こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!
不死川玄弥は、鬼殺隊における炭治郎の同期であり、風柱・不死川実弥の実弟です。
登場当初は凶暴な乱暴者というイメージでしたが、物語が進むと兄想いな一面が見えてくるようになります。
さらに呼吸が使えないというハンデを埋めるために、なんと鬼を食ってパワーアップを果たすという、かなりエッジの効いたキャラクターです。
今回は、そんな不死川玄弥の名言をご紹介します。
鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
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鬼化する銃使い!不死川玄弥の名言10選【鬼滅の刃】
テメェを殺す男の名前だァ
俺の名前は不死川玄弥
出典:鬼滅の刃 13巻
しっかり覚えろよ
テメェを殺す
男の名前だァ
刀鍛冶の里で、玄弥は半天狗の分身体である哀絶と戦いました。
哀絶の攻撃で何度も致命傷を受けたにも拘わらず、なんと玄弥は立ち上がります。
なかなか死なない玄弥に対し、哀絶が聞いた「一体何なのだお前は」という問いかけの答えが上記のセリフです。
玄弥は鬼を食う事で短時間の鬼化が可能となり、哀絶から受けた傷も回復する事が出来ました。
玄弥は元々身体能力が低く、呼吸を使う才能にも恵まれませんでしたが、それでも柱に近づくために鬼喰いをしていたのです。
コンプレックスをバネに独自の方法で成長を遂げ、上弦の鬼に対しても全く怯まない。
玄弥の不屈の精神が現れた名言です。
俺は柱になって兄貴に認められたかった
俺は柱になって兄貴に
出典:鬼滅の刃 13巻
認められたかった
そして”あの時”のことを
謝りたかった
半天狗の分身体・積怒に首を落とされそうになった玄弥が、死を覚悟した瞬間に考えていたのが上記のセリフ。
「柱になる」ことに対して異常な執着心を持っていた玄弥ですが、それは現風柱である兄・実弥に謝る為でした。
かつて実弥は鬼となった母親をそれと知らずに殺害し、そんな実弥に玄弥は暴言を吐いてしまいました。
玄弥はそのことをずっと悔やんでいましたが、それ以来実弥は玄弥を突き放す態度を取るようになったため、謝る機会を得られないでいたのです。
そこで玄弥は自分が柱になる事で、実弥に認められ、謝罪する機会が得られるのではないかと考えるようになりました。
玄弥の兄想いの一面が初めて垣間見えた名言です。
これからはじゃなくてこれからも
これからはじゃなくて
出典:鬼滅の刃 13巻
これからも
だよな
父親が死んだあと、実弥から「これからは俺とお前で家族を守るんだ」と言われた時の玄弥の返答。
二人の父親はろくでなしだったらしいので、玄弥に言わせれば父親に守られていた認識など無いのでしょう。
実弥は「家族を守る」という子供には重い覚悟を玄弥にも求めた訳ですが、玄弥は「これまでだって、そうだったじゃかいか」と、とっくに覚悟を持っている事を伝えました。
玄弥と実弥が、以前から支え合って生きてきたのだろうと感じさせる、何気ない名言です。
俺じゃ斬れない お前が斬れ
俺じゃ斬れない
出典:鬼滅の刃 13巻
お前が斬れ
今回だけはお前に譲る
炭治郎の援護を受け、半天狗の本体を見つけることに成功した玄弥。しかし呼吸の使えない玄弥では、半天狗の首を落とすことは出来ませんでした。
そこで玄弥が炭治郎に対して言ったのが上記のセリフ。
柱になることに執着していた玄弥は、半天狗を自分の手で倒すことに拘り、炭治郎と協力しようとはしていませんでした。
それに対し炭治郎は、手柄を玄弥に譲ることに躊躇いがなく、玄弥が「上弦を倒すのは俺だ」と言うとあっさりと援護に回りました。
そんな炭治郎の態度を目の当たりにし、自身の命を救われたことで玄弥の心境に変化が訪れます。
自身の手柄よりも鬼を倒すことを優先し、今度は玄弥が援護に回ることにしたのです。
玄弥の心の成長を感じられる名言といえます。
いい加減にしろ このバカタレエエエエ!!
いい加減にしろ
出典:鬼滅の刃 14巻
このバカタレエエエエ!!
どこまでも逃げ回る半天狗の本体に対し、玄弥が言ったセリフ。
戦いを分身体に任せ、自分は怯えた様に逃げる半天狗。その姑息な態度は、温厚な炭治郎が思わずキレるほどでした。
その怒りは玄弥も同様で、ブチギレた玄弥は上記のセリフを叫び名ながら、周囲の木を引っこ抜いて半天狗に投げつけます。
被害者ぶって逃げ回る半天狗は、見ているだけでもイライラさせられるので、読者も含めた炭治郎たち全員の感情を代弁した言葉と言えるでしょう。
テメェの理屈は全部クソなんだよ
テメェの理屈は全部クソなんだよ
出典:鬼滅の刃 15巻
ボケ野郎がァアア
いよいよ炭治郎に首を切られそうになる半天狗ですが、突如として巨大化し、炭治郎に襲い掛かります。
先ほどまでの弱気な態度から一転。半天狗は「儂を可哀相だとは思わんのか!」「弱い者いじめをするな!」と怒り出しました。
そんな半天狗に玄弥が言い返したのが上記のセリフ。
確かに弱い者いじめは許されることではありません。ただ半天狗は弱い者のフリをして、あらゆる責任から逃げているだけだったのです。
玄弥はそんな半天狗の身勝手な理屈には騙されず、「全部クソ」と切って捨てるのでした。
俺の兄貴を侮辱すんな!!
俺の兄貴を侮辱すんな!!
出典:鬼滅の刃 15巻
柱稽古の折、実弥は玄弥が鬼を食っていると聞いて激怒します。そして「玄弥を再起不能にする」と言って、玄弥に襲い掛かりました。
炭治郎が止めに入り、善逸が玄弥を連れ出したことで、事態はなんとか収まります。
実弥の激怒ぶりを目の当たりにした善逸は、「完全に異常者じゃん」と言って玄弥に同情してみせますが、玄弥は同情してくれたことを喜ぶのではなく、兄を侮辱されたことを怒りました。
暴力を振るわれそうになっても、兄への想いが全く揺らいでいない事が分かる名言です。
怖い 役に立てないことが 仲間を守れないことが
ああああっ!!
出典:鬼滅の刃 20巻
くそっ!!くそっ!!
俺がもっと強かったら!!
柱だったら!!
助けたいと思えば思うほど
体が強張って
うまく動けなくなる
怖い
役に立てないことが
仲間を守れないことが
なんで俺はこんなに弱いんだ
悔しい悔しい
弱いことが悔しい
上弦の壱・黒死牟との戦いにおける、玄弥の葛藤。
実弥・無一郎・行冥の三人の柱が黒死牟に挑んでいる中で、その戦いに割って入るかどうか玄弥は悩んでいました。
とはいえ、自分が傷付くことを恐れていたのではありません。一番弱い自分が割って入っても、却って足を引っ張ってしまうのではと恐れていたのです。
兄である実弥は勿論のこと、行冥も無一郎も玄弥にとっては守りたい相手でした。
守りたいのに、それに見合う実力がない。玄弥の悔しさがにじみ出た名言です。
俺は兄貴を師匠を仲間を絶対に死なせねぇ
勝つことだけを考えろ
出典:鬼滅の刃 20巻
俺は兄貴を
師匠を
仲間を絶対に死なせねぇ
また斬られた時に喰おうと思ってたが
そんな弱腰じゃ話にならねぇ
攻めの姿勢を崩すな
黒死牟との戦いで、自分の弱さに打ちひしがれていた玄弥ですが、炭治郎の「一番弱い人が一番可能性を持ってるんだ」という言葉を思い出して奮起しました。
そして黒死牟の折れた刀を食べてパワーアップ。血鬼術を発動させるに至ります。
黒死牟の細胞を取り込むことで、玄弥は急激に鬼化する事が出来るので、負傷した後に食べればたちまち回復する事も出来ました。
しかし玄弥はそんな保身を捨て去り、鬼化の力全てを攻撃に注いだのです。
玄弥の不退転の覚悟が感じられる名言と言えます。
俺の…兄ちゃん…は…この世で…一番…優しい…人…だから…
あの…時…兄ちゃんを…
出典:鬼滅の刃 21話
責めて…ごめん…
迷惑ばっかり…かけて…ごめん…
守って…くれて…
あり…がとう…
兄ちゃん…が…
俺を…守ろうと…してくれた…ように…
俺も……兄…ちゃん…を…
守り…たかった…
同じ…気持ち…なん…だ…
兄弟…だから…
つらい…思いを…たくさん…した…
兄ちゃん…は…
幸せに…なって…欲しい…
死なないで…欲しい…
俺の…兄ちゃん…は…
この世で…一番…優しい…人…だから…
あり…が…とう…兄…ちゃん…
黒死牟との戦いで命を落とした玄弥が、実弥に残した最後のセリフ。
玄弥は実弥に暴言を吐いたことを謝りたいとずっと言っていましたが、最後の最後でようやく謝ることが出来ました。
実弥が玄弥を突き放していたのも、玄弥のことを心配していたからだと分っていたのでしょう。
散々邪険に扱われたにも拘わらず、玄弥は実弥を「この世で一番優しい人」と称します。
そして実弥の幸福を願いながら、玄弥は灰となっていくのでした。
玄弥の兄を想う心、そして同様に弟の幸せを願っていた実弥の心を思うと、とても涙なしには聞けません。
必死に生きた不死川玄弥
以上、不死川玄弥の名言10選いかがでしたでしょうか。
玄弥は呼吸が使えないという、鬼狩りにとって致命的な弱点を持った少年です。
登場当初の乱暴な性格も、そのコンプレックス故だったのかもしれません。
しかし玄弥はそこで終わらず、鬼喰いという独自の方法で戦う術を手に入れました。
一見するとクレイジーな方法にも見えますが、玄弥なりに必死に考え辿り着いた方法でしょうし、その諦めない精神は見習いたいものがあります。
コンプレックスを跳ね除けたその生き様と、兄想いの一面によって、玄弥は最終的に非常に魅力的なキャラクターとなりました。
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