こんにちは!
進撃の巨人大好きサラリーマンのヘーボンです!
皆さん進撃の巨人において「射撃の名手」と言えば誰のことだと思いますか?
おそらく多くの人がサシャ・ブラウスの事を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かにサシャは元狩人というだけあって弓の扱いに慣れており、作中の戦闘においても弓や銃を使った活躍が何度も描かれてきました。
しかしそのサシャを超える神懸かり的な腕前の人物がいることをご存じでしょうか?
それは奇しくもサシャを撃ち殺した人物、ガビ・ブラウンです。
元々優秀な戦士候補生として登場したガビですが、特に「狙撃が得意」というセリフはありません。
しかし作中においてガビが銃を撃つシーンが何度か描かれており、その命中率はなんと100%!!しかもその大半が常人にはまず不可能なレベルのものばかりなのです。
今回はそんなガビの神懸かり的な狙撃シーンを紹介していきます。
進撃の巨人のネタバレを含みますので、気にする方はここで記事を閉じるか他の記事へどうぞ!
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【進撃の巨人】ガビは狙撃の天才!?神懸かり的な狙撃シーン7選
ガビの狙撃シーン① スラバ要塞で装甲列車に手榴弾を投げ込む
厳密に言えば狙撃シーンではありませんが、ガビの”狙い”の良さを示すシーンなので紹介します。
スラバ要塞での戦いで、マーレは中東連合の所有する対巨人砲を恐れて攻めあぐねていました。
マーレは対戦車砲を積んだ装甲列車に対し、エルディア人の戦士800人に特攻させようとしますが、そんな中ガビは「自分1人で装甲列車を無力化できる」と豪語します。
マガト隊長から許可を得たガビは、無力な一般人の振りをして装甲列車に近づき、その線路上に手榴弾を投げ込むことで見事に装甲列車を破壊してみせました。
敵兵の前に無防備な姿をさらす胆力もさることながら、地面に伏せた不安定な姿勢で狙いを定め、正確に線路上に手榴弾を投げ込む技術は目を見張るものがあります。
ガビのこの活躍により、マーレは戦場に巨人を呼ぶことが出来るようになり、戦況は一気にマーレに傾きました。
ガビの狙撃シーン② 立体起動中のロボフを撃ち落とす
レベリオ襲撃から引き上げていく調査兵団を追撃しようとしたガビは、調査兵団の殿を務めていたロボフを撃ち殺します。
ロボフはガビが子どもであることに躊躇し、その隙を突かれてしまったわけですが、注目すべきはガビの狙撃の腕前です。
並の兵士であれば、止まっている相手を狙撃するだけでも難しいはずです。しかしガビは立体起動で飛び回っているロボフの頭を正確に撃ち抜きました。
立体起動のことはライナーやジークから聞いていた可能性もありますが、ガビが実際に目にしたのは初めてだったはずです。
ワイヤーで不規則に飛び回る相手の動きを予測し、正確に急所を撃ち抜くなど人間技ではありません。
さらに言うなら、この時ガビは立ち止まることなく、むしろ前に滑り込みながら撃っているのです。そんな不自然な体勢で一瞬で狙いを定めるなど、歴戦の戦士であっても出来ることではないでしょう。
個人的にはこれがガビの一番の神懸かり的な狙撃シーンだと考えています。
ガビの狙撃シーン③ 飛行船に乗り込みサシャを撃ち殺す
ロボフの立体起動装置を奪い調査兵団の飛行船に乗り込んだガビは、そのままサシャを撃ち殺しました。
ガビが読者から嫌われている一番の理由とも言えるシーンですが、その狙撃技術に注目してみるとやはり舌を巻くものがあります。
まずガビは飛行船にしがみつき、ローリングしながら中に入ります。
普通ならば多少なりとも目を回し、狙いを定めるのに時間がかかりそうなものですが、ガビは歴戦の調査兵がガビの存在を認識する前に素早く構え、発砲してみせました。
さらに当たったのはサシャの心臓。
急所を確実に捉えたのです。
一見大勢いる調査兵に対して無差別に打ったようにも見えますが、ガビは後にニコロに対し「大事な人たちをサシャに殺されたから報復した」と言っているので、しっかりとサシャを認識した上で狙っていたことが分かります。
ほんの一瞬の間でサシャを認識し、正確に心臓を撃ち抜く技量はやはり神懸かり的と言えるでしょう。
ちなみに冒頭でガビの狙撃は命中率100%と述べましたが、正確に言うとこの後ジャンに対しても発砲し、外しています。
しかしそれはファルコがガビを守るために突き飛ばしたからであり、ガビの狙撃の腕前を考察する要素にはならないと判断し、今回は除外しました。
ガビの狙撃シーン④ 走っているエレンの首を撃ち抜く
マーレがシガンシナに奇襲を仕掛けてきた際、ジークと接触しようとして走るエレンの首をガビが撃ち落としました。
走っている相手の首を撃ち抜くだけでも充分凄いのですが、今回注目したいのはガビが”対巨人ライフル”を使っている事です。
この対巨人ライフルは元々コルトが持っていた物なのですが、それを見たガビはコルトに「何この鉄パイプ」と聞いています。
何が言いたいかというと、ガビはこれまで対巨人ライフルを使ったことが無かったということです!
結果としてガビは対巨人ライフルの反動で後ろに吹き飛ぶことになりますが、初めて扱う銃火器で的確にエレンの首を打ち落とすというのは天才的としか言いようがありません。
ガビの狙撃シーン⑤ ナイル巨人を倒し、カヤを助ける
カヤが巨人化したナイルに襲われた際、間一髪のところでガビが駆け付け、対巨人ライフルでナイル巨人を倒しました。
エレンの首に比べれば的は大きいですが、的確に口の中を狙撃し、巨人の弱点であるうなじにダメージを与えているのは流石の一言。
さらにまだ息があると悟ったガビはナイル巨人に飛び掛かり、口の中に直接銃口を入れて狙撃することで止めを刺しました。
対巨人ライフルの反動にも一切怯まず引き金を引く事と言い、子供とは思えない胆力の持ち主です。
ガビの狙撃シーン⑥ 立体起動中のフロックを狙撃する
エレンの地鳴らしを止めるべく調査兵団はマーレの戦士と手を組みますが、港がイェーガー派に占拠され、船や飛行艇を手に入れるためにイェーガー派と戦うことになります。
その際に船に雷槍を打ち込もうとしたフロックをガビが狙撃し、船を守り切りました。
ロボフを撃ち落とした際にも言いましたが、立体起動中の人間を撃ち落とすというのは並大抵の腕前ではありません。
しかもフロックの撃った雷槍が船から逸れたという事は、ガビはフロックとの早撃ちに勝ったということでもあります。
船という大きな的を狙っていたフロックよりも先に狙いを定めて狙撃するとは、まさに目にも止まらぬ早業です。
少し話は逸れますが、ここまで確実に敵の急所を撃ち抜いてきたガビが今回はフロックの腕を撃っています。
もちろん狙いが逸れただけの可能性もありますが、「敵とはいえできれば殺したくない」というガビの心境の変化を表しているのかもしれません。
ガビの狙撃シーン⑦ ファルコの上からオカピ巨人を狙撃する
エレンの地鳴らしを止めるための戦いで、アルミンを連れ去ったオカピの様な巨人をガビが狙撃しました。
リヴァイのサポートが有ったとはいえ、空を飛ぶファルコの上から素早いオカピ巨人の目を撃ち抜くのは容易なことではありません。
これにより知性巨人にダメージを負わせ、ミカサがアルミンを取り戻す切っ掛けを作ったのですから、ガビの大手柄と言っていいでしょう。
ガビは進撃の巨人で一番の狙撃手!?
以上、ガビの神懸かり的な狙撃シーン7選如何でしたでしょうか。
一度だけならまぐれ当たりの可能性もありますが、ファルコに邪魔された一発を除けばまさに百発百中!しかもその大半が常人には不可能な高難易度の狙撃だというのですから驚きです。
進撃の巨人で他に狙撃の上手いキャラと言えば、冒頭で述べたサシャや、ジークのうなじを撃ち抜いたマガト元帥などが思い当たりますが、やはりガビの腕前が頭一つ抜けているように思います。
登場時の過激な思想や、その後の精神的な成長ばかりが目立つガビですが、もともと次の”鎧の巨人”の継承者間違いなしと言われていたように、戦士としての素質は超一流だったようです。
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