こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
五等分の花嫁!映画化が発表されましたね!(2021/04/20現在)
僕も大好きな漫画なので今から公開が楽しみです!
ちなみに僕は五月派です。
さて映画化も嬉しいですが、五等分の花嫁の原作は既に完結しており、作者の春場ねぎ先生は既に新作を発表していることはご存じですか?
かくいう僕も、先日BOOKWALKERの新着通知で知ったばかりで「これはチェックせねばなるまい!!きっと五等分の花嫁に負けず劣らず、可愛らしいヒロイン一杯のラブコメなんだろうなぁ…」と思ってみてみました。
↓その漫画がこちら↓
「戦隊大失格」(春場ねぎ)
うん!絶対ラブコメじゃありませんね!
かなりクセの強そうなタイトルです。
前作とは大分毛色が違いますが、試しに無料試し詠みしてみたところ、めっちゃ面白くてそのまま1巻を購入しちゃいました。笑
世界を脅かす悪の怪人たちと、それに立ち向かうヒーロー戦隊!!
しかしそれは全て茶番だった!?
ヒーローの引き立て役になることを強要されていた悪の戦闘員が、本当にヒーローを打ち倒そうとする物語!
今度の相手は五つ子ではなく、五人の戦隊ヒーローです!!
序盤のみネタバレありであらすじと感想を解説していきますので、、ネタバレを気にする方はここで記事を閉じるか他の記事へどうぞ!
「戦隊大失格」あらすじ(序盤ネタバレあり)
13年前、突如現れた巨大浮遊城。
それに乗って、世界征服を企む怪人たちが地上に攻め込んできました。
それに対抗すべく立ち上がったのが竜神戦隊ドラゴンキーパー!!
正義の戦隊である彼らは、それ以来13年間怪人と戦い続け、今日も地上人の平和を守っている。
・・・ということになっています。
実際には開戦から1年で浮遊城は陥落、怪人の幹部たちもドラゴンキーパーの手により壊滅していたのです!
残された戦闘員たちに、ドラゴンキーパーは選択を迫りました。
降伏か、死か…

こうして密かにドラゴンキーパーに降伏した戦闘員たちは、それ以来悪の組織が壊滅している事実を隠しながら、ドラゴンキーパーのかませ犬として倒され続けることを約束させられたのでした。
今では怪人とドラゴンキーパーの戦いは、観客席にファンが押し寄せ、お茶の間にTV中継されるなど 完全に民衆の娯楽扱い。
戦闘員たちはもはや反抗する気も失せ、やられ方のレパートリーが尽きてきたと頭を悩ませている始末でした。

しかしそんな生活に嫌気が指している男が一人。
その名は戦闘員D!!
(今の俺たちはドラゴンキーパーの奴隷に過ぎない。
最近じゃ俺たちにも妙なファンが付いて、子どもたちから応援までされる始末…もう誰も俺たちを脅威だなんて思ってない…俺たちが勝つなんて思ってない…)
「いい加減飽き飽きなんだよ!たまには良いだろ?怪人が勝つ展開もさ!」

茶番は終わりだと、一人でドラゴンキーパーに挑む戦闘員D!
しかし所詮は雑魚戦闘員、あっさりと返り討ちにされてしまいます。
とはいえ戦闘員Dは、そこで諦める男ではありませんでした。
正攻法でダメならと、戦隊に隊員として潜入して、弱点を探ろうとします。

果たして、悪の戦闘員がヒーローに勝利する日は来るのでしょうか…
「戦隊大失格」主な登場人物
戦闘員D

大戦隊に潜入し、ドラゴンキーパーの打倒を目指す戦闘員。
その実力はあくまで戦闘員の枠を超えるものではなく、ドラゴンキーパー以外の一隊員にも劣る程度。
怪人の標準的な能力である再生能力を持っており、普通の攻撃であればダメージを受けてもすぐに再生できます。
また擬態能力もあり、地上人に化けて戦隊に潜入しますが、地上人のマナーをにわか知識でしか知らなかったりと、結構ツメの甘い奴です。
錫切 夢子(すずきり ゆめこ)

大戦隊の隊員の一人で、戦闘員Dが入隊した際に案内人を務めます。
戦闘員Dが怪人であることをあっさり見破ってしまいますが、なんと捕らえるどころか協力を申し出てきます。
今のところ目的が見えない不気味な存在で、ツッコミ代わりに首を切り落としてくる(再生するとはいえ)スパルタンな女子です。

桜間 日々輝(さくらま ひびき)

錫切と同じく、戦闘員Dが入隊した際の案内人を務めます。
大戦隊をよりよくしたいという情熱を燃やす青年で、強すぎる熱意で戦闘員Dをドン引きさせます。
…とはいえ盲目的に大戦隊を信じているという訳ではなく、悪い点は認めた上で改善したいと考えているようです。
まさに希望に燃える若者といったイメージの青年です!
ドラゴンキーパー

大戦隊の頂点に立つ5人のヒーロー。
地上人たちの憧れの的ですが、その地位は戦闘員たちにやらせを命じて築きあげたものでした。
とはいえ、一年で悪の組織を壊滅させた実力は本物で、さらに怪人を完全に消滅させることのできる神具を持っています。
1巻ではまだ一人一人を掘り下げてはいませんが、今のところ戦闘員を利用し民衆を騙す事をなんとも思わないサイコパス集団といった印象です。
「戦隊大失格」感想
ごと嫁のようなラブコメを期待していたら、ひょうきんな戦闘員たちの様子に「ギャグ漫画か?」と思ってたところ、意外にもスパイ漫画のような展開となり、最後はドラゴンキーパーの非道ぶりにドン引き…
たった1巻で何度も印象が変わった漫画でした。
期待していた内容とは違いましたが、これはこれで面白い!!
理不尽な現状を覆そうとする主人公に、強大な敵。そして謎の協力者…。
ニッチなジャンルを攻めているように見えて、しっかり王道展開を踏んでいて惹き込まれます!
しかも1巻のラストはめちゃくちゃ続きが気になる展開に…
これは早く続きが読みたい!!
・五等分の花嫁の作者の新作
・戦隊ヒーローものの、悪の戦闘員が主人公
・1巻の間に何度も印象が変わる
・ニッチなようで王道要素は踏まえている
新作を発表する際、前作とガラッと作風を変えるのはよくある事ですが、これは良い意味でやってくれたなと感じました!
※本を読むなら、スマホ一つで読めてかさばらない電子書籍がお勧めです。
下記のリンクから電子書籍サイトに飛べます。
↓「戦隊大失格」読むならこちら↓
↓「戦隊大失格」はこちらでも読めます(リンクはサイトトップに飛びます)↓
【まんが王国】★お得感No.1★国内最大級の電子コミックサイト
↓春場ねぎ先生の他の作品はこちら↓
コメント