【序盤ネタバレレビュー】「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」あらすじ&感想

かつて魔法少女と悪は敵対していた。漫画
出典:版元ドットコム
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こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!

敵対する組織に所属する二人が恋に落ちてしまう物語ってありますよね。

一番代表的なものはやはりシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」でしょうか。

あれは悲恋ですが、似たような設定でちょっと笑えるラブコメ漫画も存在します。

今回紹介するのはそんな本来敵対するはずの2人の恋愛模様を面白おかしく描いた作品です。

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「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」(藤原ここあ)

このタイトル「敵対してい」と過去形になっているのがミソです!

冷酷非道で知られる悪の参謀が、倒すべきはずの魔法少女に一目惚れしてしまうというストーリー。

参謀は悪の組織に対して魔法少女と戦っているフリをしますが、実際には魔法少女に会いたいだけ!

クールなはずの参謀が魔法少女の可愛らしさに悶える姿や、魔法少女のあまりの薄幸ぶりが笑えます。

薄幸魔法少女とクーデレ参謀のラブコメディー。

序盤ネタバレありであらすじ&感想を紹介していきますので、全くネタバレしたくないという人は、下のリンクから飛んでください。

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「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あらすじ(序盤ネタバレあり)

悪の組織の参謀ミラは残忍・狡猾・冷酷無比などと呼ばれ、今まで多くのものを滅ぼしてきました。

まさしく悪の権化といえるミラは、今度は地上侵略の任務を受け地上に攻め込みます。

しかしそんなミラ前に、悪の組織の侵攻を阻もうと一人の魔法少女が立ちはだかりました

その魔法少女 白夜を見た瞬間、ミラは身体に電流が走ったような衝撃を受けます。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あらすじ(序盤ネタバレあり)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

倒すべき魔法少女に一目惚れしてしまったミラ。

悪のエリートとして敵を倒さなければいけない…しかし白夜とは戦いたくない…

葛藤したミラは今日も答えを出せないまま、シフォンケーキをお土産に戦いに赴きます

「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あらすじ(序盤ネタバレあり)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

もはや戦いを口実に白夜とのデートを楽しんでいる状況のミラですが、白夜も白夜で疑いもせずにお土産のケーキを口にするので、ミラは「敵の用意したものなのに警戒しないのか」と聞いてみます。

すると白夜の答えは「もう一週間水しか口にしてないので、そろそろ何か食べないとどちらにせよ死んでしまいます」というものでした。

実は白夜には身寄りが無く、アルバイト孤児院の手伝い魔法少女をかけもちして辛うじて生活しているのだとか。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あらすじ(序盤ネタバレあり)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

「君は魔法少女を辞めるべきだ・・・」

白夜から過酷な労働環境を聞いたミラは、白夜にそう勧めます。

「…やめません。誰かがやらなきゃいけないことだし…それにおかげで参謀さんに会えたから…

「貴様っ!!何が目的だ!?このブラックカードか!良いだろう好きなものを買うがいい!!」

「落ち着いて、参謀さん」

白夜に嬉しいことを言われたミラはその可愛らしさに悶えますが、すぐに冷静さを取り戻し、繰り返し魔法少女を辞めることを勧めます。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた」あらすじ(序盤ネタバレあり)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

このままではいずれ殺し合うことになる…そう言い残して立ち去るミラ。

その頭では既に次のお土産を考えているのでした。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」主な登場人物

ミラ

ミラ
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

冷酷無比で知られる悪の組織の参謀。

敵であるはずの白夜に一目惚れしてしまい、普段はクールを装っていますがその内心は常に白夜の可愛らしさに悶えています

悪の組織には順調に戦いを続けていると報告していますが、実際には白夜と仲良くなることしか考えていません。

深森 白夜(みもり びゃくや)

深森 白夜(みもり びゃくや)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

地上を守る魔法少女。
アルバイトと孤児院の手伝いもかけもちしている苦労人です。

身寄りが無く、日々の生活の為に忙しく働いていますが、その利益の多くをピンハネされています。
その薄幸ぶりがミラの同情を誘うこともしばしば。

過酷な身の上故か表情の変化が乏しく、不幸な目に合っても抵抗せずすぐに諦めてしまう危なっかしい性格です。

御使い(みつかい)

御使い(みつかい)
出典:かつて魔法少女と悪は敵対していた 第1巻

白夜を魔法少女にした天使。

白夜の育った孤児院が地上げ屋に取られそうになった時、金を出すことを条件に魔法少女になる事を要求します。

魔法少女以外にも白夜にいくつも仕事を回していますがその多くをピンハネしており、白夜の不幸の元凶と言っても差し支えありません

白夜を選んだのは「顔が良かったから」らしく、魔法少女としての役割を果たしたら手を出そうと考えているクズ。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」感想

薄幸の魔法少女が健気で可愛く、その可愛らしさに悶える参謀の姿が面白い!

ミラは表面上は悪としての威厳を保とうとしながらも、やっていることは白夜を気遣う事ばかりと、完全にツンデレ状態

白夜の薄幸ぶり御使いのゲスっぷりがコミカルに描かれていて、3人のやりとりがいちいち笑えます!

特に御使いはクズ過ぎてどっちが悪だかわかりゃしません…。笑

まとめると

・魔法少女に一目惚れした悪の参謀のお話
・冷酷なはずの参謀が魔法少女の可愛らしさに悶えている様が面白い!
・魔法少女は薄幸
・御使いはクズ

実は作者さんは既に亡くなっていて、残念ながら本作は3巻で絶筆となりました。

しかしキャラクターが本当に魅力的な作品なので、是非とも読んでみてください。

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