こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!
煉獄杏寿郎は、鬼滅の刃の中でも絶大な人気を誇るキャラクターです。
登場時期は決して長くはないものの、その炎のように煌びやかな生き様は、多くの読者を魅了しました。
今回はそんな、煉獄杏寿郎のかっこいい名言を紹介していきます。
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心を燃やせ!煉獄杏寿郎のかっこいい名言10選【鬼滅の刃】
名言① この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!
罪なき人に牙を剝こうものならば
出典:鬼滅の刃 7巻
この煉獄の赫き炎刀が
お前を骨まで焼き尽くす!!
無限列車に現れた鬼に対して、杏寿郎が述べた口上。
作中において杏寿郎が初めて剣を振るうシーンであり、この直後一瞬で鬼の頸を切り飛ばしました。
他人を守るために剣を振るう、杏寿郎らしい名言です。
ただしこの時、実は杏寿郎は既に魘夢によって眠らされており、このシーンも夢の中だったことが後に判明します。
夢の中で「俺TUEEE」をしていたと考えると、杏寿郎にも少年らしい可愛い一面があるのかもしれません。
名言② そんなことで俺の情熱は無くならない!
正直に言う
出典:鬼滅の刃 7巻
父上は喜んでくれなかった!
どうでもいいとのことだ
しかし!
そんなことで
俺の情熱は無くならない!
俺は決して挫けない
そして千寿郎
お前は俺とは違う!
お前には兄がいる
兄は弟を信じている
どんな道を歩んでも
お前は立派な人間になる!
燃えるような情熱を胸に
頑張ろう!
頑張って生きて行こう!
寂しくとも
魘夢によって眠らされている間、杏寿郎は父親に柱になった報告をした時の夢を見ていました。
その夢の中で、弟の千寿郎から「父上は喜んでくれましたか?」と聞かれた時の杏寿郎の返答。
当時やさぐれていた父親は、杏寿郎が柱になったと聞いても興味を示しませんでした。
父親が努力を認めてくれない。子どもにとっては辛い現実ですが、杏寿郎は弟に包み隠さず全てを伝えます。
その上で自分は落ち込んでなどいないこと、そして千寿郎のことは父が認めなくても自分が認めると伝えたのです。
杏寿郎の誠実さと、弟想いな一面が垣間見える名言です。
名言③ 穴があったら入りたい!!
うたた寝している間に
出典:鬼滅の刃 7巻
こんな事態になっていようとは!!
よもやよもやだ
柱として不甲斐ない!!
穴があったら
入りたい!!
杏寿郎が魘夢の夢から覚めた時、列車と一体化した魘夢がまさに乗客を喰おうとしている瞬間でした。
杏寿郎は、ここまでの事態に至るまで気が付かなかった事を悔やみ、上記のセリフを言います。
しかし杏寿郎が凄いのはここからでした。
現状を認識するや、自分の失態を瞬時に認め、すぐさま炭治郎たちに指示を出した上で、自身も乗客の守備に回ったのです。
杏寿郎の判断の速さと、絶望的な状況からでも巻き返せる圧倒的な強さが分かる名シーンです。
名言④ なぜ手負いの者から狙うのか理解できない
なぜ手負いの者から狙うのか
出典:鬼滅の刃 8巻
理解できない
魘夢を倒したのも束の間、突然現れた猗窩座が手負いの炭治郎を殺そうとしました。
その時炭治郎を守った上で、杏寿郎が猗窩座に言ったのが上記の名言。
杏寿郎にとって、弱者は守るべき者です。
傷付いた者を真っ先に狙う猗窩座の行動は、杏寿郎の信念に相反するものでした。
名言⑤ 老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ
老いることも死ぬことも
出典:鬼滅の刃 8巻
人間という儚い生き物の美しさだ
老いるからこそ死ぬからこそ
堪らなく愛おしく
尊いのだ
強さというものは
肉体に対してのみ使う言葉ではない
この少年は弱くない侮辱するな
何度でも言おう
君と俺とでは価値基準が違う
俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない
猗窩座から「鬼になれば何百年でも鍛錬し続けられる」と言われ、鬼に勧誘された時の杏寿郎の返答。
強さこそ全ての猗窩座にとって、弱く寿命の短い人間のままでいる事に意味などありません。傷付いた炭治郎を弱者と切り捨て、杏寿郎だけを鬼に誘いました。
しかし杏寿郎は老いることを欠点とは言わず、そこも含めて人間の魅力なのだと語ります。
人間の魅力は肉体的な強さだけでなく、限られた人生における生き様や精神面にこそある。杏寿郎はおそらく、そう考えていたのでしょう。
そしてそんな人間を食い物にする鬼には決してならないと宣言し、猗窩座との戦いに臨むのでした。
名言⑥ 俺は俺の責務を全うする!!
俺は俺の責務を全うする!!
出典:鬼滅の刃 8巻
ここにいる者は誰も死なせない!!
猗窩座は杏寿郎に実力を見せつけた後、再度勧誘をかけました。それに対して杏寿郎が言い返したのが上記のセリフ。
杏寿郎の攻撃は、猗窩座に当たってはいるものの、すぐに回復されてしまいます。
それに対して杏寿郎は片目を潰され、骨が砕け、内臓に深刻なダメージを受け、当然回復する事は出来ません。
猗窩座は「人間は鬼には勝てない」という事を杏寿郎に知らしめた上で、「だからお前も鬼になれ」と誘ったのです。
しかしそれでも杏寿郎は突っぱねました。
自分が不利な状況になったからと言って揺らぐことはない。杏寿郎の信念の強さを感じさせる名言です。
名言⑦ 貴方のような人に産んでもらえて光栄だった
母上
出典:鬼滅の刃 8巻
俺の方こそ
貴方のような人に
産んでもらえて光栄だった
杏寿郎の母親が死ぬ前に言った「強く優しい子の母になれて幸せでした」という言葉に応える形で、杏寿郎が言った心中のセリフ。
杏寿郎が猗窩座の勧誘に乗らなかったのは、「弱い人を助ける事は、強く生まれた者の責務」という母の教えを守っていたからでした。
亡き母への敬愛と、杏寿郎の信念の源が伝わってくる名言です。
名言⑧ 俺は君の妹を信じる
竈門少年
出典:鬼滅の刃 8巻
俺は君の妹を信じる
鬼殺隊の一員として認める
汽車の中であの少女が
血を流しながら人間を守るのを見た
命をかけて鬼と戦い人を守る者は
誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ
死を覚悟した杏寿郎が、炭治郎に残した言葉。
柱合会議の際、杏寿郎は「鬼である禰豆子は処刑すべき」と主張していました。
しかし無限列車で禰豆子が人間を守っている姿を見た事で考えを変え、今度は「禰豆子を認める」と言ったのです。
一度持った先入観を捨て去るのは簡単なことではありません。特に杏寿郎は鬼が人を喰う姿を何度も見て来たでしょうし、「鬼は悪」という考えを持つのは至極当然といえます。
しかし杏寿郎はその考えに縛られる事なく、素直に自分の過ちを認めたのです。
杏寿郎は見たものを素直に評価できる、柔軟な思考の持ち主だという事が分かります。
そしてこれは炭治郎にとって、一番嬉しい言葉だったでしょう。
名言⑨ 胸を張って生きろ
胸を張って生きろ
出典:鬼滅の刃 8巻
己の弱さや不甲斐なさに
どれだけ打ちのめされようと
心を燃やせ
歯を食いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても
時間の流れは止まってくれない
共に寄り添って悲しんでくれない
俺がここで死ぬことは気にするな
柱ならば
後輩の盾となるのは当然だ
引き続き、杏寿郎が炭治郎に言い残した名言。
杏寿郎の死を目前にして、炭治郎たちは何も出来ない自分を嘆いていました。
そんな炭治郎たちに、杏寿郎は「俺の為に悲しまなくていい。それよりも自分が成長する事を考えろ」と述べたのです。
まもなく死ぬという状況で、それでも後輩を気遣おうとする言葉に、杏寿郎という人間の器の大きさを感じずにはいられません。
名言⑩ 今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ
竈門少年
出典:鬼滅の刃 8巻
猪頭少年
黄色い少年
もっともっと成長しろ
そして今度は君達が鬼殺隊を支える柱となるのだ
俺は信じる
君たちを信じる
杏寿郎が炭治郎・伊之助・善逸に残した最後の言葉。
猗窩座は「人は死ねば終わり」であるかのように語っていました。
しかし杏寿郎は自分が死んだ後の事まで考え、炭治郎たちが柱になる事を信じていると言って笑いました。
その笑顔からは、未来の柱を守れたという誇らしさすら感じます。
鬼となり長く生きるよりも、遺志を託せる相手を守ることを良しとする。
杏寿郎は柱として、そして人間としての生き様を炭治郎たちに示したのでした。
煉獄杏寿郎の生き様
以上、煉獄杏寿郎のかっこいい名言10選いかがでしたでしょうか。
冒頭でも述べましたが、作中における杏寿郎の出番は決して長くありません。
しかしその短期間で、柱としての強さ・逆境に立ち向かう意志・人を思いやる人間性など、かっこいい魅力をこれでもかと見せてくれました。
その炎のような生き様は、後の炭治郎に大きな影響を与えましたし、多くの読者の心を鷲掴みにした事でしょう。
あなたは杏寿郎の、どんなところに魅力を感じましたか?
コメントで教えて頂けると嬉しいです。
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