こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
ダイの大冒険に登場する”アバンのしるし”。
アバン先生が自分の弟子に卒業の証として渡したものですが、実は持ち主の魂の力を感知して光る特性を持ち、大破邪呪文を完成させるための重要アイテムであることがアニメ62話において明かされました。
しかしお気づきでしょうか?実はアニメにおいて、62話以前にも”アバンのしるし”が光っているシーンがあったのです。
今回はアニメ62話以前に確認できる”アバンのしるし”が光っていたシーンを4つご紹介したいと思います。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、未視聴の方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ!
【隠れた名作】もっと評価されるべき!おすすめライトノベル8選!!
アバンのしるし!実は光っていたアニメシーン4選【ダイの大冒険】
【ダイのアバンのしるし】ダイが初めてアバンストラッシュを討つ直前
アニメ第5話「アバンのしるし」において、ハドラーにアバン先生を殺されたダイは竜闘気を覚醒、ハドラーを圧倒し、最終的にアバンの必殺技であるアバンストラッシュを放つことで撃退します。
そしてそのアバンストラッシュを放つ直前、アバンのしるしがキラリと光りました!
アバン先生の死を目の当たりにして、ダイの感情は激しく動かされたはずです。その感情に反応してアバンのしるしが光った…と言いたいところですが、そう言い切るには一つ疑問点があります。
後に大破邪呪文を使う際、ダイのアバンのしるしは青く光っていました。
なので、アバンのしるしがダイの魂の力を感知して光ったのなら青く光るはずなのですが、しかしこのシーンでは白く光っているのです。何度見ても青くは見えませんでした。
この光の色の違いを説明するには、以下の2つの可能性があります。
1.ただの光の反射だった(アバンのしるしの特性で光ったわけでは無い)
2.途中でダイの光の色が変わった
「ただの光の反射だった」と考えれば、確かに矛盾はありません。アバンのしるしの特性とは関係のない光なのですから、色が違うのも当然でしょう。
しかし少々メタ的な読みになりますが、アバンのしるしという重要アイテムを何の意味もなく光らせたりするでしょうか。
アバンのしるしの特性は原作既読勢であれば知っている事です。その人たちがこの光を見たらそこに意味深なものを感じるでしょう。
当然アニメスタッフもそれをわかっている筈で、意味もなくただ思わせぶりな演出をした…というのは考えにくいものがあります。
次に「途中でダイの光の色が変わった」というのはどういう事かというと、ダイの魂の色は最初は白だったが、冒険を続ける中で青く変わったのではないか…という推測です。
そもそもダイの魂の力は”純粋”です。誰とでも偏見無く接する事が出来るダイの魂の色は、白が相応しい様に思えます。
しかし世界を冒険し、多くの事を経験し学んでいくことで魂に色が付いたのではないでしょうか。
アバンのしるしの色の変化は、ダイの精神的な成長を示していたのです。
「ただの光の反射だった」説を完全に否定できた訳ではありませんが、個人的にはこちらの「途中でダイの光の色が変わった」説を推したいですね。
【ポップのアバンのしるし】ポップがまぞっほから激励されたとき
アニメ第9話「ひとかけらの勇気」において、戦いを恐れていたポップがまぞっほから激励されます。
その激励を受けたポップは勇気を振り絞りクロコダインとの戦いに向かうのですが、その際にポップのアバンのしるしが薄っすら緑色に光りました。
後に分かることですが、ポップの魂の力は”勇気”であり、光の色は緑です。
まさにポップが勇気を振り絞ったシーンで、光の色も緑…となればこのシーンでは明確にアバンのしるしが光っていると言っていいでしょう。
【ヒュンケルのアバンのしるし】ヒュンケルがグランドクルスを放つ直前
アニメ第28話「ダイの秘密」において、ラーハルトとの戦いで追いつめられたヒュンケルは、止めを刺される瞬間にアバンのしるしの鎖とラーハルトの槍で十字を作り、グランドクルスを放ちます。
まさにその直前にアバンのしるしを隠し持っている筈の左こぶしから紫色の光がこぼれていたのです。
ヒュンケルの魂の力は”闘志”で、光の色は紫です。
このシーンでは直接アバンのしるしが光っているところが見える訳ではありませんが、ヒュンケルが一発逆転を狙っているシーンで、紫色の光が見えているのですから、アバンのしるしが光っていると判断できます。
【ポップのアバンのしるし】ポップがメガンテを唱える直前
アニメ第30話「ポップの覚悟」にて、ポップはダイを連れ去ろうとするバランを撃退するためメガンテを唱えます。
そのメガンテを仕掛けた際、ポップの指先から黄色い稲妻のような光が出ていたのですが、発動の直前にそこに緑色の光が混じっているのです。(画像の左側の光)
正直に言って、はっきりアバンのしるしが見える訳でもなく、メガンテの光の一部だと言われれば明確な反論はできません。
しかし前述したとおり、ポップの魂の力は”勇気”であり、光の色は緑です。
命を投げうってダイを守ろうとするポップの魂に反応してアバンのしるしが光り、その光がメガンテの光に混じって見えていた…という可能性は十分にあり得ます。
というより明らかにアニメスタッフは確信犯でやっているでしょう。
アニメだからこそのアバンのしるしの演出
以上、アバンのしるし!実は光っていたアニメシーン4選如何でしたでしょうか。
アバンのしるしの設定はダイの大冒険の原作漫画からありましたが、戦闘描写の中でさりげなく光らせる演出はまさにアニメならではと言えます。
中にはダイのアバンストラッシュやポップのメガンテの時のように、アバンのしるしが光っていると明言できないものもありますが、そこも敢えて分かりにくくすることで、視聴者に想像の余地を残したという事でしょう。
こういうアニメスタッフの原作への深い理解を感じることができる追加要素があると、原作からのファンとしては思わずニヤリとしてしまいますね。
もしアバンのしるしが光っていたことを、この記事で初めて知ったという人がいらっしゃいましたら、是非ともご自分で過去回を見直してみては如何でしょうか。
↓「ダイの大冒険」関連書籍
【お得に読む】ダイの大冒険おすすめ漫画購入先5選
【序盤ネタバレレビュー】「勇者アバンと獄炎の魔王」あらすじ&感想
【ネタバレ感想レビュー】ドラゴンクエスト ダイの大冒険 それぞれの道【小説】
↓「ダイの大冒険」の記事をもっと読むならこちら
コメント