こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
ダイの大冒険において魔界の名工と呼ばれるロン・ベルク。
初登場こそ物語中盤ですが、ロン・ベルクが作製した武器は序盤から登場しており、最終的にはメインキャラの大半に武器与えるほどの重要人物です。
ロン・ベルク製の武器はどれも強力なものばかりですが、今回はそれらの武器を強さ順にランキング形式で紹介していきたいと思います。
順位は「武器としての攻撃力」に加え、「使用者との相性」も考慮しながら決定しました。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ!
ロン・ベルク製武器の強さランキングベスト8【ダイの大冒険】
8位 グレイトアックス【使用者:クロコダイン】
ロン・ベルクがクロコダインのために作製した両手斧で、使用者はそのままクロコダイン。
バダック曰く「バギ系だけでなく”業火”の言葉でメラ系呪文が、”爆音”の言葉でイオ系呪文が発動できる」らしいので、以前使っていた真空の斧の上位互換と考えて良いでしょう。(アニメでは「バギ系だけでなく」の言葉がなくなったので、バギ系は発動できない可能性もあります)
発動する呪文の威力も、クロコダインが「ちょっとしたアバンストラッシュ気分」と感動するほどで、ミナカトールの魔方陣を守る戦いではさまようよろいや魔界の魔物相手に猛威を振るいました。
そんな強力な武器がなぜ最下位なのかというと…
ひとえに活躍の場に恵まれなかったからです。
そもそもクロコダインがグレイトアックスを手にしてから戦った強敵と言えば超魔ゾンビとミストバーンくらいです。
超魔ゾンビにはグレイトアックスは全く歯が立たず、ミストバーン戦ではそもそも使用しませんでした。
グレイトアックスが弱いと言うより、判断材料が少なすぎて上位に出来なかったというのが正直なところです。
7位 鎧の魔剣【使用者:ヒュンケル】
作中初めて登場したロン・ベルク製の武器であり、使用者はヒュンケル。
刀身を蛇腹状に変形することができ、剣でありながら鞭のような変幻自在の攻撃が可能です。
オリハルコンに次ぐ金属で作られているらしく、ダイが使用した際には真魔剛竜剣を折るほどの攻撃力を生み出しました。
さらに鎧の魔剣の最大の特徴は、”鎧化”の掛け声で鞘が変形し、電撃以外のあらゆる呪文やブレス攻撃から身を守る鎧となることです。
後に紹介する鎧の魔槍や魔甲拳なども同じ特性を持っていますが、全身を覆う鎧の魔剣はそれ以上の防御力があると考えて良いでしょう。
まさに攻撃力と防御力を兼ね備えた鎧の魔剣。
それがなぜこんなに低順位なのかと言うと「不死身のヒュンケルに防御力って必要か?」という疑問があるからです。
正直ヒュンケルは追いこまれるほど強くなるイメージがあり、実際の戦闘においても鎧を脱いだり破壊されたりした後に逆転することが何度かありました。
加えて全身を覆う鎧は、ヒュンケルの素早さを著しく落としているともいえます。
それが謙虚に表れたのがラーハルト戦で、ヒュンケルは鎧を破壊されるまでラーハルトの動きに全く対応できませんでした。
そもそも鎧の魔剣は元々バーンがヒュンケルに与えた武器です。
ロン・ベルクが使用者のために作製した専用武器に比べると、どうしても「使用者との相性」の点で劣ってしまうと判断しこの順位に落ち着きました。
6位 星皇剣【使用者:ロン・ベルク】
ロン・ベルクのロン・ベルクによるロン・ベルクのための武器。
一見ただの武骨な双剣ですが、ロン・ベルクが自身の必殺技である”星皇十字剣”に耐えられるようにと作ったもので、ロン・ベルク曰く「百年以上の時をかけて作り続けてきた究極の兵器」。
その威力は使い手のロン・ベルク自身が「怖い」と恐れるほどで、クロコダインのグレイトアックスですら歯が立たなかった超魔ゾンビを両断してしまいます。
そんなとんでもない武器がなぜこんなに低順位なのか…
その理由は簡単で、この星皇剣が未完成品だからです。
実際にロン・ベルクが使用した際には”星皇十字剣”を放つことは出来ましたが、その衝撃に耐えることは出来ず、2本の剣はロン・ベルクの腕ごと砕け散ってしまいました。
強力な武器であることは間違いありませんが、ロン・ベルクの実力を引き出せているとは言い難く、この順位となりました。
ちなみにロン・ベルク製の武器にしては珍しく、なんのギミックもない強力なだけの武器です。
5位 鎧の魔槍【使用者:ヒュンケル、ラーハルト】
元々ラーハルトが使用していた武具ですが、ラーハルトからヒュンケルに託され、後に再びラーハルトの手に戻ることになる活躍時期の長い装備。
鎧の魔剣と同じく”鎧化”の掛け声で鎧に変形しますが、魔槍の方が身体を覆う面積が小さく、より機動性重視になっているのが特徴です。
元々ヒュンケルは剣の方が得意で、魔槍を手に入れたことで戦闘スタイルを大きく変えることになりますが、鎧の魔剣の項目でも述べた通りヒュンケルには防御力より機動力重視の方が合っています。
さらに鎧部分には短剣やブーメランなど様々な武器が隠されており、多彩な戦いが出来るのも特徴の一つ。
鎧の魔槍、ブラックロッド、魔甲拳は性能に甲乙付け難く、正直言って順位付けに非常に迷ったのですが、「専用武器ではない」こと、「ヒュンケルはやっぱり裸が一番強い」ことから鎧の魔槍を5位とさせて頂きました。
4位 ブラックロッド【使用者:ポップ】
ロン・ベルクがポップのために作った杖。
魔法力を物理攻撃力に変換することができ、ポップが使えば大岩を砕いたり、シグマを突き飛ばすほどの攻撃力を生み出すことが出来ます。
発想は大魔王バーンの光魔の杖と同じですが、よりポップ向きに改良されており長さは伸縮自在、先端を二股の槍のように変形させることも出来る、まさに器用なポップにピッタリの武器です。
このブラックロッドによりポップは苦手な近接戦闘にも対応できるようになったばかりか、シグマのシャハルの鏡を弾き飛ばしたり、ミストバーンの闘魔傀儡掌から棒高跳びの要領で脱出したりと多彩な戦いが可能となりました。
まさに「武器としての攻撃力」も「使用者との相性」も兼ね備えた優秀な武器と言えますが、ポップには既にメドローアという最強の武器があること、鎧の魔槍や魔甲拳のように防御力が上がるわけではないことから4位になりました。
3位 魔甲拳【使用者:マァム】
ロン・ベルクが作ったマァム専用武器。
鎧の魔槍などと同じく”鎧化”の言葉で鎧となり、右拳に”メタルフィスト”を装着することでオリハルコンを砕くほどの攻撃力を得ることが出来ます。
装甲部分を左半身に集中させることで、「攻撃は右」「防御は左」という具合に使い分けることができ、武闘家の最大の武器である素早さを下げずに攻撃力と防御力を跳ね上げることに成功しています。
さらにマァムは魔甲拳を装着すると、最強の物理破壊力を誇る猛虎破砕拳を使用可能になるので、まさにマァムの能力を最大限に活かすことに成功した武器と言えるでしょう。
またマァム自身の「強力過ぎて使いたくない」というセリフや、格上であったアルビナスとの戦いを勝利に導いたことも、この武器の優秀さを裏付けています。
2位 ダイの剣【使用者:ダイ】
ロン・ベルクがダイのために作ったオリハルコン製の剣で、ロン・ベルクの最高傑作と呼べる武器。
小ぶりなので子どものダイにも扱いやすく、竜闘気にも耐えられるのでダイの力を最大限に活かすことができます。
その威力は巨大な鬼岩城を両断してしまうほどで、中盤に登場したにも拘わらず最後までダイの最強武器であり続けました。
さらにバーンパレスへの再突入前に鞘がダイの魔法剣を強化できるように改良され、この機能を使うことでダイは自身の最強技ギガストラッシュが使用可能になります。
鎧の魔槍や魔甲拳のように防御力を上げる機能はありませんが、そもそも竜闘気という強力な防御方法を持つダイには必要のない機能です。
1位 光魔の杖【使用者:大魔王バーン】
大魔王バーン愛用の杖。
本家ドラクエの”理力の杖”と同じように魔法力を物理攻撃力に変換する事ができますが、変換量に上限がなく、膨大な魔法力を持つバーンが使うと史上最凶の武器に変貌します。
ロン・ベルク曰く「元々はたいした武器じゃない」そうですが、その事実が却ってバーンとの相性の良さを際立たせていると言えるでしょう。
杖に付属の触手の様なものが腕に絡みつくことで使用者の魔法力を吸い、闘気剣にも似た光の刀身を生み出します。それを振るった時の威力はダイの剣をへし折ってしまうほど。
更に光魔の杖は防御に応用することもでき、光の刀身の出力をさらに上げることでダイのドルオーラすら防ぐ障壁を生み出すことが可能です。
一応光魔の杖にも弱点はあります。
使用者の魔法力を際限なく吸い取ってしまう為に魔法力が尽きれば威力が弱まってしまうのです。そのせいでハドラーに押された経験もありました。
しかしその後の戦いでは、バーンが魔力をセーブできるようになったのか、バーンパレスへ魔力を送っていなかったからなのかはわかりませんが、魔力切れを起こした様子はないので、バーンにとっては充分に対応可能な弱点だったという事でしょう。
大魔王バーンとの「圧倒的な相性の良さ」と、「攻撃力に上限が無い」という事実から、ダイの剣を抑えて1位に輝きました。
ロン・ベルク製以外の最強武器
以上、ロン・ベルク製武器の強さランキングベスト8如何でしたでしょうか。
ロン・ベルクからすれば、手抜きで作った光魔の杖をその後越えられなくなってしまったわけですから、光魔の杖はロン・ベルクのトラウマとも呼べる武器かもしれません。
初登場時に腐っていたのもその辺りに理由があったのではないでしょうか。
最終的には殆どのメインキャラの最強武器がロン・ベルク製となりましたが、ダイの大冒険にはもちろんロン・ベルク製以外にも強力な武器が存在します。
比較の意味を込めて、最後に2つ紹介しましょう。
真魔剛竜剣【使用者:バラン】
かつて神々が作ったと言われる竜の騎士専用武器。
刀身がオリハルコンで出来ており、ダイの剣や覇者の剣が登場するまでは竜闘気に耐えられる唯一の剣とされていました。
ロン・ベルクの目標ともいえる剣であり、ダイの剣も真魔剛竜剣との戦いを想定して作られたものです。
覇者の剣【使用者:ハドラー】
ロモス王国に伝わっていたオリハルコンの宝剣で、後にハドラーの武器となります。
いつ誰が作ったのかは不明ですが、真魔剛竜剣やダイの剣と比較しても全く引けを取らない性能をしており、もしかしたらかつて人間の中にもロン・ベルク級の鍛冶職人がいたという事なのかもしれません。
ダイが「魔族が作った剣」を使い、ハドラーが「人間が作った(?)剣」を使っているという状況は中々洒落ていますね。
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