作者のお気に入り!?ライナー名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

ライナー名言名言集(進撃の巨人)
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こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!

進撃の巨人は非日常的な戦いの世界を描いているように見えて、実のところ現実の歴史をモデルにしているかのようなリアルな世界観をしており、教訓や名言に溢れています。

中でもライナー・ブラウンは物語が終盤に入ると一気に心理描写が増える人物です。

終盤では主人公であるエレンの心理描写が減ることもあり、ライナーこそが進撃の巨人の裏主人公と呼ぶ人もいます。

苦悩するライナーに、さらなる困難をこれでもかと与えるようなストーリー展開が続くので、逆に「作者のお気に入りキャラなのでは?」とすら言われているほどです。

今回は残酷な世界を生き抜いたライナーの苦悩が伝わる名言をランキング形式で紹介していきます!

ストーリーのネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ!

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作者のお気に入り!?ライナー名言ランキングベスト10【進撃の巨人】

10位 俺達は兵士だろ?いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある

作者のお気に入り!?ライナー名言「俺達は兵士だろ?いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある」

お前の言いたいことはわかった
でもな…
それじゃあやっぱり無責任だと思うぞ
俺達は兵士だろ?
いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある
守る対象が脅威に晒された時
その間に入って
盾にならなければならない
相手が何であろうと だ
俺達は大砲でも格闘術でも使いこなして力をつけなきゃならん…
それが…
力を持つ兵士としての責任だと思う
…俺は…

出典:進撃の巨人 4巻

訓練兵時代、「格闘術の訓練なんて意味がない」というエレンに、ライナーが兵士としての心構えを説いたセリフ

自分の身を守るだけなら、不利な相手との戦いを避けるのも良いでしょう。しかし兵士の役目は”自分以外の誰かを守る”こと、護衛対象を置いて逃げるわけにはいきません

そんな時に盾の役割を果たせるように、格闘術の訓練は必要なのだとライナーは言いました。

ライナーの正体が”マーレの盾”と呼ばれる巨人だったことを踏まえると、自らの生き様を語った発言だったと分かります。

9位 ただ…やるべきことをやる ただ進み続ける それしかねぇだろ

作者のお気に入り!?ライナー名言「ただ…やるべきことをやる ただ進み続ける それしかねぇだろ」

ただ…
やるべきことをやる
ただ進み続ける
それしかねぇだろ
巨人を一匹残らず駆逐するんだろ?
お前ならやれる

出典:進撃の巨人 24巻

訓練兵団時代に、訓練が上手くいかないエレンから「どうしたらお前みたいになれる」と聞かれた時のライナーの返事

何が正しいのかわからなくても、立ち止まっていては進めない…悩むよりも目の前のやるべき事をやるだけだとエレンを励ましました。

実はエレンの敵であったライナーが二枚舌を使っているシーンですが、ライナーが自分自身に言い聞かせているともとれる名言です。

8位 そうだ…父なんかいなくても俺は「鎧の巨人」を託された選ばれた戦士

作者のお気に入り!?ライナー名言「そうだ…父なんかいなくても俺は「鎧の巨人」を託された選ばれた戦士」

そうだ…父なんかいなくても
俺は「鎧の巨人」を託された
選ばれた戦士
島の悪魔から皆を救い
世界の英雄になるんだ

出典:進撃の巨人 24巻

ライナーがマーレから始祖奪還作戦を任され、パラディ島に向かう際の独白

ライナーは母親から「マーレの戦士になれば父親と一緒に暮らせる」と言われて育ちましたが、旅立ちの直前にその父親に会い拒絶されてしまいます。

信じていた夢が母親の一人よがりなものだったことを知ってしまったライナーですが、それでも自分が「選ばれた戦士」であることには変わりないと自分を納得させるのでした。

しかしその誇りも、この後のマルセルの言葉により揺らいでしまい、ライナーの苦悩の日々が始まることになります

7位 まだ終わりたくない…まだ何もわかってないんだ

作者のお気に入り!?ライナー名言「まだ終わりたくない…まだ何もわかってないんだ」

俺は戦士になりたかった…
母の願いを叶え
父と3人で幸せに暮らせると思ったから
でも…
そんなことを望む父は
どこにもいなかった
母は叶わないと分かっている夢を
…見続けていた
俺は選ばれるはずのない戦士で
今日死ぬはずだった…
何で謝った…
何で俺なんかを助けた…
嫌だ――
まだ終わりたくない…
まだ何もわかってないんだ

出典:進撃の巨人 24巻

ライナーが壁を破壊した時の心中のセリフ

ライナーは英雄になって家族と共に暮らす幸せな生活を夢見ていました。

しかし皮肉なことに、その英雄になるための任務の初日に、ライナーを支えていたものが全て崩れ去ってしまいます

突然生きる目標を失ってしまい、しかも結果的にマルセルの命まで背負うことになったライナー。

「人生に意味を見つけられないまま死にたくない」というライナーの切実な思いがこもった名言です。

6位 エレンは…俺達に止めてほしいんじゃないのか?

作者のお気に入り!?ライナー名言「エレンは…俺達に止めてほしいんじゃないのか?」

レベリオ襲撃の夜に…
エレンに同じことを言われた
俺は…
エレンの考えていることが少しわかる気がする…
エレンは…
俺達に止めてほしいんじゃないのか?
イヤ…
そう思うってだけなんだが…
あいつだって……
辛いはずなんだ…
人類虐殺なんてとても…
耐えられることじゃない…
俺だったら…
もう…
始祖の力を誰かに任せてしまいたい
それができなければ…
終わりにしてほしい…
誰かに…

出典:進撃の巨人 33巻

エレンの地鳴らしを止めるために乗り込んだ飛行艇の中で、前の戦いで仲間を殺したジャンやコニーに「俺達は同じだ」と言われたライナーの返事です。

仲間たちの呼びかけも聞かずに壁外人類の虐殺を強行したエレン。その心情を、かつて同じように壁内人類を虐殺したライナーが予想しました。

「誰かに終わりにしてほしい」

それはライナー自身がずっと思っていたことです。

結果的にこのライナーの言葉はかなり的を得ていたと言えます。

5位 まぁ…せめて残りの人類を救おうぜ…

作者のお気に入り!?ライナー名言「まぁ…せめて残りの人類を救おうぜ…」

もう…贖うことも出来ない罪だ…
残りの人類を救ったって…
一生自分を許すことはないだろう
だから…
まぁ…せめて
残りの人類を救おうぜ…

出典:進撃の巨人 33巻

地鳴らしを止めるために仲間を殺したコニーは、かつてライナーたちが世界を救うために壁を破壊したことを思い出し「辛かったよな…」と語りかけます。それに対するライナーの返答がこちら。

壁を破壊したことを「贖うことも出来ない罪」と呼びながらも、それでも自分にできる限りの罪滅ぼしをしようという、ライナーの罪悪感の深さと心の強さを感じさせる名言です。

4位 こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに…

作者のお気に入り!?ライナー名言「こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに…」

そうか…
その通りだよな…
…何を…考えているんだオレは…
本当におかしくなっちまったのか?
きっと…
ここに長く居すぎてしまったんだな
バカな奴らに囲まれて…
3年も暮らしていたせいだ
俺達はガキで…
何一つ知らなかったんだよ
こんな奴らがいるなんて知らずにいれば……
俺は…
こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに…

出典:進撃の巨人 10巻

ウトガルド城跡から帰還したとき、ライナーは唐突に”鎧の巨人”であることをカミングアウトし、エレンに「一緒に来てほしい」と言い出します。

しかしエレンは最初それを信じず「もしお前が鎧の巨人なら何で俺にそれを言うんだ?」と聞き返しました。その言葉を聞いた時のライナーの独白がこのセリフ。

この時点では意味の分からないセリフですが、ライナーの背景を知った上で聞くとその意味が分かります。

壁の中の悪魔を殺して英雄になるはずが、ただ人を殺していただけだった…その残酷な現実に気が付いてしまったライナーの深い苦悩を伺わせる名言です。

3位 戦士として最後まで責任を果たすことだ

作者のお気に入り!?ライナー名言「戦士として最後まで責任を果たすことだ」

もう俺には…
何が正しい事なのかわからん…
ただ…俺がすべきことは
自分のした行いや選択した結果に対し
戦士として
最後まで責任を果たすことだ

出典:進撃の巨人 10巻

ライナーが鎧の巨人としての正体を現し、エレンを攫う前に言ったセリフ

元々ライナーは、壁の中の住人を攻撃することを”正しい事”だと信じて壁を破壊しました。

しかし壁の中で過ごすうちに、自分のしていることが自国の利益のための侵略行為であることを理解してしまいます。

もはや自分の正しさを主張できなくなったライナーですが、それでも「今まで払った犠牲を無駄にするわけにはいかない」と、戦士として戦い続けることを誓った名言です。

2位 時代や環境のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ

作者のお気に入り!?ライナー名言「時代や環境のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ」

違う!!
違うんだエレン…!!
俺は…あの日…
あの日…マルセルが食われて…
アニと…ベルトルトは作戦を中止して引き返そうとしたのに…
俺は…
2人を無理矢理説得して…
作戦を続行させたんだ…
それは…保身もあるが
俺は…
俺は英雄になりたかった…!!
お前らに兄貴面して気取っていたのもそうだ
誰かに尊敬されたかったから…
あれは…
時代や環境のせいじゃなくて…
俺が悪いんだよ
お前の母親が巨人に食われたのは俺のせいだ!!
もう…嫌なんだ自分が…
俺を…殺してくれ…
もう…消えたい…

出典:進撃の巨人 25巻

ウィリー・タイバーの演説の日、ライナーは唐突にエレンと再会します。てっきり「エレンが自分を殺しに来た」と思ったライナーですが、意外にもエレンは「お前の気持ちがわかる」とライナーに歩み寄るようなことを言います

思いがけず優しい言葉を掛けられ、耐えられなくなったライナーが叫んだのがこちらのセリフ

ライナーはずっと、壁を破壊した罪悪感に苦しんでいました。しかもライナーは(洗脳状態にあったとはいえ)誰かに強制されたわけではなく、自分の意思でアニやベルトルトを巻き込んで作戦を強行したのです。

その結果、故郷に帰れたのは自分1人だけだったのですから、罪の意識は計り知れません。

その罪悪感を誰にも明かせずにいたライナーが、ついにその感情を爆発させ、弱音を吐いたシーンです

1位 どうしてお前らは…俺を…死なせてくれないんだ…

作者のお気に入り!?ライナー名言「どうしてお前らは…俺を…死なせてくれないんだ…」

うる…さい
静かに……してくれ…
頼む……静かに…
…どうして
お前らは…
俺を…
死なせてくれないんだ…

出典:進撃の巨人 26巻

調査兵団のレベリオ襲撃の際、ライナーはエレンの不意打ちを受けて行動不能に陥ってしまいました。

生きる気力を失っていたライナーはそのまま息絶えようとしていましたが、その時に助けを呼ぶガビとファルコの声が聞こえてきます。

ライナーは以前も自殺しようとしましたが、その時に思いとどまったのもファルコ達の存在を思い出したからでした。

自分を慕う子供たちを見捨てるわけにはいかないという想いがライナーを生かしているのです。

文字ズラだけ見ると2人に文句を言っているようですが、ライナーの責任感と二人への愛情を感じされる名言といえます。

名言から見えるライナーの苦悩

以上、ライナーの苦悩が伝わる名言ランキングベスト10如何でしたでしょうか。

ライナーはマーレからエレン達の居るパラディ島に送り込まれたスパイでした。マーレの教育により、パラディ島の人々を”悪魔”と思い込み、全滅されることで英雄になれると考えていたのです。

しかしエレン達と出会い苦楽を共にすることで、パラディ島に暮らす人々が普通の人間であることを知ってしまいました。

悪魔を殺したはずが、普通の人間を大勢殺してきただけだったということに気付いてしまったライナーは、その罪悪感に耐え切れず、自分の中に島を攻める”戦士”島を守る”兵士”の二つの人格を作り出してしまったのです。

現実の戦争においても、兵士たちに「敵兵は人間じゃない、悪魔だ」と言い聞かせることはよくあることだと聞きます。「敵も同じ人間だ」なんて考えてしまうと、罪悪感で戦えなくなってしまうからです。

そういう意味では、ライナーの苦悩は決して非現実的なものではなく、むしろ戦争に駆り出された人間の苦悩をリアルに体現しているキャラクターと言えるでしょう。

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