こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
ダイの大冒険に登場するアバンの使徒の一人ヒュンケルは、”不死身”の異名を持つ通り、どんなに追い詰められた状況からでも立ち上がる不屈の闘志を持つ戦士です。
死の淵から蘇ってくるシーンがあまりにも多く、もはや一人で死亡シーン集が作れてしまうほど…
今回はそんなヒュンケルのてっきり「死亡した」と思わされたシーンや「これで死なないのおかしいだろ!」と言いたくなるシーンを紹介していきます。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ!
- 不死身過ぎるヒュンケルの死なない死亡シーン12選【ダイの大冒険】
- ヒュンケル死亡シーン① アバンに襲い掛かり川に落ちる
- ヒュンケル死亡シーン② フレイザードの策略で溶岩に沈む
- ヒュンケル死亡シーン③ ハドラーに胸を貫かれ、鎧の中にメラゾーマを流し込まれる
- ヒュンケル死亡シーン④ グランドクルスで全生命力を使い果たす
- ヒュンケル死亡シーン⑤ ラーハルトのハーケンディストールを受ける
- ヒュンケル死亡シーン⑥ ラーハルトの槍の連打を裸で受ける
- ヒュンケル死亡シーン⑦ バランの一撃を無防備に受ける
- ヒュンケル死亡シーン⑧ バーンのカラミティウォールを受ける
- ヒュンケル死亡シーン⑨ ミストバーンの暗黒闘気を飲み干し倒れる
- ヒュンケル死亡シーン⑩ 覚醒ヒムの一撃をまともに受ける
- ヒュンケル死亡シーン⑪ HP1のままオリハルコン軍団を圧倒する
- ヒュンケル死亡シーン⑫ 「最後の戦い」を終えて眠りにつく
- どうしてヒュンケルは死なないの?
不死身過ぎるヒュンケルの死なない死亡シーン12選【ダイの大冒険】
ヒュンケル死亡シーン① アバンに襲い掛かり川に落ちる
幼少時代、アバンを父の仇と思い込んだヒュンケルは仇を討つためにアバンに弟子入りし、隙を見て襲い掛かります。
そこでアバンの反撃に遭ったヒュンケルは弾き飛ばされ、川に落ちてしまいました。
その後ミストバーンに救われたことで一命を取り留めますが、すぐにヒュンケルを探し始めたアバンがミストバーンと出会わなかったという事は、ヒュンケルはかなりの距離を流されてしまったと考えられます。
気を失った状態で激しい流れの中を流されたヒュンケルが生きているなんて有り得ない…とまでは言いませんが、ヒュンケルが幼少期から強い生命力を持っていたことを伺わせるシーンです。
ヒュンケル死亡シーン② フレイザードの策略で溶岩に沈む
ダイたちと戦いを通して和解したヒュンケルは、フレイザードが死火山を噴火させたことで溶岩に沈んでしまいます。
溶岩の熱はおよそ800~1200℃、普通の人間は近づいただけで肺が焼け、全身丸焦げになってしまうそうです。
しかしヒュンケルは両足が溶岩にどっぷりと浸かっている状態でダイたちを大岩ごと溶岩の外まで放り投げ、その後すまし顔で沈んでいきました。
これだけでも十二分に有り得ない生命力ですが、なんとヒュンケルはこの状況から生き延びます。
一応、クロコダインとガルーダが溶岩の中から救い出したという理由はあるのですが、一瞬とはいえ全身が溶岩に浸かっていたのは間違いなく、「これで生きているのはおかしい」と多くの読者がツッコミを入れたことでしょう。
なぜヒュンケルが無事だったのか…劇中では明言されていませんが、理由を付けるとしたら次の3つの理由が考えられます。
明確に答えを出せることではないので、上記の3つの内、好きな理屈を信じればいいと思います。個人的には本家へのオマージュ説を推したいです。笑
ヒュンケル死亡シーン③ ハドラーに胸を貫かれ、鎧の中にメラゾーマを流し込まれる
フレイザードの溶岩の罠から奇跡の生還を果たしたヒュンケルは、傷も満足に癒えないままハドラーとの戦いに挑みます。
見事ハドラーの急所を貫いたと思ったのも束の間、実はそれはハドラーの罠であり、逆にヘルズクローで胸を貫かれてしまいます。
それだけでも充分に致命傷の筈ですが、さらにハドラーはヒュンケルの鎧の内側にメラゾーマ流し込みました。
ハドラーのメラゾーマは”地獄の炎”、ハドラー曰く「相手を燃やし尽くすまで消えることはない」そうです。そんなものを鎧の内側に流し込まれてはまず助からないでしょう。
さらにハドラーはダメ押しとばかりに、自身の最強技ベギラゴンをヒュンケルに放ちます。
普通であればオーバーキルもいいところなのですが、ヒュンケルは燃え尽きるどころか少し苦しそうな顔をした程度で、その後すぐに立ち上がり反撃に出ました。
マグマの中で生き残った事と言い、ヒュンケルは炎に対して耐性でも持っているのでしょうか?
ヒュンケル死亡シーン④ グランドクルスで全生命力を使い果たす
ヒュンケルはハドラーの「ヘルズクロー」→「メラゾーマ」→「ベギラゴン」のコンボをまともに食らいますが、なんとその状態から立ち上がり、ハドラーに対してグランドクルスを放ちました。
しかし元々重傷だった上に、未完成の技を使ったことでヒュンケルは全生命力を放出してしまいます。
これは流石に死んだかと思われましたが、ハドラーが止めを刺そうと近づくと、なんとヒュンケルは無意識状態のまま反応し、ハドラーの胸を剣で貫いたのです。
まさしく最後の力を振り絞ったように見えたヒュンケルですが、その後すぐに目を覚まし当然のようにフレイザードとの戦いにも参戦しました。
ヒュンケル死亡シーン⑤ ラーハルトのハーケンディストールを受ける
竜騎衆の一人ラーハルトとの戦いで、ヒュンケルはラーハルトの必殺技であるハーケンディストールをまともに受けてしまします。
ハーケンディストールの威力は凄まじく、ヒュンケルの纏っていた鎧が粉々に砕けた上に、背後の大地が大きく引き裂かれるほどでした。
と…なればヒュンケルの身体も両断されていなければおかしいのですが、ヒュンケルの身体は両断されるどころか目立った傷も付いていません。
ヒュンケルの後ろの大地が割れたのは「衝撃が貫通したから」と強引に納得することも出来ますが、少なくともヒュンケルの身体がロン・ベルク製の鎧よりも頑丈であることは間違いなさそうです。
ヒュンケル死亡シーン⑥ ラーハルトの槍の連打を裸で受ける
ラーハルト相手に手も足も出ないように見えたヒュンケルですが、「やられても構わない覚悟」を決めることでラーハルトの槍をギリギリで避けられるようになります。
しかしそれでもラーハルトの猛攻を躱し切ることはできず、ついにはまともに受けてしまうのですが…裸の状態で槍の連打を受けているにも拘わらず、やはりヒュンケルは苦しそうな顔をする程度…。
ラーハルトほどの達人の連続突きを受ければ、普通なら体中穴だらけになるはずです。それをヒュンケルは腹筋と胸筋だけで耐えきってしまいます。
果たしてヒュンケルに鎧は必要なのか…いよいよ疑問になってきました。
ヒュンケル死亡シーン⑦ バランの一撃を無防備に受ける
死の大地でバランと再会したヒュンケルは、一人でバーンに挑もうとするバランを引き留めるためにバランに勝負を仕掛けます。
しかし二人の衝突を好機と見たアルビナスが奇襲を仕掛けてきたため、ヒュンケルはアルビナスを迎撃しなくてはならなくなり、結果としてバランの攻撃を無防備に受けてしまいました。
そのダメージは甚大で、バランが「もう二度と戦えない」と称するほど…
まあここまでヒュンケルの不死身振りを見てきた読者ならば、おそらくは「そんなこと言って、後で復活するんでしょ?」と予想した人も少なくないでしょう。
しかしヒュンケルに代わる戦力としてバランが仲間に加わったこともあり、少なくとも暫くはパーティーから外れるらしいと思わされました。
ところがヒュンケルは目を覚ますやあっさり戦線に復帰。ヒムを裏拳で吹き飛ばすなど、「二度と戦えない」というセリフは何だったのかというほどの戦いぶりを見せます。
まさにヒュンケルの不死身振りを遺憾なく見せつけてくれるシーンです。
…が、実はここでヒュンケルが復活できた事には一応理由があります。
バランはこのシーンの前にキルバーンとも戦っており、そこでバランの武器である真魔剛竜剣が傷付いていたのです。
つまりバランがヒュンケルを攻撃した時には剣が傷付いた状態で攻撃しており、バラン自身それに気が付いていなかったので、実際にはバランが「二度と戦えない」と称するほどのダメージではなかった可能性が高いのです。
そうは言っても、仲間たちの反応からヒュンケルのケガは相当に重いものであると推察できるので、そこから瞬時に復活したヒュンケルは十二分に不死身であると言えるでしょう。
ヒュンケル死亡シーン⑧ バーンのカラミティウォールを受ける
ついにバーンパレスまで攻め込んだダイ一行ですが、大魔王バーンの力はあまりにも圧倒的で、ダイすらも敗れてしまいました。
バーンがダイに止めを刺すべくカラミティウォールを放つと、ヒュンケルはクロコダインと共にその身を盾としてダイを守ろうとします。
カラミティウォールは当時のダイたちを簡単に全滅させられる威力があり、ヒュンケルの「どうせ死ぬなら一秒でもおまえを庇って死にたい」と言うセリフからも分かるように、まともに受ければ生存は絶望的の技です。
現にヒュンケルとクロコダインは簡単に弾き飛ばされ、しばらくの間生死不明となっていました。
…が、なんと二人とも生きており、後ほど魔王軍に捕らわれていたことが判明します。
大魔王の必殺の一撃をまともに受けて生き延びるだけでも凄いですが、よくよく考えればヒュンケルはバランから受けた一撃のせいで「二度と戦えない(ように見える)ほどの重傷」だったはずです。
瀕死の状態でラスボスの必殺技を受けても死なない…もはやヒュンケルは何があっても死ぬことはないのだと、多くの読者がこのシーンで理解したことでしょう。
ヒュンケル死亡シーン⑨ ミストバーンの暗黒闘気を飲み干し倒れる
魔王軍に捕らわれていたヒュンケルは、ミストバーンから「暗黒闘気を受け入れ、魔王軍に戻れ」と勧誘されます。
ヒュンケルはその誘いに乗ったふりをして暗黒闘気の入ったグラスを飲み干し、自分の光の闘気で暗黒闘気を抑え込もうとしますが、二つの闘気の衝突に耐えられずに倒れこんでしまいました。
それを見たミストバーンが「死んだ」と明言したことで、一瞬まさかと思わされましたが、案の定ヒュンケルはすぐに立ち上がります。
ミストバーンはヒュンケルの闘気が消えたことで「死んだ」と判断しましたが、実はその時に消えたのは暗黒闘気の方であり、光の闘気はむしろ暗黒闘気に対抗したことで強まったと言うのです。
死にかけてパワーアップするとは…ヒュンケルはサイヤ人の血でも流れているのでしょうか…。
ヒュンケル死亡シーン⑩ 覚醒ヒムの一撃をまともに受ける
一度はヒュンケルに敗れたヒムですが、その後奇跡の復活を果たし、再びヒュンケルの前に立ちはだかります。
新たな力に目覚めたヒムの一撃をまともに受けてしまい、走馬灯のように仲間たちの顔を思い浮かべながら気を失うヒュンケル…
まるで死んだかのような演出ですが、やはりヒュンケルはすぐに目を覚まし、再び戦い始めました。
ヒュンケル死亡シーン⑪ HP1のままオリハルコン軍団を圧倒する
ヒムとの戦いで弱っていたヒュンケルは、マキシマム率いるオリハルコン軍団の奇襲を受けてしまいます。
マキシマムのキングスキャンによると、戦い始めた時点でヒュンケルの残りHPは21。その後兵士の攻撃を受けたことでHP1まで減らされます。
しかしヒュンケルの凄まじさはこれからです。
「カスリ傷一つで死ぬ」状態であるはずが、僧正の斬撃が掠ってもマキシマムの巨体で踏みつけられても死なず、それどころかオリハルコン軍団の大半を素手で撃破してしまいました。
ヒム曰く、「ヒュンケルを突き動かしているものは”闘志”」らしいですが、HPが最後の1ポイントだけ減らなかったという事は、ヒュンケルは残りHPが減るほど”闘志”が高まり強くなるタイプの人間のようです。
ヒュンケル死亡シーン⑫ 「最後の戦い」を終えて眠りにつく
マキシマムとの戦いを終えたヒュンケルは、役目を終えたかのように眠りにつきます。
今まで散々不死身振りを見せつけてきたヒュンケルです。
またしても死ぬ死ぬ詐欺だろう…と言いたいところですが、今回は事前にヒュンケルの死亡フラグが露骨なほどに乱立していたので、今までとは説得力が違いました。
そもそもがラストダンジョンというメインキャラが死んでもおかしくない状況ですし、ヒュンケルはマキシマムとの戦いを自ら「最後の戦い」と呼んだ上に、後の戦いをラーハルトに託します。まるで、物語におけるヒュンケルの役割が終わったかのように…
極めつけは横たわるヒュンケルの姿を見て涙を流すヒムです。
「今こいつははじめて安らかに眠ってるんだ…」というセリフを見たとき、多くの読者が「いよいよヒュンケルが死んでしまった」と理解し、涙を流したことでしょう…。
しかし実際にはそんなことはなく、なんとヒュンケルはすぐに目を覚まして先に行ったダイたちを追いかけます。
それを見たときは流石に「さっきの涙を返せ!!」と言いたくなりました。
どうしてヒュンケルは死なないの?
以上、不死身過ぎるヒュンケルの死なない死亡シーン12選如何でしたでしょうか。
ダイの大冒険にはヒュンケル以外にも”不死身”と呼ばれるキャラクターは登場しますが、獣人であるクロコダインやカラクリがあったキルバーンと違ってヒュンケルは正真正銘人間です。
ただの人間であるはずのヒュンケルが、なぜ作中屈指の不死身キャラになれたのでしょうか。
理由があるとすれば、それはやはり闘気の力でしょう。
作中において、闘気はグランドクルス等の攻撃技に使えるだけでなく、肉体を鋼のように強化する事もできると語られています。
そしてヒュンケルは”闘志”の使徒。
ダイのパーティーの中でも闘気の扱いは突出しています。
さらに覚醒ヒムとの戦いで、ヒュンケルは敢えて武装を解き自分を追い込むことで、爆発的に闘気を高めてみせました。
つまりヒュンケルは、ピンチになればなるほど防御力が上がり、本来致命傷になる筈の攻撃にも耐えられるようになっていたのです。
これこそがヒュンケルの不死身の理由と言えるでしょう。
↓「ダイの大冒険」の記事をもっと読むならこちら
↓「ダイの大冒険」をアニメで見るならこちら
コメント
どうして死なないかなんてきまってるやん。ダイ大の中でヒュンケルだけは聖闘士星矢の中の聖闘士だからにきまってるやろ。