こんにちは!
進撃の巨人大好きサラリーマンのヘーボンです!
進撃の巨人は非日常的な戦いの世界を描いているように見えて、実のところ現実の歴史をモデルにしているかのようなリアルな世界観をしており、教訓や名言に溢れています。
物語終盤になると様々な勢力がそれぞれの正義を掲げて戦っていることが分かり、誰を応援していいのかわからない状況になっていきますが、そんな中であるキャラクターの名言が世界中から絶賛されています。
そのキャラクターの名はオニャンコポン。
聞きなれない名前の上に決して出番の多いキャラクターではありませんが、彼は異なる人種が共存できる世界を目指した人物であり、ある意味進撃の巨人の良心と言える存在です。
今回はそんなオニャンコポンの名言をランキング形式で紹介していきます!
進撃の巨人のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ!
【序盤ネタバレレビュー】「服を着るならこんなふうに」あらすじ&感想
【進撃の巨人】オニャンコポン名言ランキングベスト6
6位 この島に最も必要なものを造りましょう
この島に最も必要なものを造りましょう
引用:進撃の巨人 26巻
これを「港」と言います
義勇兵の一員としてパラディ島を訪れたオニャンコポンは、最も必要なものとして港の建造を提言しました。
オニャンコポンは港を「世界と繋がる場所」と呼び、今まで鎖国状態だったパラディ島を、世界と交易できるようにしようと考えたのです。
オニャンコポンの提言を聞いたハンジは、瞬時にその重要性に気が付き目を輝かせました。
5位 ハンジさんが紡いでくれたこの飛行艇…俺が必ず基地まで届けてみせる
絶対に辿り着いてみせる
引用:進撃の巨人 33巻
ハンジさんが紡いでくれたこの飛行艇…
最期の望み
俺が必ず基地まで届けてみせる!!
必ずだ!!
だから…必ず地鳴らしを止めてくれ
何としてでも…
アルミンたちは地鳴らしを止めるために飛行艇に乗り込みましたが、フロックの妨害に遭い燃料が不足してしまったばかりか、時間稼ぎのためにハンジまで犠牲になってしまいました。
かろうじて飛行艇を飛ばすことはできたが、依然として燃料が不足している状況で、アルミンは操縦するオニャンコポンに「スラトア要塞まで持つかな?」と聞きます。それに対するオニャンコポンの返事がこちら。
パラディ島の人々との共生を目指していたオニャンコポンにとって、ハンジはまさに理想的なパートナーだったでしょう。作中でも二人の間に信頼関係を感じる場面がいくつもあります。
そのハンジから託された意思を無駄にしないため、オニャンコポンはアルミンたちを必ず送り届けると誓うのでした。
4位 突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?
俺はマーレから故郷を救うためエルディアに力を貸した!!
引用:進撃の巨人 31巻
それはあんた達のためでもあった!!
そして力を貸した結果…
俺の故郷は踏み潰され
俺の家族は皆殺しだ!!
で!?
残ったのはできの悪い排斥主義者のクズ野郎どもか!?
ハハハハ!!
お前らに媚びてまで生きるほどの価値はない!!
突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?
どうしてあんた達が分からないんだ!!
パラディ島の実験を握ったイェーガー派に反発したことで、オニャンコポンは処刑されることになります。その際にイェーガー派や民衆に対して叫んだセリフ。
共にマーレの脅威に晒され協力できると思っていた相手が、一皮剥けばマーレと同じだったという悲劇、そして憎むべき敵と同じことをしていることに本人たちが気付いていない愚かしさを嘆いたオニャンコポンの名言です。
3位 この島に未来があると信じていたからやれたんだ…!
エルディア人の安楽死計画になんて協力したくない!!
引用:進撃の巨人 29巻
俺達はパラディ島を発展させて一緒にマーレを倒してほしかった!
そのためにすべてを捨てて島に来た
この島のみんなのために尽くしてきた
それは…この島に未来があると信じていたからやれたんだ…!!
子供は未来だ!!
安楽死計画が実現してしまったら!!
…俺達がやってきたことは何になるんだ!?
義勇兵のリーダーであるイェレナが安楽死計画のことを黙っていたため、オニャンコポンは不本意ながらアルミンたちを裏切る形となってしまいました。
そのことをコニーに詰め寄られた際の、オニャンコポンの弁明がこちら。
オニャンコポンはジークやイェレナと違い、「生まれてこないことが救済」とは考えていません。
あくまでパラディ島とWin-Winの関係を築き、”共生”の道を探ってきたのです。
オニャンコポンが島の未来に希望を持っていることが分かる名言です。
2位 「始祖ユミル」に力を与えた存在 すなわち神だ…
「始祖ユミル」に力を与えた存在
引用:進撃の巨人 26巻
すなわち神だ…
そう考える者もいる
考えるだけなら自由だろ
アルミンが「誰が僕らを創ったの?」と聞いた際のオニャンコポンの答え。
外の世界では始祖ユミルのことを「悪魔と契約したもの」と言い伝えられており、アルミンたち”ユミルの民”のことを”悪魔の末裔”と呼んでいました。
しかしオニャンコポンは始祖ユミルに力を与えた存在を”神”と呼び、ユミルの民も他の民族と同じく神によって生み出されたのだと言ったのです。
まさにすべての人種を平等に扱う名言と言えるでしょう。
ちなみに詳しくは後述しますが、オニャンコポンというのは西アフリカの一部に伝わる創造神の名前らしいです。
神の名前を持つオニャンコポンが、神について語っていると思うと面白いですね!
1位 俺達を創った奴はこう考えた 色んな奴がいた方が面白いってな
俺達を創った奴はこう考えた
引用:進撃の巨人 26巻
色んな奴がいた方が面白いってな
巨人になる人間「ユミルの民」も同じさ
俺達は皆
求められたから存在する
サシャから「オニャンコポンは何で肌が黒いのですか?」と聞かれた際のオニャンコポンの返答。
サシャの質問自体、非常にセンシティブなものですが、サシャの性格や今まで外の人間の存在を知らずにいた背景を考えると、悪意の無い質問であることが分かります。
気分を害してもおかしくない質問に、オニャンコポンはニヤリと笑って人種の違いを肯定してみせました。
まさに人種の違いを理由に戦争をしている現状を踏まえると非常に胸を打つ言葉で、ハンジやアルミンが最後まで対話による戦争の解決を諦めなかったのはオニャンコポンの存在が大きかったのかもしれません。
現実の世界でも人種差別は何度も問題になったことであり、それだけに世界中の読者の心を感動させた名言です。
オニャンコポンの名前の由来は?
オニャンコポンは日本人には聞きなれない名前ですが、西アフリカのガーナに住むアシャンティ人の言葉で”偉大なもの”の意味があり、すべての精霊を創造した”天空神”の名前だそうです。(Wikipedia調べ)
創造主の名前を持つオニャンコポンは、”進撃の巨人”の物語でもあらゆる人種に対して平等な視点を持っている男として描かれており、人種の違いを理由に戦争を続けている”進撃の巨人”の世界の良心と呼べる存在かもしれません。
「進撃の巨人」についてもっと知りたい方は「進撃の巨人 キャラクター名鑑 FINAL」がお勧めです。登場キャラクター300人以上のプロフィールが網羅されています。
↓「進撃の巨人」の名言をもっと見るならこちら
コメント