。

ダウジン国の財政はひっ迫していて、隣国からの借金も返せない状況・・・
隣国は「返済が遅れれば戦争も辞さない」と高圧的な態度です。
もはやこの国も終わりかと諦めかけたその時・・・

天からスズキが降ってきました!
突然の侵入者に騒然となる国王たちですが、ふと鈴木が持っていた見慣れぬ本に気が付きます。
その本(エロ漫画)を読んだ途端、鼻血を吹いて倒れ込んでしまう国王!

それを見た賢者ユーリは「さては毒でも仕込まれていたのか」と慌てますが、国王はすぐに起き上がりそれを否定。
それどころかその本を聖書と呼び、スズキの描いたものだと知るとスズキを救世主として褒めたたえ始めました。

国王いわく「この聖書を魔法で複製し国民に配布すれば、多額の寄付が集まるに違いない」というのです!

まさかの状況に面食らうスズキですが、賞賛の嵐を浴びせてくる国王に承認欲求を刺激され、すっかりその気に・・・。
国王はさっそく複製魔法が使える賢者ユーリに聖書の複製を命じますが、賢者ユーリはその本を「欲にまみれたもの」と呼んで拒絶します。
しかし他に有効な手段がないという事で結局は協力することに・・・

結果として国王の作戦は大当たり。
国民は聖書目当てにこぞって寄付をし、ダウジン国は負債を完済することに成功するのでした!

自分の漫画が大勢に求められている様子を目の当たりにし、今までの苦労が報われたと感じるスズキ。
「俺・・・描き続けてきて良かった・・・」
しかし、スズキは気付いていませんでした。
この世で唯一の聖書職人。
その存在が、この世界の新たな争いの火種になり得るという事を・・・。

「はぐれ勇者の異世界バイブル」主な登場人物
スズキ

異世界転移したエロ漫画家。
日本に居たころは殆ど売れませんでしたが、異世界に来てからその才能を認められ”職人”とか”聖書使い”とか呼ばれるようになります。
国王に乗せられる形で協力しますが、もともと承認欲求に飢えていたところがあり、おだてられると満更でもない様子。
賢者ユーリ

ダウジン国に仕える賢者。
潔癖なところがありスズキの持ち込んだエロ漫画に強い拒絶反応を示しますが、複製魔法の使い手であったために国王からエロ本の複製を命じられます。
普段は強気な態度ですが、褒められると割と弱いツンデレ系ヒロイン。
ロプ=デュス(国王)

ダウジン国の王。
国の借金問題で頭を悩ませていましたが、スズキのエロ本を見て国民から寄付を募る方法をひらめきます。
突然現れたスズキの正体を疑わないどころか、国を救った救世主として祭り上げてしまうなど、細かい事は気にしないタイプのようです。
大賢者シーンジャ

ダウジン国に仕える賢者でユーリの師匠。
当初は「たった一冊の本では国は救えない」と冷静な態度でしたが、エロ本が複数あると知ると国王と同様にその有用性を認めます。
特に巨乳の女性が登場するエロ漫画を強く信仰する傾向にあるようです。
「はぐれ勇者の異世界バイブル」感想
エロ本で国を救うお話。
「小学生の発想かよ!!」
初めて読んだとき、思わずそう叫びたくなってしまいました。
ここまで読んで頂いた方はもうお分かりかと思いますが、この漫画の内容…相当くだらないです!!笑
異世界転移のテンプレパターンは守りながらも、主人公はエロ漫画家。
エロ本で国の財政を救い、さらに発展させ救世主とあがめられるようになる。
くだらない…くだらない以外に感想が出てきません…。
ですが僕は思います。
くだらないことを大真面目にやっている姿が一番面白いのだと!
正直人を選ぶ漫画だと思いますが、ツボにハマれば腹抱えて笑える作品です。
・異世界転移モノ
・主人公はエロ漫画家
・エロ本で国を救う
・ヒロインはツンデレ
頭からっぽにして笑いたい時にどうぞ♪
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