こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!
みなさんお洒落には気を使っていますか?
僕は恥ずかしながら「服は着られればそれで良い」というタイプでした。
でもふだん無頓着だと、いざ急にお洒落な場所に行くことになった時に、着ていく服が分からなくて困ったりするんですよね。
今回はそんな、服に無頓着な人にこそお勧めしたい漫画を紹介します。
↓そのマンガがこちら↓
「服を着るならこんなふうに」(縞野やえ)
主人公は仕事は出来るが服には無頓着なサラリーマンで、同窓会の打ち合わせで昔馴染みに会ったところ、みんながお洒落をしてきたことに驚愕。
自分の服装センスの無さを実感した主人公が、妹のアドバイスを聞きながらファッションを勉強していくというストーリー。
1巻を読むだけで、メンズファッションのいろはが理解できるようになります。
あらすじと感想を序盤のネタバレありで解説していきますので、全くネタバレしてほしくないという方は、下のリンクから飛んでください。
「服を着るならこんなふうに」あらすじ(序盤ネタバレ)
中小企業で営業をしている佐藤祐介は、職場ではその真面目な働きぶりからしっかり者として通っていました。
しかし家に帰ってスーツを脱ぐと一転、服はおざなりで、家事は妹に任せっきりのズボラ男になり果ててしまいます。
ある日、祐介が同窓会の打ち合わせに出かけようとしていると、妹の環に呼び止められました。
「え…?お兄ちゃん…その格好で行くの?」
「もっと他の服を選んだ方がいい」という環ですが、祐介はむしろウザったく感じ、そのまま出かけていきます。
(男友達と会うだけなのに、変に格好つけてく方が恥ずかしいっての!)
そう考えて待ち合わせ場所に向かった祐介ですが、やがてやって来た友達の姿に愕然とします。
同い年の筈の同級生たちが、みんな大人っぽい服を着ている事に気が付いたのです。
個人差はあれど、みんなそれなりに服に気を使っている事を知った祐介。
急に自分の恰好が恥ずかしくなってしまい、その後の打ち合わせでもずっと上の空でした。
家に帰った後、祐介は環にそのことを相談します。
自分のファッションセンスの無さを嘆く祐介に、環は「場に適した服を着れば良いじゃん」と言いますが、祐介は「それが分からないから苦労してるんだよ!!」と更に嘆くだけ…。
祐介が本気で悩んでいると知った環は「なら私がお兄ちゃんにコーディネートを教えてあげる」と提案しました。
翌日、環はさっそく服を買いに行こうと言いだしますが、祐介はなぜか乗り気ではありません。
洋服屋なんてお洒落な空間に自分が行くのは気が引ける…つまり「服を買いに行く服が無い」と言うのです。
そんな祐介に環は「大丈夫。今日行くのは全く気負わないショップだから」と笑いかけました。
そうしてやって来たのはユニクロ。
環いわく、ファッションというのは服の値段より全身のコーディネートが大事であり、ユニクロはベーシックなアイテムをお手頃価格で手に入るので、お洒落の基盤を作るのに最適な店だとのこと。
店に着くと、環は祐介にクイズを出します。
「さて、お兄ちゃんがまず買うべきアイテムは何でしょう?」
環の質問に、祐介はTシャツやYシャツを挙げますが、どちらもハズレ。
環が祐介に勧めたのは、スキニーフィットテーパードジーンズというジーンズでした。
なんでも全身の印象のベースはボトムにかかっており、スッとしたスキニージーンズを履くだけで全身がスッキリした印象になると言うのです。
言われるままに試着してみると、ズボンをはき替えただけなのに一気にサマになったように感じられました。
祐介は自分でもそのジーンズが気に入り、購入する事に決めます。
そして後日。
再び同窓会の打ち合わせで集まっていると、ふと友人の一人が言いました。
「祐介、今日はなんだか雰囲気が違うな」
そういわれた祐介は、また不相応な姿で来てしまったのかとドキッとします。
しかし友人は少し考えた後、「ああ、ボトムが違うんだ」と納得し「良いジーンズだなそれ」と言いました。
自分のファッションを褒められたのだと理解した祐介は、今すぐ飛び上がりたいほど喜びます。
そして、いつの間にか服を着る事が楽しいと感じ始めている事に気が付くのでした。
「服を着るならこんなふうに」主な登場人物
佐藤 祐介(さとう ゆうすけ)
仕事は真面目だが私生活はズボラなサラリーマン。
両親が田舎に引っ込んでしまったため、妹の環と二人暮らしをしています。
「男がファッションを気にするのは恥ずかしい」という思い込みがあり、服選びには無頓着でした。
しかし同年代の男友達がきちんと服のセンスを磨いている事を知り、自身の服装について気にするようになります。
同じように服に無頓着な男性にとっては、共感できるところの多い主人公でしょう。
佐藤 環(さとう たまき)
祐介の妹で大学生。
ファッションが趣味で、無頓着だった祐介にコーディネートについて教えていきます。
服選びは好きですが、「ファッションは生活に無理ない範囲で楽しむもの」という認識があり、祐介に勧めるものもユニクロなどで買えるお手軽価格のものが多いです。
「服を着るならこんなふうに」感想
読むだけでメンズファッションのいろはを知ることが出来る、非常に為になる漫画です。
主人公が最初はファッション知識ゼロなので、同じように知識の無い人でも主人公と一緒にイチからファッションを学んで行くことが出来ます。
1巻を読むだけで「無難な服装」というものが理解できますし、万人に似合うようなお洒落アイテムを具体的な商品名を挙げて紹介してくれるので、漫画に出てきたアイテムをそのまま身に付けるだけでそこそこサマになる恰好が出来てしまいます。
冒頭でも述べましたが、僕自身が元々服には無頓着で「服は着られればそれで良い」というタイプでした。
というより「ファッションをどう勉強していいのかわからない」というのが本音だったかもしれません。
そんな時にこの「服を着るならこんなふうに」を知り、書いてあることを実践してみたところ、会う友達みんなから「お洒落になった!」と言われるようになりました。
そう、まさに祐介と同じ経験をすることになったのです!
…それまでどんなダサい格好してたんだよって話ですが…笑
僕と同じように「お洒落どころか”無難な服装”すらもわからない」という人は、ぜひ!1巻だけでも読んでみてください!
↓「服を着るならこんなふうに」読むならこちら↓
↓縞野やえ先生の他作品はこちら↓
↓次のおすすめ漫画を見る
コメント