脅威の子!ジークの思想が分かる名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

ジーク 名言名言集(進撃の巨人)
引用:進撃の巨人 34巻
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こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!

進撃の巨人は非日常的な戦いの世界を描いているように見えて、のところ現実の歴史をモデルにしているかのようなリアルな世界観をしており、教訓や名言に溢れています。

その中でジーク・イェーガーというキャラクターは、初登場から中盤まではまさしく敵勢力のボスと言った印象で、脅威の象徴でした。

終盤に入ってからは、飄々とした態度がいかにも胡散臭く、何を考えているのかわからない人物として描かれていました。

しかしそれは単に本心を見せないだけで、実際にはジークなりに世界を救おうと動いていたのです。

ジークのやろうとしたことは賛否両論あるでしょうが、戦いの終わりが見えない残酷な世界に、一つの解決策を提示した人物であることは間違いまりません。

今回はそんなジークの思想がわかる名言を、ランキング形式で紹介していきます。

物語のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ!

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脅威の子!ジークの思想がわかる名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

10位 いつかお前を救い出してやるからな

進撃の巨人ジークの名言「いつかお前を救い出してやるからな」
引用:進撃の巨人 21巻

…エレン
いつかお前を
救い出してやるからな

引用:進撃の巨人 21巻

ウォール・マリア奪還作戦でエレンと相対した際に、ジークがエレンに対して言ったセリフ。

後にわかることですが、ジークはエレンの異母兄弟であり、父親であるグリシャから洗脳教育を受けて育ちました。

そして同じ父親に育てられたエレンが、グリシャから巨人の力を継承し戦っている姿を見て、ジークはエレンもまたグリシャに洗脳されているのだと考え、強く同情していたのでした。

それまで完全に悪役だったジークが、突然エレンに歩み寄るかのような発言をし、読者を困惑させたシーンです。

9位 恐ろしいね何も知らないってのは

進撃の巨人ジークの名言「恐ろしいね何も知らないってのは」
引用:進撃の巨人 26巻

戦勝…と報じたわけか
恐ろしいね
何も知らないってのは

引用:進撃の巨人 26巻

「調査兵団がマーレのレベリオに攻め込み勝利した」と聞いて喜ぶ民衆を見て、ジークが呟いた言葉。

そもそもレベリオを襲撃したことはエレンの独断であり、調査兵団の本位ではありませんでした

そのせいで兵団は現在も混乱しており、さらには遠くない未来に世界連合軍が攻め込んでくるという状況です。

そんな中で兵団から都合の良い情報しか与えられず、何も知らずに喜んでいる民衆をジークは哀れに思いました。

現実でも都合の悪いことを伏せて報道されることはよくあることです。情報を受け取る側は、その情報の信憑性をよく吟味しなくてはいけません。

8位 勝手に人の気持ちをわかった気になるなよ

進撃の巨人ジークの名言「勝手に人の気持ちをわかった気になるなよ」
引用:進撃の巨人 27巻

お前モテねぇだろ
勝手に人の気持ちをわかった気になるなよ

引用:進撃の巨人 27巻

ジークが”ラガゴ村の住人を巨人化した経緯”をリヴァイに話したところ、リヴァイが「お前が罪悪感を感じていないのがわかる」と言ったため、それにジークが言い返した言葉。

今まで多くのエルディア人を殺してきたジークですが、それはあくまでマーレにスパイであることを悟られないようにするためです。

ジークも決して人を苦しめたかったわけではなく、むしろ彼なりにエルディア人を救いたいと考えていました。

ずっと本心を隠して生きてきたジークにとって、なにもわかっていないのに知ったような口をきくリヴァイにいら立ちを覚えたのかもしれません。

現実においても勝手に他人の気持ちを決めつける行為は嫌われるので、気を付けましょう。

7位 哀れだ…歴史の過ちを学んでいないとは…

進撃の巨人ジークの名言「哀れだ…歴史の過ちを学んでいないとは…」
引用:進撃の巨人 20巻

哀れだ…
歴史の過ちを学んでいないとは…
レイス王によって「世界の記憶」を奪われたのは悲劇だ
だから何度も過ちを繰り返す
しまいには壁の中の奴ら全員
年寄りから子供まで特攻させるんだろうな…
どうせ誇り高き死がどうとか言い出すぞ
…発想が貧困でワンパターンな奴らのことだ
…ふざけやがって

引用:進撃の巨人 20巻

ウォール・マリア奪還作戦において、特攻を仕掛ける調査兵団を見たジークの独白

父親から洗脳教育を受けて育ち、マーレの戦士になってからはエルディア人を使い捨てにするかのような戦い方を何度も見せつけられてきたジークは、新兵の命を捨てる特攻作戦に怒りを露わにします。

それまでずっと飄々としていたジークが初めて感情を見せたシーンです。

6位 僕らは生まれてこなければ苦しまなくてよかったんだ

進撃の巨人ジークの名言「僕らは生まれてこなければ苦しまなくてよかったんだ」
引用:進撃の巨人 28巻

「始祖の巨人」の力を使えば「ユミルの民」から子供ができなくすることもできるかな?
これ以上「ユミルの民」が生まれて来なければ…
100年が経つ頃にはこの世から確実に巨人は消滅してる
もう世界は巨人の脅威に怯えたり苦しめられたりせずに済む
…何より
そもそも僕らは生まれてこなければ苦しまなくてよかったんだ

引用:進撃の巨人 28巻

クサヴァーから「始祖の巨人はユミルの民の身体の構造を変えることができる」と聞いた際にジークが言った言葉。

幼い頃から迫害を受け、唯一の味方のはずの両親から愛情を感じられずに育ったジークは、「生まれてきたこと自体が間違いだった」という考えに至ります。

ジークの安楽死計画の根底となった思想です。

5位 俺は…救ってやったんだ そいつらから生まれてくる子供の命を…

進撃の巨人ジークの名言「俺は…救ってやったんだ そいつらから生まれてくる子供の命を…」
引用:進撃の巨人 28巻

…奪ってないよ…
俺は…救ってやったんだ
そいつらから生まれてくる子供の命を…
この…残酷な世界から…

引用:進撃の巨人 28巻

リヴァイに捕らわれ「仲間たちの命を奪った」と言われた際に、ジークが言い返した言葉。

ジークは人によって好き嫌いが分かれるキャラだと思います。そしてジークが嫌われる理由の一つは他人の命を奪っておいて飄々とした態度をしているからでしょう。

しかしそれはジークが「死ぬことよりも、残酷な世界に生まれてくる方がより残酷」という思想を持っているからです。

リヴァイに瀕死の重傷まで追い詰められながらも、なおそう言い張る姿からは、ジークが心の底からそう信じていることが分かります。

4位 世界を救う時はお前と一緒だ

進撃の巨人ジークの名言「世界を救う時はお前と一緒だ」
引用:進撃の巨人 30巻

お前の本音を聞くまで待っていてよかった…
やはり…
あの父親に洗脳されてしまっている
お前は悪くない
俺達は最悪の父親に生み出されてしまった哀れな被害者だ
…しかし
俺には助けてくれる別の父親がいた
お前にも誰か助けてくれる人が必要だったんだ
俺は決してお前を見捨てはしない
俺が…始祖の力でおまえを治してやる
世界を救う時はお前と一緒だ

引用:進撃の巨人 30巻

”座標”に到達したジークは、エレンに安楽死計画を実行するように言いますが、そこでエレンは「今までは話を合わせていただけだ」とジークに反旗を翻します。それを予測していたジークが、エレンを拘束して言ったセリフがこちら。

この時点でジークはエレンを無視して安楽死計画を実行することができるはずです。

しかしジークはそれをせず、自分を裏切ったエレンをそれでも救い出そうとしました。

安楽死計画のために、多くの犠牲を出すことを厭わなかったジークですが、弟であるエレンに対する愛情は本物だったのでしょう。

3位 生きる目的とは「増える」ことだ

進撃の巨人ジークの名言「生きる目的とは「増える」ことだ」
引用:進撃の巨人 34巻

今から遥か昔
まだこの世に物質しか存在しなかった頃
有象無象の「何か」が生じては消えを繰り返し
やがてあるものが生き残った
それを生命と呼ぶ
結果的に生命が残った理由は
生命が「増える」という性質を持っていたからだ
増えるために生命は姿形を変えてゆき
あらゆる環境に適応し今日の我々に至る
より多く
より広く
より豊かに
つまり
生きる目的とは「増える」ことだ

引用:進撃の巨人 34巻

始祖の巨人との戦いの最中、”道”に到達したアルミンはそこでジークに再開します。そこでジークがアルミンに語った言葉。

「生きる目的とは”増える”こと」…元も子もない言葉ですが、まぎれもない真実でもあります。

しかしそれ以上に、ジーク自身が”増える”以外の価値を人生に感じていないことを示していると言えるでしょう。

だからこそ、エルディア人を滅ぼすことになる安楽死計画を”救い”と呼んだのです。

しかしそんなジークには、死んだ後までフリッツ王家に服従し続ける始祖ユミルを理解することはできませんでした。

2位 俺は…ずっとキャッチボールしてるだけでよかったよ

進撃の巨人ジークの名言「俺は…ずっとキャッチボールしてるだけでよかったよ」
引用:進撃の巨人 34巻

あぁ…そうだ
ただ投げて
取って…
また投げる
ただそれを繰り返す
何の意味もない…
でも…確かに…
俺は…
ずっとキャッチボールしてるだけでよかったよ

引用:進撃の巨人 34巻

「いずれ死ぬのになぜ戦うのか」と聞いたジークに対して、アルミンは幼い日の思い出を語り「なんでもない一瞬がすごく大切なものなんです」と答えます。それを聞いたジークの独白がこちら。

生きることに価値を見出せず、苦しみばかりの人生を恨み、”安楽死計画”を計画するに至ったジークですが、そんな自分にも大切な人と過ごした大切な時間があったことを思い出したのでした。

1位 あなたとキャッチボールするためなら また…生まれてもいいかもなって…

進撃の巨人ジークの名言「あなたとキャッチボールするためなら また…生まれてもいいかもなって…」
引用:進撃の巨人 34巻

クサヴァーさん
俺達の望みは叶わなかったよ…
安楽死計画は間違っていなかったと今でも思う…
でも…
あなたとキャッチボールするためなら
また…生まれてもいいかもなって…
…だから…一応感謝しとくよ
父さん…

引用:進撃の巨人 34巻

”道”でクサヴァーやグリシャと再会したジークが、二人に向けてそれぞれ言った言葉。

「生まれてこなければ苦しまずにすんだ」と考えて安楽死計画を実行しようとしたジークは、アルミンのおかげで自分にも幸せな時間があったことを思い出します。

そしてそれは、辛い人生を生きるための対価として充分なものだったと気づいたのです。

人生の価値というものは、生きる上で特に必要のない何気ない時間にあるのかもしれない…そんなことに気付かせてくれる名言です。

ジークの安楽死計画は正しかったのか?

以上、ジークの思想がわかる名言ランキングベスト10如何でしたでしょうか。

飄々とした態度で本音の見えないジークですが、その真意はエルディア人を緩やかに死滅させる安楽死計画でした。

作中では彼の計画は実行されず、エレンによって防がれた…と思いきや、エレンが更にとんでもない惨劇を引き起こしてしまいます。

ということは、結局ジークの安楽死計画正しかったということでしょうか?

「滅ぶことが幸せなんて間違っている」と切って捨てることは簡単ですが、何の罪もない人が次々と残酷な死に方をしていく進撃の巨人の世界観では、そういう思想になることも充分理解できます。

なにより「じゃあ他にどうすれば良いのか」と聞かれたら、安楽死計画以上の代案を出せる人は少ないのではないでしょうか。

マーレ勢力が勝てばエルディアが皆殺しにされ、

イェーガー派が勝てばエルディア以外が皆殺しにされ、

アルミンの言っていた「地鳴らしを抑止力として均衡状態を作り出す」という案ですら、根本的な解決にはなりません

一応物語の最終話では事態が丸く収まったように見えますが、それまでに膨大な数の犠牲者が出たことを忘れてはいけないでしょう。

心情的にはともかく、事態を最も穏便に収められたのはジークの安楽死計画だった…かもしれません。

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