こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!
進撃の巨人は非日常的な戦いの世界を描いているように見えて、実のところ現実の歴史をモデルにしているかのようなリアルな世界観をしており、教訓や名言に溢れています。
中でも人類最強の兵士リヴァイ兵長は、口の悪さとは裏腹に非常に仲間想いな頼れる上司で、その強さも相まって、魅力的なキャラクターの多い進撃の巨人の中でもさらに突出した人気キャラです。
今回はそんなリヴァイ兵長のかっこいい名言をランキング形式で紹介していきます!
物語のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ!
【人類最強!!】こんなに強いよリヴァイ兵長!「進撃の巨人」【リヴァイの戦歴】
リヴァイ兵長のかっこいい名言ランキングベスト10【進撃の巨人】
10位 死ぬな生き延びろ
死ぬな
出典:進撃の巨人 25巻
生き延びろ
調査兵団がマーレに攻め込んだ際、リヴァイ兵長が部下の調査兵たちに言った言葉。
これまでの戦いで多くの犠牲を出してきた調査兵団ですが、決して命を軽視しているわけではありません。
特にリヴァイは粗暴な言動とは裏腹に、仲間の無駄死にを強く嫌っています。
ジークの「逃がすな、殲滅しろ」というセリフと対比になっており、リヴァイ兵長の部下想いな一面が強く出た名言と言えるでしょう。
9位 俺達が見てた希望ってのは…一体何だった…?
エレンの命を何度も救った…
出典:進撃の巨人 28巻
その度に何人も仲間が死んだ…
それが…
人類が生き残る希望だと信じて…
そう…
信じた結果がこのザマだ…
まるで…
ひでぇ冗談だな
俺達が見てた希望ってのは…
一体何だった…?
あの死闘の果てがこの茶番だと?
ふざけるな
冗談じゃねえぞ
ピクシスがエレンを他の人間に食わせようとしている(巨人の能力を移そうとしている)と聞いたリヴァイ兵長の内心の嘆き。
今まで調査兵団は巨人化の力を持つエレンを人類の希望だと信じ、文字通り命を投げ出して守ってきたのです。
そのエレンが人類を脅かすものとして処分されるなど、既に部下や仲間の大半を失っているリヴァイ兵長にとっては到底受け入れられるものではありませんでした。
8位 お前たちの死には意味があったそれをようやく証明できる
………
出典:進撃の巨人 28巻
…長かった
エルヴィン……
あの日の誓いをようやく果たせそうだ
お前たちの死には意味があった
それをようやく証明できる
ピクシスがエレンを巨人に食わせようとしていることを知ったリヴァイ兵長は、エレンの代わりにジークを食わせることを考えます。
エレンを殺すことは、今までエレンを守るために犠牲になった仲間の命を無駄にするということでもありました。
リヴァイはそれを認めず、代わりにジークを殺すことで脅威を排除しようと考えたのです。
それならば、かつてエルヴィンに誓った「獣の巨人を仕留める」という約束を果たすことにもなります。
仲間の死を無意味なものにしたくないという、リヴァイ兵長の意思を感じる名言です。
7位 まだ…そこにいるのか…?お前ら…
まだ…
出典:進撃の巨人 28巻
そこにいるのか…?
お前ら…
ジークによって部下を巨人にされてしまったリヴァイ兵長が、迫りくる巨人から部下の面影を感じて内心で呟いたセリフ。
巨人の正体が人間であることは既に明かされていましたが、実際に仲間が目の前で巨人になる姿を目の当たりにしてしまったリヴァイの衝撃は計り知れません。
仲間を自分の手で殺さなくてはいけないリヴァイ兵長の、悲痛な感情がこもった名言です。
6位 お前が手を汚してくれたおかげでオレたちは助かった ありがとう
アルミン
出典:進撃の巨人 15巻
お前の手はもう汚れちまったんだ
以前のお前には戻れねぇよ
新しい自分を受け入れろ
もし今もお前の手が
綺麗なまんまだったらな
今ここにジャンはいないだろ
お前が引き金をすぐに引けたのは
仲間が殺されそうになっていたからだ
お前は聡い
あの状況じゃ半端なことはできないとよくわかっていた
あそこで物資や馬…仲間を失えば…
その先に希望はないのだと理解していた
アルミン
お前が手を汚してくれたおかげでオレたちは助かった
ありがとう
中央憲兵を撃ち殺し、自己嫌悪に陥っていたアルミンにリヴァイ兵長が掛けた言葉。
アルミンたちは元々意思なき巨人から人類を守るために兵士になりました。
元々正しいことのために戦っていたからこそ、人を殺した罪悪感はアルミンに重くのしかかったことでしょう。
しかしアルミンが人を撃ったのは、ジャンが殺されるのを防ぐためでした。
リヴァイ兵長はその事実をアルミンに伝え、感謝して見せることでアルミンを励ましたのです。
5位 お前は本当に間違っていたのか?
何が本当に正しいかなんて
出典:進撃の巨人 15巻
俺は言ってない
そんなことはわからないからな…
お前は本当に間違っていたのか?
人を殺すことを躊躇したせいで結果的にアルミンに手を汚させてしまったジャンに、リヴァイ兵長が掛けたセリフ。
仲間や自分の身を守るためという意味では、敵を殺せなかったジャンは間違っていたと言えるかもしれません。
しかし「人間を殺したくない」というジャンの感情が間違ったものかと言われたら、それは違うでしょう。
結局のところ、どうするのが正しかったかというのはその時の状況や立場で変わってしまうものです。
リヴァイ兵長はジャンのせいで仲間が危険に陥ったことは指摘しながらも、その行為自体を否定はしませんでした。
4位 自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった
エレン
出典:進撃の巨人 6巻
お前は間違ってない
やりたきゃやれ
オレにはわかる
こいつは本物の化け物だ
「巨人の力」とは無関係にな
どんなに力で押さえようとも
どんな檻に閉じ込めようとも
こいつの意識を服従させることは
誰にもできない
お前と俺達との判断の相違は経験則に基づくものだ
だがな…
そんなもんはアテにしなくていい
選べ…
自分を信じるか
俺やコイツら調査兵団組織を信じるかだ
俺にはわからない
ずっとそうだ…
自分の力を信じても…
信頼に足る仲間の選択を信じても…
…結果は誰にもわからなかった…
だから…まぁせいぜい…
悔いが残らない方を自分で選べ
調査兵団は壁外調査中に女型の巨人の襲撃を受けますが、最強のチームであるリヴァイ班はそれに立ち向かわずひたすら逃げ続けていました。
そのことに不信感を抱いたエレンは、自分の力だけで女型の巨人に立ち向かおうと考えますが、その際にリヴァイ兵長がエレンにかけた言葉がこちら。
この時点でエレンは知る由もありませんが、リヴァイ班が逃げているのは女型の巨人をおびき寄せ捕獲するためでした。
しかし当然ながらその作戦が絶対に上手くいく保証などありません。エレンの言うように、リヴァイ班全員で女型の巨人に立ち向かった方が上手くいく可能性もあるのです。
どちらが正しい選択なのか、現時点ではわからない。
その代わり、どうすべきかをしっかり自分の頭で考えて選択しろ…と、エレンに決断する事の意味を教えた名言です。
それにしても…極秘作戦の実行中にそれに反した行動を容認するような事を言うあたり、リヴァイ兵長の度量の広さを表しているとも言えますね。
ちなみに外伝作品「悔いなき選択」では、”仲間を信じた結果、その仲間を失うことになった”というリヴァイ兵長の過去が語られており、その経験がこの考え方に繋がったと思われます。
3位 何で勘違いしちまったんだ 俺から逃げられるって…
必死だな…髭面野郎
出典:進撃の巨人 28巻
お前は大人しく読書する以外
なかったのに
何で勘違いしちまったんだ
俺から逃げられるって…
部下を巨人にしたからって
俺が仲間を殺せないと思ったのか?
俺達がどれだけ仲間を殺してきたか
しらねぇだろうに
リヴァイ兵長に捕らわれていたジークですが、調査兵団を巨人化して逃げ出します。その際にジークを追いかけてきたリヴァイ兵長が言ったセリフ。
リヴァイが部下想いであることを知っていたジークは、その部下を巨人化すればリヴァイは戦えなくなると読んでいたわけですが、今まで多くの仲間を犠牲にしてきたリヴァイにとっては今更です。
仲間の死を悼むことはしても、それを理由に戦えなくなることはありません。
またジークがリヴァイに向けて言った「自分たちに力があると勘違いしてしまった」というセリフの返しにもなっており、皮肉の効いた名言と言えます。
2位 夢を諦めて死んでくれ 新兵たちを地獄に導け「獣の巨人」は俺が仕留める
お前はよく戦った
出典:進撃の巨人 20巻
おかげで俺達はここまで辿り着くことができた…
俺は選ぶぞ
夢を諦めて死んでくれ
新兵たちを地獄に導け
「獣の巨人」は俺が仕留める
シガンシナ区での戦いで、獣の巨人への特攻作戦を躊躇していたエルヴィンに対してリヴァイ兵長が言った言葉。
このままでは全滅必至という状況で、エルヴィンは自分と新兵たちを犠牲にした反撃方法を考え付きます。
しかしそれは「世界の真実を知る」というエルヴィンの夢を諦めることを意味しました。
エルヴィンが自分の夢を捨てられずに葛藤していることを知ったリヴァイは、エルヴィンに代わり決断を下すのでした。
誰よりもエルヴィンを信頼し頼りにしていたリヴァイ兵長が、エルヴィンを犠牲にする選択をしたことが衝撃的なシーンです。
1位 こいつは悪魔になるしかなかった それを望んだのは俺達だ…
…こいつを許してやってくれないか?
出典:進撃の巨人 20巻
こいつは悪魔になるしかなかった
それを望んだのは俺達だ…
その上…
一度は地獄から解放されたこいつを…
再び地獄に呼び戻そうとした…
お前と同じだ
だがもう…
休ませてやらねぇと…
瀕死の重傷を負ったエルヴィンとアルミン、どちらを助けるかという選択で、リヴァイ兵長が最終的に助けたのはアルミンでした。その際「エルヴィンを救うべきだ」と主張していたフロックに対して、リヴァイが言ったセリフ。
リヴァイがアルミンを選んだのは、アルミンならば世界を救えると考えたから…ではありません。
ずっと非情な決断を強いられ、周囲に憎まれながらも戦い続けてきたエルヴィンを、もう休ませてやりたいという気持ちからでした。
これまで一貫して合理的な決断をしてきたリヴァイが、100%私情で話していることが印象的な名言です。
最後に
以上、リヴァイ兵長のかっこいい名言ランキングベスト10如何でしたでしょうか。
言わずと知れた人気キャラであるリヴァイ兵長は、その強さと部下想いな言動が非常にかっこいい人物です。
理不尽で残酷な世界観である進撃の巨人において、その理不尽をぶち壊し、読者のフラストレーションを解消してくれる役割を担っていると言えるかもしれません。
あなたが一番かっこいいと思った名言はどれですか?
「進撃の巨人」についてもっと知りたい方は「進撃の巨人 キャラクター名鑑 FINAL」がお勧めです。登場キャラクター300人以上のプロフィールが網羅されています。
↓「進撃の巨人」の名言をもっと見るならこちら
コメント