こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
死亡したと思ったキャラがまさかの復活!!
バトル漫画でよく見る、熱い展開ですよね。
ダイの大冒険も例にもれず、あの世から蘇ったキャラというものが存在します。
いえ、むしろ他の漫画よりも多いと言って良いでしょう。
今回はダイの大冒険で奇跡の復活を遂げたキャラ、もしくは死んだと思いきや実は生きていたキャラを紹介します!
ダイの大冒険のネタバレを含みます。気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
奇跡の生還!復活した死亡キャラ10選【ダイの大冒険】
ダイ
言わずと知れた、ダイの大冒険の主人公。
意外に思われるかもしれませんが、ダイもまた死の淵から蘇ってきた経験があります。
〇大魔王バーンに敗北
死の大地へ攻め込んだダイ一行は、ハドラーや親衛騎団との戦いを経て大魔宮に突入。ついにバーンと対決します。
しかしバーンとの圧倒的な実力差を前に、あえなく敗亡。傷付いたダイはマザードラゴンに連れていかれてしまいました。
マザードラゴンは「竜の騎士が死んだ時に迎えに来る」と言われており、そのマザードラゴンが現れたという事は、ダイの死を意味します。
しかしマザードラゴンが探知したのは、実はバランの死でした。バランの魂がダイの中にあったことで、マザードラゴンが勘違いしていたのです。
ダイ自身も深く傷付いていましたが、マザードラゴンの力を分け与えられたことで回復。死を免れる事ができました。
〇黒の核晶の爆発を受け行方不明
ついに大魔王バーンを倒した…と思ったのも束の間。キルバーンが現れ、黒の核晶で地上を爆破しようとします。
ダイは地上を守るため、黒の核晶を抱えて空に飛び上がり、そのまま生死不明になってしまいました。
黒の核晶を至近距離で受けたのなら、生存は絶望的…
と思いきや、ダイの剣が輝きを失っていない事から、ダイは生きている事が判明します。
ダイの剣はダイの為に作られた生きた剣。ダイが死ねば輝きを失う筈なのです。
依然として行方は分からないままですが、ダイの生存が確認できたところで、物語は終幕となります。
ポップ
ダイの相棒にして、”勇気”の使徒。
最初こそ臆病だったポップですが、物語が進むにつれてどんどん勇敢になりました。
ただしその分、生命の危機に直面する機会も増えています。
〇バランにメガンテを使う
魔法力が効かないバランからダイを守るため、ポップは自分の全生命力で爆発を起こす呪文、メガンテを唱えます。
結果としてバランに振りほどかれ、メガンテは失敗。しかし全生命力を放出したポップはそのまま死んでしまいました。
レオナのザオラルでも、ゴメちゃんの奇跡の力でもポップを生き返らせる事は出来ず、復活は絶望的…
と思いきや、バランが”竜の血”を与えた事で、奇跡の復活を遂げます。
〇ミストバーンにメドローアをはね返される
無敵状態となったミストバーンを倒す為に、ポップはメドローアを放ちます。
しかも放ったメドローアをルーラで追い越し、ミストバーンに捕まっていたブロキーナを救出。さらにミストバーンに蹴りを加えて体勢を崩すというファインプレーを見せました。
さすがのミストバーンも回避不能…かと思えば、高速の掌撃フェニックスウイングによりメドローアをポップに向けて弾きます。
ポップは対応できる筈もなく、ブロキーナと共に消えてしまった…かのように見えました。
しかし、実は消滅する直前にアバンにより救出されていたことが、後ほど判明します。
アバン
アバンの使徒5人の師匠。
物語序盤で退場した彼は、最高のタイミングで復活を遂げます。
〇ハドラーにメガンテを使う
アバンはデルムリン島でハドラーと戦い、メガンテを使います。
長い間死亡したと思われていましたが、実はフローラから受け取っていた身代わりアイテム”カールの守り”の効果によって、生き延びていました。
その後破邪の洞窟で修業を重ね、物語終盤でダイたちを助けに現れます。
〇キルバーンの罠に嵌る
アバンは異空間でキルバーンから決闘を挑まれますが、それはキルバーンの罠でした。
キルバーンは審判役である”ジャッジ”を改造し、いざという時はアバンにメガンテを仕掛けるようにしていました。
アバンはまんまとジャッジのメガンテを喰らってしまい、異世界に置き去りにされてしまいます。
普通に考えて、アバンが生き延びるのは不可能です。
しかし、アバンはそこから奇跡の生還を遂げます。
アバンはハドラーを看取った際、その灰を浴びていました。その灰がメガンテの爆発からアバンを守っていたのです。
さらにアバンは追跡用の魔法の粉をキルバーンに使っており、それによって異空間からの脱出にも成功しました。
ハドラー
ダイやアバンと因縁がある元魔王。
大魔王バーンから不死身の肉体を授かったハドラーは、何度倒れても蘇り、ダイたちの前に立ちはだかります。
〇アバンに倒される
物語開始時点で、既に勇者アバンにより倒されていました。
しかし実は大魔王バーンの魔力により死を免れており、13年の眠りを経て復活を遂げます。
〇ヒュンケルに倒される
ハドラーは魔王軍の全軍を率いてバルジの島へ攻め込み、そこでヒュンケルと戦いました。
魔軍司令としての実力を遺憾なく発揮してヒュンケルを追いつめますが、トドメを刺す寸前というとことでまさかの反撃に遭い、絶命します。
かと思えば、すぐにミストバーンの暗黒闘気によって復活。ミストバーンから「おまえはバーン様の許可なくば死ぬことすら許されん」と告げられるのでした。
〇黒の核晶が爆発する
超魔生物となったハドラーは、ダイとバランの二人に勝負を挑みました。
しかし実はハドラーの体内には、バーンが黒の核晶を埋め込んでいたことが、戦いの最中に判明。ダイやバランもろとも爆破されそうになってしまいます。
黒の核晶はバランによって摘出されましたが、結局はミストバーンの手により起爆。ハドラーは至近距離で爆発を受ける事になってしまい、生存は絶望的であると思われました。
しかし、バランがダイを守るために黒の核晶の威力を抑えた事により、ハドラーも生き延びていたのです。
そしてダイがバーンに追いつめられていた際、今度はハドラーがダイの救世主として現れるのでした。
クロコダイン
元魔王軍の百獣魔団団長。
獣人であるクロコダインは作中屈指のタフネスさを誇り、どんな重傷からでも復活を果たします。
〇ダイに敗れて自害する
ダイとの戦いで不覚を取ったクロコダインは、ザボエラにそそのかされて人質作戦でダイを倒そうとしました。
しかしそれでもダイたちに敗れ、最後は卑怯な手段を取ってしまった事を恥じて自害します。
死体は魔王軍に回収され、蘇生液につけられましたが、復活と同時に魔王軍を離反。
ヒュンケルと戦うダイの元に、助っ人として駆け付けるのでした。
〇ヒュンケルからダイを守る
不死騎団長ヒュンケルとの戦いで、ダイは紋章の力を使う事ができずに敗北します。
ヒュンケルがダイにトドメを刺そうとしたその時、死んだはずのクロコダインが現れ、ダイを庇いました。
クロコダインはダイとポップを逃がすことに成功しますが、前の戦いの傷が癒えていなかった事もあり、自身はそのまま倒れてしまいます。
今度こそ死んだかと思われましたが、ヒュンケルの配下の手当てを受けて回復。
その後、溶岩に沈むヒュンケルを救出した上で、バルジ島での戦いにダイたちの助太刀に駆けつけました。
ヒュンケル
元魔王軍の不死騎団団長。
”不死身”という異名の通り、どんな絶望的な状況からでも生還を遂げる男です。
〇フレイザードの罠に嵌り、溶岩に沈む
誤解からアバンを憎んでいたヒュンケルは、ダイたちとの戦いを経て自分の過ちに気が付きました。
しかし誤解が解けたのも束の間、フレイザードの策略で、ダイたちもヒュンケルも溶岩に囲まれてします。
ヒュンケルは最後の力を振り絞りダイたちを救いますが、自分が脱出することは叶わず、そのまま溶岩に沈んでいくのでした。
もはや生存は絶望的…と思いきや、なんとこの直後にクロコダインの手で救われていたことが判明。
クロコダインと共に、バルジ島にダイたちの救援に現れるのでした。
〇ハドラー相手にグランドクルスを放つ
バルジ島に現れたヒュンケルは、その場でハドラーと対決しました。
善戦するヒュンケルですが、ハドラーのだまし討ちに引っ掛かり、ヘルズクロー・メラゾーマ・ベギラゴンといった強力な技をまともに受けてしまいます。
ヒュンケルは一発逆転をかけたグランドクルスを放ちますが、それでもハドラーを撃破するには至りません。
それどころか、全生命力を放出したことで気を失ってしまったのです。
あわや敗北と思われたその瞬間。ヒュンケルは無意識状態のまま剣を振るい、ハドラーの心臓を貫きます。
ギリギリでハドラーを撃破する事に成功しましたが、その一撃で、ヒュンケルは最後の力を使ってしまったかのように眠りにつきます。
…と思いきや、しばらくすると目を覚まし、フレイザードとの戦いに合流しました。
〇オリハルコン軍団との戦いを終え、眠りにつく
大魔宮の戦いで、ヒュンケルは魔界の魔物・ヒム・オリハルコン軍団と連続で戦う事になります。
特にヒムは強敵で、その激闘の後にオリハルコン軍団に襲われたために、ヒュンケルは限界を超えて戦い続ける必要に駆られたのです。
オリハルコン軍団は、ヒュンケルの奮闘とラーハルトの助力により撃破できました。
しかしその後ヒュンケルは、役目を終えたかのように眠りについたのです。
その際の演出は、明らかにヒュンケルの死を髣髴とさせるものでした。
しかし、間一髪でブロキーナの回復呪文が間に合い、ヒュンケルは一命を取りとめました。
ヒュンケルの不死身振りについては、他記事でも解説していますので、併せてご覧ください。
不死身過ぎるヒュンケルの死なない死亡シーン12選【ダイの大冒険】
ヒム
ハドラー親衛騎団の兵士。
禁呪法で作られた、ハドラーが死ねば生きていけない生命だった筈が、まさかの復活を遂げました。
〇ハドラーの黒の核晶が爆発する
ハドラーの黒の核晶が爆発した際、死の大地で戦っていたハドラー親衛騎団もその爆発に巻き込まれました。
ハドラーに禁呪法で生み出された親衛騎団は、ハドラーが死ねば一緒に死んでしまいます。そのハドラーが爆発した状況では、とうてい生きてはいられないと思われました。
しかし上述した通り、ハドラーはこの状況から生き延びます。
そして黒の核晶の爆発も、ブロックの能力(身体の外側をバリアにできる)によって防がれ、結果的に親衛騎団のメンバーは無傷で生還するのでした。
〇ヒュンケルに敗れる
ハドラーはダイと一騎打ちをするため、他のアバンの使徒たちの相手を親衛騎団に任せます。
ヒムはヒュンケルと戦う事になりますが、新たな力に目覚めたヒュンケルに敗北。その後ハドラーが死んでしまったので、ヒムもまた死亡したと思われました。
しかし、ヒムは昇格の能力により覚醒して復活。まさにハドラーの魂を受け継いだかのように生まれ変わりました。
〇大魔宮から脱出するためグランドクルスを放つ
大魔王バーンとの決戦が激化する中、ダイを除く正義の使徒たちが大魔宮の心臓部に閉じ込められてしまいました。
そこでポップは「グランドクルスならば、心臓部の壁をぶち破れるかもしれない」と考えます。
しかし最大威力のグランドクルスは本来自爆技のようなもの…ヒュンケルかアバン、どちらかが命を懸けなくてはいけません。
その状況で動いたのがヒムでした。
見よう見まねでグランドクルスを放ち、みごとに心臓部の壁を破壊したのです。
そのおかげで仲間たちは脱出しますが、その代わりにヒムの身体はバラバラに砕けてしまいました。
しかし、ヒムはギリギリのところで生きており、ポップのルーラにより大魔宮からの脱出にも成功していました。
ラーハルト
バランに仕えた竜騎衆の一人。
ヒュンケルに意志を託したラーハルトは、まさにそのヒュンケルが倒れたタイミングで復活を遂げます。
〇ヒュンケルと戦い、敗れる
バランの配下、竜騎衆の一人として登場したラーハルトは、ヒュンケルと戦う事になります。
そしてヒュンケルを圧倒するほどの実力を見せつけますが、ヒュンケルの一発逆転のグランドクルスを受けてしまいあえなく敗北。
ヒュンケルにバランとダイの事を託し、息を引き取りました。
しかし後にバランが”竜の血”を与えていた事が判明。物語終盤に奇跡の復活を遂げ、ダイたちの仲間に加わります。
メルル
ポップに想いを寄せる、占い師の少女。
戦闘能力は高くありませんが、占い師の能力を生かして何度もダイたちに貢献してきました。
〇ザボエラの”毒牙の鎖”からポップを守る
ミナカトールを発動するために、アバンの使徒5人がアバンのしるしを光らせなければならない。…という状況で、ポップだけが光らせる事ができませんでした。
さらにはザボエラが、掠っただけで死に至るアイテム”毒牙の鎖”により、ポップの命を狙っていたのです。
メルルはザボエラの攻撃にただ一人気が付き、その身を挺してポップを庇います。そして代わりに”毒牙の鎖”を腹に受けてしまいました。
そして最後にポップに想いを伝え、息を引き取るのでした。
メルルの勇敢な姿を目の当たりにしたポップは、自分の勇気を奮い立たせ、アバンのしるしを光らせる事に成功します。
さらに精神的に吹っ切れた事で回復呪文を習得。その威力はレオナいわく「ザオリク級」との事で、なんとメルルの蘇生に成功するのでした。
キルバーン
死神の異名を取るバーンの側近。
どんな傷を負っても平然と蘇る不気味な存在でしたが、その理由は…
〇バランの暗殺に向かい、返り討ちにされる
キルバーンはバーンの命令を受け、バランの暗殺に向かいます。
ところが相手の感覚を奪う死神の笛もバランには通用せず、あえなく返り討ちにされてしまいました。
身体を真っ二つに両断され、普通に考えればここで死んでいる筈です。
しかし使い魔のピロロが謎の粉をかけると、身体はあっさりと繋がり、元通りになってしまいました。
〇アバンを暗殺しようとし、ハドラーに胸を貫かれる
キルバーンは自身が仕掛けたトラップ”ダイヤの9”により、ハドラーとポップを仕留める寸前でした。
しかしあと一歩のところで、アバンに二人を救われてしまいます。
そこで今度はアバンを暗殺しようと忍び寄りますが、今度はハドラーに見抜かれ、胸を貫かれます。
今度こそ死んだかと思われましたが、やはりキルバーンはすぐに回復し、立ち上がるのでした。
〇アバンに敗れ、首を切断される
アバンに決闘を挑んだキルバーンですが、激闘の果てに敗北してしまいました。
アバンに情けを掛けられ、一度は生命を助けて貰いますが、キルバーンはそんなアバンを裏切り、攻撃を仕掛けます。
しかしアバンはそれを見抜いており、キルバーンは再び返り討ち。首を切り落とされてしまうのでした。
今まで何度も不死身振りを見せつけてきたキルバーンですが、アバンは「首を落とされて生きていられる生物はいない」と死を確信し、ピロロも「もう直らない…」と嘆いています。
今度こそ死亡した…と、そう思われました。
しかし、最後の最後でまさかの復活。
実はキルバーンの本体は、使い魔と思われていたピロロの方であり、アバンが戦っていたのは機械仕掛けの人形だったのです。
今までの謎の不死身振りも、生命のない人形だったからでした。
そして大魔王に勝利して喜び合うダイたちの前に現れ、冷や水を浴びせるのでした。
その他の実は生きていたキャラ
上記で紹介したキャラとシチュエーションが被りますが、以下のキャラクターも奇跡の生還を果たしています。
〇ブロキーナ
ミストバーンにメドローアをはね返された際、ポップと共に消滅したかに見えましたが、生存していました。
〇アルビナス・シグマ・ブロック
ハドラーの黒の核晶が爆発した際、その爆発に巻き込まれたかのように見えましたが、ブロックの能力により生き残っていました。
死亡キャラの復活が物語を盛り上げる
以上、復活した死亡キャラ10選いかがでしたでしょうか。
死んだと思ったキャラの復活は、バトル漫画の定番と言うべき展開です。
人気キャラが読者の意表を突いて再登場すれば、否応にも物語は盛り上がるでしょう。
もちろん復活にはそれなりの”理由付け”が必要ですが、その点ダイの大冒険は秀逸で、復活キャラの殆どが人気キャラとなっています。
あなたが一番驚いたのは、どのキャラの復活ですか?
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