世界を救う頭脳!アルミンの名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

アルミン 名言名言集(進撃の巨人)
出典;進撃の巨人 1巻
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こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!

進撃の巨人は非日常的な戦いの世界を描いているように見えて、のところ現実の歴史をモデルにしているかのようなリアルな世界観をしており、教訓や名言に溢れています。

特にアルミンは仲間たちの中で特筆して頭が回る人物として描かれており、どんな非常事態からでも正解を導ける能力を持っています。

物語が進むにつれて状況が複雑化し何が正義なのか分からなくなっていく中で、最後まで”正しい道”を模索し続けたキャラクターと言えるでしょう。

今回はそんなアルミンの正解へ導く名言をランキング形式で紹介していきたいと思います。

物語のネタバレを含みますので、気にする方はここで記事を閉じるか他の記事へどうぞ!

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世界を救う頭脳!アルミンの名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

10位 信念に従った末に命が果てるのなら本望!

信念に従った末に命が果てるのなら本望!
出典;進撃の巨人 3巻

私はとうに人類復興のためなら心臓を捧げると誓った兵士!!
その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!
彼の持つ「巨人の力」と残存する兵力が組み合わされば!!
この街の奪還も不可能ではありません!!
人類の栄光を願い!!
これから死に行くせめてもの間に!!
彼の戦術価値を説きます!!

出典;進撃の巨人 3巻

エレンに巨人化能力があることを発覚した際、それを危険視した駐屯兵団がエレンを抹殺しようとします。

このままでは兵団と敵対してしまうという事態の中で、エレンが頼ったのがアルミンでした。

それまでは自分に自信を持てずにいたアルミンですが、エレンとミカサから全幅の信頼を置かれていることを知り奮起、大砲にも怯まず上記のセリフでエレンの有用性を主張します!

そしてアルミンの決死の説得は、駐屯兵団の司令官ピクシスの心を動かすのでした。

9位 どっちだよクソ野郎に屈した奴隷は…

どっちだよクソ野郎に屈した奴隷は…
出典;進撃の巨人 28巻

ミカサを傷つけることが
君が求めた自由か…?
…どっちだよ
クソ野郎に屈した奴隷は…

出典;進撃の巨人 28巻

エレンがミカサを奴隷呼ばわりした際に、アルミンがエレンに殴り掛かって言ったセリフ。

幼い頃にいじめっ子に対して殴り返さなかったアルミンが、自分から殴り掛かったことが印象的なシーンです。

的確にミカサを傷つける言葉を言ったエレンですが、アルミンはそれがミカサを突き放すための嘘だと察していました。

何らかの事情のために、大切な人を傷つけざるを得なかったエレンの事をアルミンは”奴隷”と呼んだのです。

それは”自由”を貴ぶエレンにとって、屈辱的な言葉でした。

8位 僕が言ったことを正しいと認めているから…言い返せなくて殴ることしかできないんだろ?

僕が言ったことを正しいと認めているから…言い返せなくて殴ることしかできないんだろ?
出典;進撃の巨人 1巻

僕が言ったことを
正しいと認めているから…
言い返せなくて殴ることしかできないんだろ?

出典;進撃の巨人 1巻

「人類はいずれ外の世界に行くべきだ」と主張したアルミンは、街の不良たちから異端者呼ばわりされて殴られます。

「殴り返してみろ」という不良たちにアルミンが言い返した際のセリフがこちら。

「自分の正しさを確信しているからこそ、暴力は使わない」という、アルミンの芯の強さが伺える名言です。

7位 100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんかどこにもないのに…

100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんかどこにもないのに…
出典;進撃の巨人 1巻

確かに
この壁の中は未来永劫安全だと信じ切ってる人はどうかと思うよ
100年壁が壊されなかったからといって
今日壊されない保証なんかどこにもないのに…

出典;進撃の巨人 1巻

「壁の外に出たい」と言うエレンと話している際に、壁の中の平和を盲信している街の人たちを指してアルミンが言った言葉。

壁の中の住人は生まれたときからずっと平和だった訳ですから、その平和がこれからも当たり前に続くと考えてしまっても無理はありません。

しかし時代は常に移り変わるものであり、その変化に気付かずに胡坐をかいていれば、いつか痛い目を見ることになります。

そしてまさにアルミンがこのセリフを言った直後、壁が破られ100年の平和が終わりを告げるのでした。

6位 僕は負けてないよ…僕は逃げてない

僕は負けてないよ…僕は逃げてない
出典;進撃の巨人 21巻

僕は…負けてないよ…
僕は
逃げてない

出典;進撃の巨人 21巻

エレンとアルミンが初めて出会った時の会話で、街の不良に殴られたアルミンに対してエレンが「何でやりかえさないんだよ」と聞いた際のアルミンの返事がこちら

エレンから見れば一方的に殴られていたアルミンは「負けっぱなし」に見えましたが、それに対してアルミンは「逃げてないから負けてない」と答えます。

エレンは超大型巨人に全身を焼かれながらも逃げなかったアルミンを見て、この言葉を思い出すのでした。

暴力に屈することのないアルミンの勇敢さが表れた名言です。

5位 君という人はまるでジークの思想に反した姿勢を見せてきた 君はずっとそういう奴だよ

君という人はまるでジークの思想に反した姿勢を見せてきた 君はずっとそういう奴だよ
出典;進撃の巨人 29巻

信じるよ
以前君はこう言った
ユミルの民を含め人々はみな求められたから存在する
色んな奴がいた方が面白いからだってね
君という人はまるでジークの思想に反した姿勢を見せてきた
君はずっとそういう奴だよ
さぁ立ってオニャンコポン

出典;進撃の巨人 29巻

兵団の大半がイェレナに騙されジークの脊髄液を口にしてしまい、アルミンたちも囚われてしまいます。

しかしイェレナの下に居たオニャンコポンは「イェレナの計画は知らなかった。自分は本気でパラディ島の人々と協力したいと思っている」とアルミンたちに訴えました。

それに対するアルミンの返事がこちら。

様々な勢力の様々な思想が入り乱れ、もはや誰が敵で誰が味方かわからない状況ですが、アルミンは冷静にオニャンコポンという人間を見極めていました。

複数の勢力がお互いの存亡を懸けて争っている戦場において、種の違いを肯定し続けてきたオニャンコポンだからこそ、アルミンは信じたのです。

4位 何かを変えることのできる人間がいるとすれば…大事なものを捨てることができる人だ

何かを変えることのできる人間がいるとすれば…大事なものを捨てることができる人だ
出典;進撃の巨人 7巻

結果を知った後で
選択をするのは誰でもできる
後でこうすべきだったって
言うことは簡単だ
でも…!
選択する前に結果を知ることはできないだろ?
あの巨人の正体は誰か?
何人いるのか?
何ができるのか?
何を知っているのか?
何を知られているのか?
わからないよ!
いつだってわからないことだらけだ!
でも時間って流れるし
止まったりしてくれない!
結果がわからないのに洗濯の時間は必ず来る
結果責任って言葉も知ってる
便利で正しい言葉だと思う
どれだけの成果をあげようと…兵士を無駄死にさせた結果がなくなるわけじゃない
確かに団長は
非情で悪い人かもしれない…
けど僕は…それでいいと思う
あらゆる展開を想定した結果仲間の命が危うくなっても選ばなきゃいけない
100人の仲間の命と壁の中の人類の命を
団長は選んだ
100人の仲間の命を
切り捨てることを選んだ
対して長くも生きてないけど確信していることがあるんだ
何かを変えることのできる人間がいるとすれば
その人はきっと…
大事なものを捨てることができる人だ
化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら人間性をも捨て去ることができる人のことだ
何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう

出典;進撃の巨人 7巻

女型の巨人を捕獲するために、多くの調査兵の命を犠牲にしたエルヴィン。

捕獲作戦について事前に何の説明もなかったことをジャンは疑問視しますが、それに対してアルミンは「エルヴィンの判断は間違ってない」と断言します。

何かを”選ぶ”ということは、何かを”選ばない”ということです。

もしも調査兵全員に作戦のことを伝えていれば、兵団内に潜入していたスパイにも知られることになり、作戦は失敗していたでしょう。

エルヴィンはそれを危惧し、仲間の犠牲を承知の上で”説明しない”事を選んだのでした。

どちらの選択が正しかったかは終わってみなければわかりません。

かといって作戦自体を中止すれば、人類の滅びの運命を変えることはできないでしょう。

”選ばないこと”こそが最悪の選択肢であるという名言です。

3位 僕はなぜか外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるんだ

僕はなぜか外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるんだ
出典;進撃の巨人 20巻

この作戦が上手くいけば…
僕は…もう…海を見には行けないな
僕はなぜか外の世界のことを考えると勇気が湧いてくるんだ
エレン!起きろ!
海を見に行くよ!

出典;進撃の巨人 20巻

シガンシナ区の戦いでベルトルトを打ち取る方法を考えついたアルミンですが、それは自らの命を囮にした決死の作戦でした。

エレンの力の源が”自由への渇望”だとすれば、アルミンの勇気の源は”夢”です。

何かを変えることが出来るのは、大事なものを捨てられる人…

アルミンはベルトルトを倒すために、自分の命と夢を捨てエレンに託す決意をするのでした。

2位 僕らはもう良い人じゃないよ

僕らはもう良い人じゃないよ
出典;進撃の巨人 14巻

僕らはもう犯罪者だよ
今相手にしている敵は僕らを食べようとしてくるから殺すわけじゃない
考え方が違うから敵なんだ…
もしくは所属が違うって
だけかもしれない…
この先そんな理由で…
人の命を奪うことになるかもしれない…
僕らはもう良い人じゃないよ

出典;進撃の巨人 14巻

強引に調査兵団を解体しようとする王政に対し、調査兵団はクーデターを画策します。

人類を救うために巨人と戦っていたはずが、いつの間にか犯罪者扱いとなり、人間同士で戦わなければならなくなっているエレン達。

その状況にショックを隠せないメンバーにアルミンが言ったセリフがこちら。

自分たちは既に正義ではないと自覚しながらも、それでも最良と思う道を選び進まなければならない…アルミンの覚悟のこもった名言です。

1位 自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから

自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから
出典;進撃の巨人 8巻

良い人か…
それは…
その言い方は
僕はあまり好きじゃないんだ
だってそれって…
自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから
すべての人にとって都合の良い人なんていないと思う
誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし…
だから…
アニがこの話に乗ってくれなかったら……
アニは僕にとって悪い人になるね…

出典;進撃の巨人 8巻

エレンが憲兵団に引き渡されることになった際に、アルミンはアニに「エレンを逃がす協力をしてほしい」と依頼します。

「私がそんな良い人に見えるの?」と言って断ろうとするアニに対するアルミンの返事がこちら。

「良い人」という言葉は普通は誉め言葉として使われることが多いでしょう。

しかし「良い人」というのはあくまで主観的な評価であり、立場や視点が変わればひっくり返ってしまうものです。

現実でも他人から「良い人」だとおだてられて、良い様に使われてしまった…という経験がある人もいるのではないでしょうか。

またこの時点でアルミンは女型の巨人の正体がアニであることを察しているので、このセリフはアニに対して「都合の悪い人(敵)なのか?」と聞いているとも解釈できます。

アニの背景を知った上で改めてこの言葉を聞くと、改めて納得できる名言です。

進撃の巨人におけるアルミンの生き様

以上、アルミンの名言ランキングベスト10いかがだったでしょうか。

進撃の巨人は当初、正体不明の巨人たちと戦う物語として始まりました。

圧倒的な戦力差によって大勢の犠牲を出しながらも、アルミンは「大事なものを捨ててでも、戦い続けなければいけない」と主張します。

しかし敵の正体が人間だった事がわかり、自分たち以外にも多くの国が存在することを知ると、アルミンは今度は共存の道を探ろうとします。

それを指してエレンから「甘っちょろい奴になった」と言われてしまいますが、僕はそうは思いません。

アルミンが変わったのではなく、状況が変わったことで求めるべき”正解”が変わったと考えるべきでしょう。

何が正しくて何が間違っているのかわからない混沌とした状況で、常に”正解”を求め続ける…

それがアルミン・アルレルトの生き様なのです。

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