こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです。
北斗の拳。
ずいぶん昔に完結した作品にも拘わらず、未だに様々な形でメディアミックスされたり外伝作品が作られたりしている人気作です。
今回はそんな北斗の拳のスピンオフ作品の一つを紹介します。
「北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説」(原作:錦ソクラ 作画:なっとうごはん)
主役は北斗の拳の”自称天才”アミバ!
ケンシロウに敗れて死んだはずのアミバですが、気が付けば異世界に転生していました。
どんな拳法も誰よりも早く習得できる天才が、剣と魔法の世界で新たな境地を目指し始めます。
序盤のネタバレありであらすじと感想を解説していきますので、全くネタバレしたくないよという方は、下のリンクから飛んでください。
「北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説」あらすじ(序盤ネタバレあり)
天才拳士アミバ。
あらゆる拳法を誰よりも習得できるはずの彼ですが、北斗神拳伝承者のケンシロウには敵わず、敗れてしまいました。
まさに無残な死を遂げたと思われたその瞬間、アミバはなぜか見知らぬ土地で目を覚まします。
どうやら助かったらしいと安心したのも束の間。
周囲を見渡せば世紀末の世界ではありえない自然が広がり、見たこともない生物がそこらを闊歩しています。
「ま…まさかここは地球ではないのか…?」
信じられない事ですが、そこは(自称)天才のアミバです。
自分が異世界転生したという事を瞬時に理解します。
「おれは天才だ!元の世界に戻る方法はじきに見つかるだろう!それまでにこの世界の技を片っ端から会得すれば、ケンシロウを超えられる!!」
そう考えたアミバは、この世界について知るために情報収集を始めるのでした。
アミバが森を歩いていると、一人の子供がブツブツと何やら呟いている姿を見かけます。
すると驚いたことに、何もないところから炎が生まれたではありませんか!
そう、どうやらこの世界には”魔法”が存在するらしいのです。
「これだ!この魔法を習得すれば、オレはケンシロウにも勝てる!!」
そう考えたアミバは、早速その子供に魔法を教えるように詰め寄ります。
その子どもは突然現れたアミバに驚き、こう答えました。
「あぁん?誰だよおっさん!!失礼な奴だな!」
(あ…あれ?なんだかイメージと違うな…?)
可愛らしい子供の口から出たドスの効いた声に、アミバは面食らってしまいます。
「魔法を教えてほしいだぁ?ナメてんじゃねーぞ!本気で教えてほしいならあたしを師匠と呼べ!!わかったかウジ虫!!」
こうしてアミバは魔法を習得するため、魔法使いリリンの弟子となるのでした。
「北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説」主な登場人物
アミバ
世紀末世界でケンシロウに倒された自称天才拳士。
「異世界の技を身に付ければ、ケンシロウたちを超えられる」と考え、魔法などの異世界の技を習得を目指していきます。
原作と同じく自己評価の高い自惚れやですが、転生前に手下に見限られたことを一応気にしているらしく、今世では人望を集めたいと考えている模様。
転生前はケンシロウやトキと言った本物の天才に及ばなかったアミバですが、異世界では秘孔の知識や多彩な拳法によって、周囲から一目置かれていきます。
リリン
アミバが出会った魔法使いの少女。
本人曰く「国一番の大魔導士に認められた」そうですが、実際には弟子見習いとのこと。
とはいえ強力な火炎魔法を使える上、回復魔法まで習得しているので収集な魔法使いであることは間違いないようです。
見た目は原作のリンに瓜二つですが、非常に気が強く、怒ると暴言や毒舌が飛び出します。
パット
アミバが酒場で出会った少年で、自称腕利きの盗賊。
調子の良い性格で、アミバが凄腕の戦士と聞いてパーティーを組もうと近づいてきます。
見た目は原作のバットと瓜二つ。
魔物たち
かつてこの異世界を支配していたという魔王の配下だった怪物たち。
魔王は勇者によって倒されましたが、その後も魔物たちは残り、時折人間の村を襲いに来るようです。
世紀末によく見かけるルックスをしていますが、人間ではありません。
「北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説」感想
自称天才のアミバと何処かで見た面々が織りなす異世界冒険譚。
シリアスな原作とは打って変わって完全なコメディー漫画ですが、主人公のアミバが元々ぶっ飛んだ性格なので全く違和感がありません。
それどころか、突然の異世界転生にも「天才だから」で納得してしまうし、自信満々で敵に向かって行きながら秘孔が効かなくて慌てたりと、非常に”アミバらしい”ギャグ展開に笑ってしまいます。
登場人物も原作キャラを元にした人物ばかりで、原作のオマージュネタがてんこ盛りの名スピンオフです。
北斗の拳が好きな人には、ぜひ一度読んでいただきたい漫画です。
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