こんちには!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです。
ダイの大冒険は、ドラゴンクエストをベースとした物語なだけあって、キャラクターのレベルという概念が存在します。
とはいえ、普通に漫画を読んでいるだけでは、あまり意識しないかもしれません。
しかし単行本の章間にあるキャラクターパラメータや、過去に発売された『JUMP COMICS PERFECT BOOK』には、物語中のキャラクターのレベルが断片的にですが記載されているのです。
今回はそれらの情報から判明しているレベルを並べ、キャラクターたちがどのくらいのペースで成長していったのかを見ていきたいと思います。
記事内にダイの大冒険のネタバレを含みます。気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
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デルムリン島

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS 偽勇者一行
・ダイ:レベル10
・偽勇者一行:レベル13
ダイの初期レベルは10。12歳の少年にしては、かなり鍛えられているように感じます。ブラスはダイを魔法使いにしたかったようですし、元々修業はしていたのかもしれません。
〇VS キラーマシン
・ダイ:レベル11【前回から1UP】
・キラーマシン(バロン):レベル15
偽勇者との戦いでレベルアップしたのか、ダイはレベル11になりました。しかもダイはこの戦いで初めて竜闘気を使っているので、レベル以上の強さを発揮したことでしょう。
『PERFECT BOOK』によると、キラーマシンのレベルは15。しかし、キラーマシンはダイのバギクロスが効かないなど、レベル以上の強さを持っている様に見えます。もしかしたらレベル15というのは、キラーマシンに乗っていたバロンのレベルなのかもしれません。
〇VS ハドラー
・ダイ:レベル13【前回から2UP】
・ポップ:レベル17
・アバン:レベル36
・ハドラー:レベル40
ダイは2レベルアップしてレベル13。アバンの修業によるレベルアップでしょう。
ポップはダイの兄弟子ということもあり、登場時にはレベル17ありました。しかも本来レベル36で覚える筈のメラゾーマを覚えています。
アバンは一度世界を救っているだけあって、流石のレベル36。そしてそのアバンを倒したハドラーは、レベル40とのこと。ドラクエ3の推定クリアレベルが40程度なので、かつて勇者と魔王と呼ばれた二人には、納得のレベルと言えるでしょう。
それにしても、ダイはレベル13でレベル40のハドラーを撃退したのですね。竜闘気によるパワーアップが如何にとんでもないか、こうして見ると良く分かります。
旅立ちからパプニカ奪還まで

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS クロコダイン
・ダイ:レベル15【前回から2UP】
・ポップ:レベル18【前回から1UP】
・マァム:レベル20
・クロコダイン:レベル25
マァムの初期レベルは20。ダイやポップよりも上のレベルでの加入です。おそらくアバンへの弟子入りが早かったことと、村を守るために日々戦っていた事で自然とレベルアップしていたのでしょう。
クロコダインのレベルは25と、ハドラーのレベル40と比べるとずいぶん低く見えます。しかしクロコダインは「パワーだけならハドラー以上」と言われており、このレベル差でハドラー以上のパワーを持っているのは、むしろ凄いと言うべきかもしれません。
〇VS ヒュンケル
・ダイ:レベル18【前回から3UP】
・ポップ:レベル20【前回から2UP】
・マァム:レベル22【前回から2UP】
・ヒュンケル:レベル30
クロコダインとの戦いを経て、ダイたちは各々レベルアップしています。
そしてヒュンケルの初期レベルは30。クロコダインから「俺よりも強い」と言われるだけあって、同じ六団長でありながらレベルが5も上です。
〇VS フレイザード(1戦目)
・ダイ:レベル18
・ポップ:レベル20
・マァム:レベル22
・フレイザード:レベル35
ダイたちのレベルは変わらず。しかし、ダイはヒュンケルとの戦いの中で魔法剣を習得し、確実に戦力は上がっています。
フレイザードのレベルは35。ヒュンケルのレベル30よりも5上です。「魔王軍の切り込み隊長」と呼ばれていたのは伊達ではないようですね。
〇VS ハドラー(魔王軍総攻撃)
・ヒュンケル:レベル31【前回から1UP】
・クロコダイン:レベル26【前回から1UP】
・ハドラー:レベル40
ヒュンケルとクロコダインが復帰し、正式にダイの仲間になりました。レベルが1ずつ上がっているのは、おそらくダイたちとの戦いでレベルアップしていたのでしょう。
ハドラーはバーンにより新たな肉体とベギラゴンを与えられパワーアップしている…筈ですが、レベルは以前と変わっていません。ゲームでいう種ドーピングのように、レベルには作用しないパワーアップという事でしょうか。
〇VS フレイザード(2戦目)
・ダイ:レベル19【前回から1UP】
・ポップ:レベル21【前回から1UP】
・マァム:レベル23【前回から1UP】
・ヒュンケル:レベル31
・クロコダイン:レベル26
・鎧武者フレイザード:レベル40【前回から5UP】
マトリフの修業を受け、ダイたちは1ずつレベルアップ。
元々レベル35だったフレイザードですが、鎧武者フレイザードになったことでレベル40に。一気にレベルが5もあがったのなら、自分の力に酔いしれていたのも無理はないかもしれません。
バラン編

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS 超竜軍団(ベンガーナ)
・ダイ:レベル25【前回から6UP】
・ポップ:レベル27【前回から6UP】
・レオナ:レベル23
ダイとポップは、再度マトリフの修業を受けてレベルアップ。
マァムが一時的にパーティーを抜け、代わりにレオナが加入しました。
レオナの初期レベルは23。ダイやポップよりもレベルは低いですが、レオナの経験が二人より浅いとは言い切れません。
なぜならレオナは賢者であり、ドラクエ3に準拠するなら、賢者になる為には最低一回は他の職業をレベル20まで上げる必要があるからです。
そして、賢者に転職するとレベル1からやり直しになります。
レオナは回復呪文が得意な様なので、元々は僧侶だったのではないでしょうか。
一度僧侶でレベル20になってから、賢者に転職しレベル23まで上げた…と考えれば、実はダイやポップよりも修業期間は長いのかもしれません。
〇VS 竜騎衆
・ポップ:レベル27(注1)
・ヒュンケル:レベル33【前回から2UP】
・ガルダンディー:レベル34
・ボラホーン:レベル33
・ラーハルト:レベル35
(注1.『PERFECT BOOK』にはレベル22と記載されています。しかし、前後関係がおかしくなるため、そちらは誤植と判断しました。)
竜騎衆三人のレベルは33~35。ラーハルトが飛びぬけて強い印象ですが、レベル差はそこまで無いようです。
ボラホーンに至ってはクロコダインよりレベルが高いにも拘わらず、ヒュンケルに「クロコダインの方が腕力が倍は強い」と言われてしまっています。
どうやらキャラクターの強さはレベルだけで語れる訳ではなさそうです。
〇VS バラン
・ダイ:レベル25
・ポップ:レベル27
・レオナ:レベル23
・ヒュンケル:レベル33【前回から1UP】
・クロコダイン:レベル28【前回から2UP】
・バラン:レベル45
バランのレベルは45。しかしそれはあくまで、平常時の強さを表しているに過ぎません。竜闘気を全開にした時の強さは、控えめに見てもレベル60相当の実力はあるでしょう。
ロモス武術大会~鬼岩城

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS 超魔生物ザムザ
・ダイ:レベル30【前回から5UP】
・ポップ:レベル29【前回から2UP】
・マァム:レベル19
・チウ:レベル12
・超魔生物ザムザ:レベル47
ここでダイのレベルがポップを抜きました。ダイはバラン戦で竜闘気を完全に制御できるようになったので、それが成長を早める事に繋がったのかもしれません。現にダイのレベルアップはこれからかどんどん早くなっていきます。
マァムは武闘家に転職したことでレベル1からやり直し。しかし武神流格闘技はほぼ完璧に習得しているようで、レベルだけでは測れない強さを持っています。
超魔生物ザムザのレベルは47。とはいえ妖魔師団の一団員であるザムザが、ハドラーやバラン以上のレベルだったとは考えにくいです。おそらく超魔生物学によってレベルを引き上げているのでしょう。
〇VS 鬼岩城
・ダイ:レベル31【前回から1UP】
・ポップ:レベル30【前回から1UP】
・マァム:レベル19
・ヒュンケル:レベル36【前回から3UP】
・クロコダイン:レベル34【前回から6UP】
・チウ:レベル12
・鬼岩城:レベル50
ヒュンケルがアバン流槍殺法の修業をし、レベルが3上昇。
そしてクロコダインのレベルが、いつの間にか6も上がっています。バラン戦後はパプニカの守備に付いていた筈ですが、隠れて修行していたのでしょうか?もしくはヒュンケルやポップよりもバランと長く戦ったので、その分多くの経験値を得たのかもしれません。
鬼岩城のレベルは50。城にレベルという概念があるのかという疑問はありますが、『PERFECT BOOK』では設定されています。
死の大地の戦い

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS ハドラー親衛騎団(ザババ)
・ダイ:レベル45【前回から14UP】
・ポップ:レベル40【前回から10UP】
・マァム:レベル30【前回から11UP】
・ヒュンケル:レベル41【前回から5UP】
・クロコダイン:レベル39【前回から5UP】
・ハドラー親衛騎団:レベル48
死の大地に攻め込む前に修業をし、全員大幅レベルアップを果たしています。
このタイミングでダイのレベルがヒュンケルとクロコダインを抜きパーティ最高に。ポップもヒュンケルたちに並ぶレベルとなりました。
ハドラー親衛騎団のレベルは、『PERFECT BOOK』に纏めてレベル48と記載されています。全員同レベルとも考えられますが、後々レベル差が出ているので、平均レベルで表記しているのかもしれません。
生まれたばかりにも拘わらずこんなにも高レベルとは、まさに「生まれついての戦いの天才」といえるでしょう。
〇VS 超魔生物ハドラー(大魔宮入り口)
・ダイ:レベル48【前回から3UP】
・バラン:レベル51【前回から6UP】
・ハドラー:レベル55【前回から15UP】
バランがダイと合流。二人のレベル差は3まで縮まっています。
そしてハドラーは超魔生物となった事で一気に15レベルアップしました。元々高レベルだったことを考えれば、とんでもなく飛躍的な成長といえます。
〇VS 老バーン
・ダイ:レベル50【前回から2UP】
・ポップ:レベル45【前回から5UP】
・マァム:レベル35【前回から5UP】
・ヒュンケル:レベル47【前回から6UP】(注2)
・クロコダイン:レベル47【前回から8UP】
・大魔王バーン:???
(注2.『PERFECT BOOK』にはレベル48と記載されています。しかし、前後関係がおかしくなるため、そちらは誤植と判断しました。)
ダイが初めてバーンに挑んだときのレベルは50。ドラクエ3で言えば、ラスボス討伐後の裏ダンジョンに挑んでも良いくらいのレベルです。しかし、それでもバーンには歯が立ちませんでした。
他のメンバーも戦いの中でレベルアップを果たしていますが、ここにきてクロコダインが急成長を見せています。ザボエラ率いる妖魔師団を一人で食い止めていたので、そこで経験値を稼いでいたのかもしれません。
最終作戦

© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
〇VS 超魔生物ハドラー(最終決戦)
・ダイ:レベル55【前回から5UP】
・ポップ:レベル51【前回から6UP】
・マァム:レベル39【前回から4UP】
・ヒュンケル:レベル47
・レオナ:レベル30【前回から7UP】
・ヒム:レベル50
・シグマ:レベル55
・アルビナス:レベル58
・ハドラー:レベル61【前回から6UP】
ダイとポップは最終決戦前の修業でレベルアップ。
マァムは破邪の洞窟で戦った事によるレベルアップでしょう。
ヒュンケルは魔王軍に捕まっていたため、レベル据え置き。
レオナはレベル30で再加入しました。王族として世界を導いていたレオナは、しっかり修業する余裕など無かったはずです。レベルアップはバラン戦、もしくは破邪の洞窟に潜った際のものだと思われます。
ダイたちの最終レベルは…?
以上、キャラクターのレベル変移いかがでしたでしょうか。
クロコダインは最終決戦時に活躍の機会があまりなく、戦闘力のインフレに付いていけてない印象があったのですが、実は終盤までしっかり成長していたようですね。個人的にはそこが一番意外でした。
ダイたちのレベルについて、数値として存在するのはハドラーとの決戦までです。
大魔王バーンのレベルや、ダイたちの最終レベルについては残念ながら不明。
みなさんは何レベルくらいだと思いますか?
コメント欄で意見を聞かせて頂けると嬉しいです。
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コメント
VS 超魔生物ハドラー(最終決戦)のポップのレベルは51ではないでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。
誤記だったようです。
ご指摘の通り51が正しいので、修正いたしました。