こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
ミストマァムとは、他人の身体を乗っ取ることが出来るミストが、マァムの身体を乗っ取った状態を指します。
とはいえ、作中でミストマァムという呼び方が使われた訳ではありません。
ミストがバーンの肉体を操っている状態をミストバーンと呼んでいたことに倣い、読者の間でそう呼ばれているのです。
ミストマァムの戦闘描写は少ないですが、ラーハルトたちを翻弄するなど、かなりの戦闘力を持っている事が分かります。
それどころか、条件次第では最強の敵になっていたかもしれないほどのポテンシャルがあるのです。
今回は作中の描写から、ミストマァムの強さについて考察していきます。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
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実は最強!?ミストマァムの強さ徹底考察【ダイの大冒険】
ミストマァムの強さ
ラーハルト・ヒム・アバンを圧倒
マァムを乗っ取ったミストは、肩慣らしとばかりにラーハルト・ヒム・アバンを叩きのめしました。
この三人は、後にバーンとの決戦にも参戦する強者です。
(ラーハルトたちにも動揺はあったのでしょうが)それを三人同時に相手に出来るという事は、ミストマァムが作中でもトップレベルの強さである事が分かります。
そもそもマァムのポテンシャルが高い
マァムは終盤になると活躍の機会が減り、はっきり言ってラーハルトや覚醒したヒムよりも強いという印象はありません。
それがどうしてラーハルトたち三人を圧倒できたのでしょう。
ミストはその理由を「マァムには普段使っていない力がある」と説明しています。
つまり、本来マァムは作中で描写されている以上の力があるが、優しい性格のせいで本気を出せずにいたのです。
確かにマァムは、アルビナス戦で相手に同情し、なかなか戦おうとしませんでした。ミストの説明は間違っていないのでしょう。
しかしミストは相手に容赦などしません。マァムのポテンシャルを思う存分発揮できるのです。
マァム以上の攻撃力
ミストマァムが強い理由を、ヒュンケルは「身体への負担を気にせず戦えるから」と考えました。
人間は無意識のうちに、自分の身体にまでダメージが来ないように力をセーブするもの…
しかしミストは身体が傷付こうが関係なしに戦えるので、常に限界を超えた力が出せるのです。
つまりミストマァムは、少なくとも攻撃力に関してはマァム以上の力が出せる事になります。
マァムの技が使える!?
マァムの身体を持つミストマァムは、マァムの技を使える可能性があります。
「身体を操ってるのはミストなんだから、技までは再現できないのでは?」という意見もあるでしょう。
しかし、ミストバーンはバーンの技であるフェニックスウイングを使っています。
またミストマァムがヒムを攻撃した際の技は、かつてマァムが滝で修業していた時に見せた技と酷似しているのです。
このことから、ミストは憑依した相手の技を使えると考えるべきでしょう。
だとすれば、本来であれば身体の負担が大きい猛虎破砕拳も、ミストマァムは負荷を気にせず使える事になります。
閃華裂光拳も、理論上はホイミさえ習得していれば使える筈なので、ミストマァムが使える可能性は充分にあるでしょう。
特に閃華裂光拳は、生物相手に絶大な威力を誇る技…。ブロキーナが「心優しいマァムになら」と教えた裂光拳を、ミストマァムが好き勝手振るったらと思うとゾッとしてしまいます。
何を隠そう、記事の冒頭で私が「ミストマァムは条件次第で最強の敵になる」と述べた理由がここにあります。
そもそも終盤でマァムの活躍が少なくなったのは、裂光拳が効かない敵が増えてしまったため…
逆に味方キャラは、全員に裂光拳が効いてしまうのです。
「いやいや、ヒムは金属生命体だから、裂光拳は効かないはず」と思うかもしれません。
しかし、ヒムは昇格の力で生まれ変わった時に新たな生命体となっており、回復呪文が有効だと語られていました。
つまりホイミを利用した裂光拳も有効と考えられます。
作中でミストは、マァムの身体をヒュンケルの身体に乗り換えるまでの繋ぎとしか考えていなかったようです。
しかし、もしミストマァムの素早さで一撃必殺の閃華裂光拳を使われたら…ラーハルトたちは、あっさりと全滅していたかもしれません。
暗黒闘気を使える
作中では使用する機会はありませんでしたが、ミストの特技である暗黒闘気をミストマァムも使えるはずです。
ヒュンケルの身体の様に事前に暗黒闘気を仕込んではいないので、もしかすると闘魔滅砕陣や闘魔最終掌のような大技は使えないのかもしれません。
しかし、暗黒闘気には回復呪文を受け付けないという特性があります。
ミストマァムが暗黒闘気を拳に込めるだけで、ラーハルトたちには驚異的な技となるでしょう。
光の闘気以外の攻撃が効かない
暗黒闘気の集合体であるミストは、あらゆる物理攻撃が効かず、呪文攻撃も増幅した上で反射する事ができます。
つまり、弱点である光の闘気以外ではダメージを与えられないのです。
そしてその特性は、誰かに憑依している状態でも同じ。ミストマァムも光の闘気以外では倒せない事になります。
正確に言えば、マァムの身体は傷付くのですが、そのダメージはミストに伝わらないのです。
もちろん、あまりにも身体が傷付けば操れなくなる可能性はあります。
しかしミストはこの後、二度と戦えないほど重傷であるヒュンケルの身体を乗っ取ろうとしています。
そのことから、おそらく人としての形さえ保っていれば、問題なく戦い続けられるのでしょう。
ミストバーンと比べると?
ミストマァムと同じく、ミストが他人に憑依した状態であるミストバーンと強さを比べるとどうでしょう。
ミストバーンは、最強のバーンの肉体を”凍れる時間の秘法”により無敵状態にして戦っていました。
さすがにその状態よりミストマァムが強いとは考えにくいです。
とはいえ完全なる下位互換かというと、そうとも言えません。
なぜなら、身の軽さに限って言えば、武闘家であるマァムの身体を持つミストマァムの方が上だからです。
現にミストバーンの時はラーハルトのスピードに驚かされるシーンがありましたが、ミストマァムになってからは逆にスピードと技でラーハルトを翻弄しています。
対戦相手との相性次第では、ミストバーン以上の力を発揮できる可能性があるという事でです。
ミストマァムの弱点は?
ここまでミストマァムの強さについて語ってきましたが、攻略法はあるのでしょうか?
今度は逆に、ミストマァムの弱点を考察していきます。
アバンの虚空閃で倒せる?
作中では「アバンの虚空閃であれば、マァムに取り付いたミストのみを倒せる可能性がある」と語られています。
確かに悪の気を滅する空の技は、暗黒闘気の集合体であるミストを倒すのにうってつけの技です。
しかし確実に倒せるかというと、怪しいところでしょう。
アバン自身が「かなりの離れ業」と言っていますし、ミストがヒュンケルの身体に取り付いた時には、簡単に虚空閃を弾いてしまいました。
ミストマァムはヒュンケルの身体ほど暗黒闘気を使いこなせない筈なので、多少のダメージは入るかもしれません。
しかし、やはり虚空閃でミストを完全に倒すことは、難しい様に思えます。
ヒムの光の闘気で倒せる?
ヒムの光の闘気は、まさにミストの弱点です。
現に覆面状態のミストバーンは、ヒムに圧倒されていました。
マァムの身体を犠牲にする事にはなりますが、ヒムであればミストマァムを倒すことは可能でしょう。
しかし、それも容易なことではありません。
前述した通り、ミストマァムはミストバーンよりも身軽です。ヒムの拳をやすやすと受けてくれるとは思えません。
そして、もしミストマァムが閃華裂光拳を使えるなら、ミストマァムもまた一撃必殺の技を持っている事になり、先に当てたもの勝ちの勝負となります。
そうなったとき、クロコダインに「技術的にはあらけずり」と言われるヒムと、ラーハルトをスピードと技で翻弄できるミストマァムでは、後者に軍配が上がるのではないでしょうか。
ミストマァムは、敵に回すと相性最悪
以上、ミストマァムの強さ徹底考察いかがでしたでしょうか。
ミストマァムの評価は、閃華裂光拳が使えるかどうかで大きく変わります。
もし使えるなら、正義の使徒たちをほぼ一撃で倒せることになるからです。
一撃必殺の技と素早さを合わせ持った敵…これ以上恐ろしい存在は無いでしょう。
ミストはマァムの身体を「ヒュンケルの身体を手に入れるまでの繋ぎ」としか見ていなかったようですが、それは正義の使徒たちにとって、幸運なことだったのかもしれません。
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