【鬼滅の刃】決して間違えない無惨様のやらかし8選(実は小物?)

実は小物の無惨様のやらかしネタバレ考察(鬼滅の刃)
出典:鬼滅の刃 6巻
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こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!

鬼滅の刃のラスボスである鬼舞辻無惨きぶつじむざん。彼はその強さと恐ろしさを、作中で何度も見せつけてきます。

しかしその中には自らの首を絞めるような行動もあり、「ひょっとして無惨って、無能なのでは?」と考える読者も少なくないようです。

そこで今回は「それってやらない方が良かったよね」という無惨の行動を、結果論上等で解説していきます。

鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。

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【鬼滅の刃】決して間違えない無惨様のやらかし8選(実は小物?)

1.平安時代の医者を殺す

出典:鬼滅の刃 15巻

生まれつき病弱だった無惨は、その怒りの矛先を病気を治せない医者に向け、殺害します。

しかし殺害後に医者の薬が効いていたことが判明。無惨の病気は治り、それどころか不老不死になっていたのです。

病人から一転、超人となった無惨ですが、副作用もありました。

人の血肉を欲するようになった事、そして日光に弱い身体になった事です。

医者が生きていれば、その副作用を克服する方法も分かったかもしれません。

ところが無惨は自分の手でそれを不可能にしてしまったのです。

そのせいで1000年もの間、医者が作った薬”青い彼岸花”を探す羽目になりました。

上弦会議の折、無惨が「なぜ青い彼岸花を見つけられない」と上弦の鬼たちを𠮟りつけるシーンがありますが、何のことはない、無惨のせいで見つからなくなったのです。

2.鬼が群れないように操作する

出典:鬼滅の刃 3巻

珠世が言うには、無惨は鬼同士が共食いをするように操作しているそうです。

鬼が徒党を組んで反乱を起こすことを恐れ、無惨が特別に許した場合を除き、鬼は仲間を作るという事をしません。

しかしこれは用心深いというより、臆病と言うべきではないでしょうか。

無惨は首を斬られても死ぬことが無く、太陽以外に弱点がありません。

同じく太陽が弱点の鬼では、その唯一の弱点を突くことが出来ない訳ですから、無惨にとって鬼の反乱なんてどうとでもできた筈なのです。

無惨は人間を侮っていたので、鬼殺隊より鬼の反乱の方を警戒すべきと考えたのかもしれません。

しかし結果として、配下の鬼の大半を鬼殺隊により各個撃破されてしまっているので、無惨の判断は間違いだったと言わざると得ないでしょう。

3.鬼に呪いをかける

出典:鬼滅の刃 3巻

無惨は配下の鬼に、無惨の情報を決して漏らさないように呪いをかけています

「鬼舞辻」の名前を口にした鬼は、体内に残った無惨の細胞により殺されてしまうのです。

実際に鬼たちは、どんなに追い詰められても無惨の情報を漏らそうとはしなかったので、この呪いには一定の効果があったのでしょう。

しかし無惨が珠世を捕まえられなかったのは、この呪いのせいだと考えられるのです。

無惨にとって裏切者である珠世は、”白日の魔香”という相手に秘密を喋らせる血鬼術を使います。

無惨の呪いは名前を喋った時点で問答無用で発動するので、珠世によって無惨の名前を言わされた鬼はそれだけで自滅してしまうのです。

実際に珠世はその方法で朱紗丸を倒しましたし、だからこそ何百年もの間、無惨の追手から逃げる事が出来ていたのでしょう。

珠世は最後の無惨討伐に大きく貢献する人物です。

その珠世にまんまと利用される呪いなど、無い方がマシだったのではないでしょうか。

4.縁壱相手に舐めてかかる

出典:鬼滅の刃 22巻

約四百年前、無惨は縁壱と出会い戦闘になっています

自信満々で戦い始めた無惨でしたが、蓋を開ければ縁壱の強さは圧倒的。無惨は自分の体を千八百に分裂させて逃げ出す羽目になりました。

そのダメージは四百年経っても完全に癒えることはなく、さらには珠世が無惨の支配から抜けてしまいました

縁壱の強さを知らなかったのだから仕方ないとも言えますが、この油断のせいで大きすぎる代償を払う事になります。

5.禰豆子を鬼にする

出典:鬼滅の刃 22巻

物語冒頭で無惨は竈門家を襲い、禰豆子に血を注入します

その際、無惨は禰豆子が血に耐え切れず死んだと思ったようですが、実は鬼となって生き残っていました。

しかも無惨の支配下にはならず、その後炭治郎と共に多くの鬼と戦う事になるのです。

さらに炭治郎が鬼になったときには、禰豆子の中の鬼への免疫力のおかげで無事に戻ることができました。

一応、禰豆子は太陽を克服した鬼となったので、太陽を克服する方法を探していた無惨にとって悪いことばかりともいえません。

しかし結局無惨は禰豆子を手に入れることが出来なかったので、結果だけ見れば禰豆子の鬼化は無惨にとって害しかありませんでした

6.浅草の人を鬼にする

出典:鬼滅の刃 2巻

浅草で炭治郎に見つかった無惨は、通りすがりの男性を鬼にして騒ぎを起こさせ、その隙に逃げました

この男性は危うく自分の奥さんを食い殺すところでしたが、炭治郎によって取り押さえられ、珠世の元で保護される事になります。

それ以来出番の無かった男性ですが、その後珠世たちのように人を喰わなくても生きられる鬼になれたようです。

それどころか強力な血鬼術まで会得し、その力で無惨を足止めする活躍を見せます。

出典:鬼滅の刃 16巻

たかが足止めとはいえ、無惨はその間に珠世の毒を受けることになるので、無惨にとっては致命的な足止めとなりました。

7.パワハラ会議で下弦の鬼を処刑する

出典:鬼滅の刃 6巻

下弦の伍・累が鬼殺隊にやられた事で、無惨は残りの下弦の鬼を招集します。

そして「下弦の鬼は解体する」などど言い出し、下弦の壱以外を皆殺しにしたのです。

しかし直接戦った訳でもない鬼を処刑するのは八つ当たりにしか見えず、この集まりは読者の間でパワハラ会議などと揶揄されています。

結果的にこの処刑は、無惨にとって百害あって一利なしでした。

鬼殺隊との最終決戦において、無惨は配下の鬼をほとんど失っていたのです。

上弦の鬼にも欠員がでており、鳴女や獪岳を急遽上弦にしたものの、上弦の伍は空席のままという有様。

他にも雑魚鬼を無理矢理強化して戦わせたりしていましたが、この時に下弦の鬼がいればそれなりに活躍したでしょう。

最終的な鬼殺隊の勝利が紙一重だった事を考えると、形勢逆転すらできていた可能性があるのです。

一時の感情に任せて、自ら貴重な戦力を削ってしまいました

8.産屋敷の元に自ら赴く

出典:鬼滅の刃 16巻

産屋敷の居所を突き止めた無惨は、その命を自分の手で奪おうとします。

部下の鬼に任せなかったのは、因縁の相手である産屋敷一族に、自らの手で止めを刺したかったという理由のようです。

しかしこれは産屋敷の罠でした。

無惨は産屋敷の仕掛けた爆弾で大ダメージを受けた上、珠世に毒を注入され、そのまま近くにいた鬼殺隊との戦いに突入。最終的に討たれてしまいます

ずっと隠れ住んでいた無惨らしくないミスですが、産屋敷が弱っていると思って油断したのか、それとも太陽を克服する目途が立って浮かれていたのかもしれません。

鬼舞辻無惨の最大の失敗は?

以上、無惨のやらかし8選いかがでしたでしょうか。

あなたは無残の最大の失敗は何だと思いますか?

作中で産屋敷も語っていますが、私は「あまりにも多くの人の恨みを買い過ぎた」ことだと思います。

出典:鬼滅の刃 16巻

無惨は自分が太陽を克服するために無闇に鬼を増やし、人間の犠牲者を増やし続けてきました。

そしてそれを恨みに思った人間が鬼殺隊に加わり、最終的に無惨を打ったのです。

少しでも犠牲を出さないように振舞っていれば、鬼殺隊がここまで力を付けることもなかったでしょう。

無惨はまさに自業自得を体現したラスボスと言えるでしょう。

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