こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
みなさん、目玉焼きってどうやって食べますか?
ええ、卵料理の目玉焼きです!
黄身と白身は一緒に食べるタイプですか?別々に食べますか?
醤油派ですか?ソース派ですか?はたまた塩?
「どうでもいい」と思うかもしれませんが、「明日から別の食べ方をしろ」と言われたら、ちょっと嫌じゃないですか?
たかが卵料理、されど卵料理。
人ってそれぞれ食べ方にこだわりを持っているものです。
今回おすすめするのは、そんな食のこだわりに焦点を当てた漫画です。
↓その漫画がこちら↓
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」(おおひなたごう)
自分の食べ方が一番おいしい食べ方だと信じている主人公 二郎が、他人の全く違う食べ方を知ってショックを受けながらも、食の多様性を知っていくという物語です。
目玉焼きに限らず、
・焼き鳥は塩かタレか
・焼肉に行って米を食べるか
・酢豚にパイナップルはあり?なし?
といった好みの問題や、
・食器の配置って変えちゃダメなの?
・間違った箸の持ち方って、やっぱり直すべき?
というマナーに関する話もあります。
「いやいや、そんなのどうでもいいよ」と思ったあなた。
どうでもいい話を、真面目にやるから面白いんです!
基本的にコメディー調ですが、なかなか考えさせられる話が多いですよ!
これを読むと、毎日の食事をより楽しむことが出来るかも?
序盤のネタバレありであらすじを解説していきますので、全くネタバレしたくないという人は、下のリンクから飛んでください。
まんが王国で試し読み「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」あらすじ(序盤ネタバレあり)
ある日二郎は恋人のみふゆと一緒に朝を迎え、みふゆに作って貰った朝ごはんを食べていました。
幸せを噛み締める二郎ですが、ふとみふゆの食べ方を見て違和感を抱きます。
二郎が目玉焼きの白身に半熟の黄身を絡めて食べているのに対し、みふゆは白身だけを食べ最後に黄身を食べるというのです。
(白身と黄身を一緒に食べるから美味いんじゃないか…白身だけを食べても美味いはずがない!そんな食べ方は間違っている!)
動揺した二郎はつい、みふゆに言ってしまいます。
「おまえ…バカか?」
みふゆと仲違いした二郎。
どうしてもみふゆの食べ方を受け入れられない二郎は、試しに職場の上司である近藤を誘って目玉焼きを食べに行きます。
するとなんと、近藤もまた白身だけを先に食べ、しかも黄身はご飯に混ぜて食べるというのです!
「この食べ方が一番美味い」と豪語する近藤に、二郎は再び衝撃を受けます。
食べ方は人それぞれ…自分が当たり前だと思っていた食べ方は、当たり前ではなかった。
自らの常識を疑い出した二郎は、他人の食べ方を理解すべく自らの「食」を見直し始めます。
きっとみふゆの事も、理解できると信じて。
主な登場人物
田宮丸 二郎(たみやまる じろう)
仕事はゆるキャラのスーツアクター。
食に対する固定観念の塊のような男で、よく自分と違う食べ方をする相手を否定しては喧嘩になります。
喧嘩の後も、疑問が解決しない限りいつまでも考え込むタイプで、仕事にも支障をきたすなど非常にめんどくさい男です。
とはいえ盲目的に自分を信じている訳ではなく、冷静になった後には相手を理解しようと努力を始めます。
長嶋 みふゆ(なかしま みふゆ)
お笑い芸人をやっている二郎の恋人。
二郎とは食べ方の問題で度々喧嘩になりますが、基本的には寛容で優しい女性です。
二郎が他の誰かに食べ方を否定された時などは、熱くなりがちな二郎に対して客観的な意見を言って冷静にさせてくれることも。
正直言って、どうして二郎みたいな面倒な男と付き合っているのか、僕には理解できません。笑
近藤 雄三(こんどう ゆうぞう)
二郎の職場の上司。
食べ方について悩む二郎に的確なアドバイスをしたり、第三の食べ方を提示して新たな視野を与えてくれます。
職場の仲間からの信頼も厚く、仕事でもプライベートでも非常に頼れる存在です。
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」感想
食べ方に対する疑問や悩みをとことんまで追求していく話。
話の主題となるのはどれも「好みは人ぞれぞれ」の一言で済んでしまいそうな内容なのですが、それを「なぜ好きなのか」「他の食べ方じゃだめなのか」とどんどん深堀していきます。
その結果、二郎は相手と喧嘩になったり、ノイローゼになったりするので、
「そんなくだらない事で何故そこまで!?」とツッコミたくなってしまいます。笑
でも確かに食べ方の話題って結構デリケートな話題ですよね。
「あなたの食べ方おかしくない?」って言われたら、ついムッとしてしまう人は多いんじゃないでしょうか。
ふだん意識していないだけで、食にこだわりを持つ人は結構多いです。
もしかしたら貴方も、知らないうちに食に対する固定観念に囚われているかもしれません。
「確かにこんな食べ方する人いるかも」
「私ならこう食べるな」
なんて考えながら読むと、楽しいですよ!
時には「こんな食べ方もあるのか!」と新しい発見ができるかもしれません。
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