こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
みなさんSNSを使った事ありますか?
ネット社会である現代において、大半の人は何らかのSNSに日常的に触れているのではないでしょうか。
今回はそんな身近な存在であるSNSを題材とした作品を紹介します。
↓その漫画がこちら↓
「最強伝説 仲根」(福本伸行・横井憲治・上原求・新井和也)
この漫画で登場するSNSはインスタです!
何年か前に「インスタ映え」という単語が流行語大賞に選ばれましたし、読者さんの中にも実際に使っているという人も多いんじゃないでしょうか?
インスタに夢中になった主人公が、どうしたらいいねが付くのか悩む姿を面白おかしく描いた物語です。
普段SNSを使っている人ならば、大なり小なり似たような悩みを抱えてらっしゃるのではないでしょうか。笑
「最強伝説黒沢」という漫画のスピンオフという位置付けですが、本編を知らなくても問題なく読めますよ。
序盤のネタバレありであらすじ&感想を解説していきますので、全くネタバレしたくないという人は、下のリンクから飛んでください。
「最強伝説 仲根」あらすじ(序盤ネタバレあり)
中学生時代、仲根秀平は不良グループのリーダーを務め、喧嘩上等、頭脳明晰、加えて家はお金持ちで女にモテるというスーパー中学生でした。
そんな仲根ですから、中学生の自分に少し脅されただけで怯んでしまう大人たちに失望し、「自分はこんな大人にはなりたくない。何も恐れず強く生きてやる」と考えていました。
そして時は流れ、24歳になった仲根は銀行員に。
要領の良い仲根は若くして活躍していきますが、どこか心の中に不満を感じています。
不満を隠し、愛想笑いを浮かべながら社交辞令を口にする。
「これで良いのか?これが大人になるってことなのか!?」
悶々とした日々を送る仲根ですが、ある日友達たちが開いてくれた誕生会で、友達からインスタに上げた仲根の顔写真を見せられます。
そこについた大量のいいね!。
「俺の何がそんなに『いいね!』だって言うんだ…?」
訳が分からない仲根ですが、不思議とさっきまで感じていたモヤモヤは消えていました。
取り繕った社交辞令の言葉ではなく、スマホに移ったいいね!の数字に、仲根は認められたような気がしたのです。
ーそのままで「いいね!」そのままが「いいね!」ー
それ以来、仲根はすっかりインスタにハマり、新しい生き甲斐となりました!
しかしそれも束の間、すぐに新しい悩みを抱えることになってしまいます。
「いいね!」が…付かない…!
色々な投稿をしても、有名人のマネをしてみても、一向にいいね!が増えない…!
仕事も友人関係も、要領よくこなしてきた仲根ですが、インスタだけは上手く出来ない!!
「いいね!」欲しさに悩みに悩みぬく、仲根秀平の物語です。
「最強伝説 仲根」主な登場人物
仲根 秀平(なかね しゅうへい)
元不良グループのリーダーで、現在は優秀な銀行員。
理想と現実のギャップに苦しんでいましたが、インスタにいいねが付いたことで今の自分が認められたと感じ、インスタにハマります。
現在は「いいね!」を増やす方法を模索していて、上司にインスタを否定されたり、ベテランユーザーはインスタの為に食べもしないスイーツを買っているという話を聞いて衝撃を受けたりしながら、自分なりのインスタとの向き合い方を探していきます。
孝志(たかし)
仲根を慕う会社の後輩。
どんくさくて仕事はあまり出来ませんが、実はフォロワー500人以上のインスタユーザーです。
インスタで目立つためなら写真を撮り終わったスイーツを捨てることも当たり前という徹底ぶり。
…でも先輩に奢ってもらう時にやるのはどうかと思う…。
足立 茂雄(あだち しげお)
仲根や孝志の上司。
部下の手柄は自分のもの、自分の失敗は部下のせいという尊敬できない大人No.1の男です。
酔った拍子に「インスタなんてみっともない」と言い放ち、仲根と12億人のインスタユーザーに喧嘩を売りました。
後半ちょっと良い人ズラしますが、僕は許しません。
「最強伝説 仲根」感想
「いいね!」が欲しい。
SNSやってる人なら、誰もが思っていることじゃないでしょうか。
「いいね!」貰えると、どうしてあんなに嬉しいんでしょうね。
僕が思うに、リアルの人間関係って、大人になればなるほど社交辞令が多くなって、本音で話してくれる相手って少なくなる傾向があるんですよね。
そんな中で、良くも悪くも本音が出やすいSNSで付いた「いいね!」には、社交辞令抜きで認められたような実感があるのかもしれません。
現在2巻まで出ていますが、2巻ではうって変わって資産運用が主題の話となっていきます。
インスタの話は少ししか出てきませんが、それはそれで面白いです!
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