こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!
甘露寺蜜璃は、恋柱と呼ばれる柱の一人です。
悲惨な過去を持つ人物ばかりの鬼滅の刃という作品の中で、どこまでも明るい蜜璃は特異な存在といえるかもしれません。
ともすれば場違いにも感じる蜜璃の存在ですが、その前向きさは間違いなく周囲の人間を救っており、鬼殺隊においてなくてはならない存在です。
今回はそんな甘露寺蜜璃の名言を紹介していきたいと思います。
鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
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名言① 添い遂げる殿方を見つけるためなの!!
えーどうしよう
出典:鬼滅の刃 12巻
聞いちゃう?
あのね…
添い遂げる殿方を
見つけるためなの!!
やっぱり自分より強い人がいいでしょ
女の子なら
守って欲しいもの!
わかる?この気持ち
男の子には難しいかな
炭次郎から「なぜ鬼殺隊に入ったのか?」と聞かれた時の蜜璃の返答です。
大半の隊士が「身内を殺された」などの鬼への恨みを動機にしている中で、蜜璃はなんと婚活目的!
まさかの動機に、さしもの炭次郎も唖然としてしまいました。
しかし当の蜜璃は大真面目。彼女なりに自分の幸せを考えた末の決断だったのです。
ふざけた理由に聞こえるかもしれません。しかし、いつ死ぬか分からない鬼殺隊にあっても、常に幸せになる事を考え続けられる…それもまた一つの強さと言えるでしょう。
名言② 今度また生きて会えるかわからないけど頑張りましょうね
炭次郎君
出典:鬼滅の刃 12巻
今度また生きて会えるか
わからないけど
頑張りましょうね
あなたは上限の鬼と戦って生き残った
これは凄い経験よ
実際に体感して得たものは
これ以上ない程価値がある
五年分十年分の修業に匹敵する
今の炭次郎君は前よりももっと
ずっと強くなってる
甘露寺蜜璃は
竈門兄妹を応援してるよ~
刀鍛冶の里の宿で、炭次郎との別れ際に言った蜜璃の名言。
婚活目的で鬼殺隊に入った蜜璃ですが、柱としての覚悟が無いわけではありません。
今目の前に居る人が、明日も生きているとは限らない。その現実をしっかりと認識した上で、柱として炭次郎にエールを送るのでした。
名言③ 私いたずらに人を傷つける奴にはキュンとしないの
私
出典:鬼滅の刃 13巻
いたずらに人を傷つける奴にはキュンとしないの
刀鍛冶の里長を襲っていた鬼を切り捨てた際の、蜜璃のセリフ。
同性だろうが異性だろうがすぐにキュンとしてしまう蜜璃ですが、誰にでも好意を向けるわけではありません。
人を傷つける者には、相応の怒りを向けるようです。
普段のほんわかした雰囲気と打って変わって、凛々しい一面が垣間見える名言です。
名言④ 私は私じゃない振りをするの?
いいのかな?
出典:鬼滅の刃 14巻
これいいのかな?
私一生こうして生きてくのかな?
いっぱい食べるのも
力が強いのも
髪の毛も全部私なのに
私は私じゃない振りをするの?
私が私のままできること
人の役に立てること
あるんじゃないかな?
私のままの私が居られる場所ってこの世にないの?
私のこと好きになってくれる人はいないの?
こんなのおかしいよ
おかしい…
蜜璃は17歳の時、常人離れした筋力と食欲、そして他人と違う髪色が理由で、お見合いが破談になりました。
それ以来、「自分の体質を隠さなければならない」と考えるようになりますが、自分を偽って結婚相手を探すことに対して矛盾を抱えてしまいます。
嘘を付き続けて伴侶を得るより、本当の自分を愛してくれる相手を見つけたい。その想いが、鬼殺隊入隊に繋がったのでした。
名言⑤ 仲間は絶対死なせないから
みんなありがとお~!!
出典:鬼滅の刃 14巻
柱なのにヘマしちゃってごめんねぇぇ
仲間は絶対に死なせないから
鬼殺隊は私の大切な居場所なんだから
上限だろうが何だろうが
関係ないわよ
私悪い奴には絶対負けない
覚悟しなさいよ本気出すから
半天狗の分身体”増拍天”の攻撃で意識が飛んでしまった蜜璃。
増拍天に止めを刺されそうになりますが、炭次郎・禰豆子・玄弥の三人に救われます。
その際に炭次郎が言った「この人が希望の光」という言葉に奮起し、上記のセリフを言いました。
かつて自分を偽って生きようとした蜜璃にとって、ありのままの自分を必要としてくれる人たちの存在が、何よりも嬉しかったのです。
そしてそんな炭次郎たちを守るため、蜜璃は増拍天のさらなる追撃を全て切り裂いて見せるのでした。
名言⑥ お父さんお母さん 私を丈夫に産んでくれてありがとう
お父さんお母さん
出典:鬼滅の刃 14巻
私を丈夫に産んでくれてありがとう
鬼殺隊ではみんなが私を
認めてくれたの
鬼から守った人たちはね
涙を流して私にお礼を言ってくれた
伊黒さんがね
私に縞々の靴下をくれたのよ
女の子なのに
こんなに強くっていいのかなって
また
人間じゃないみたいに
言われるんじゃないのかなって
怖くって力を抑えていたけど
もうやめるね
増拍天との戦闘中、蜜璃が自分を強い身体に産んでくれた両親へ向けた感謝の言葉。
生まれ持った体質のせいで、お見合い相手に暴言を吐かれてしまった蜜璃。普通なら、そんな身体に産んだ両親を恨んでもおかしくありません。
しかし蜜璃は自分の体質を恨むのではなく、自分の能力を他人のために役立てる道を選びます。
その結果、自分を認めてくれる人と大勢出会う事が出来たのです。
「人とは違う」ということを短所として嘆くのではなく、長所として役立てる。その重要性を教えてくれる名言です。
名言⑦ 私 馬鹿じゃないわ
私
出典:鬼滅の刃 21巻
馬鹿じゃないわ
鳴女との戦闘中、蜜璃は突如現れた愈史郎から「馬鹿じゃないなら協力しろ」と言われました。その際の蜜璃の思考が上記のセリフ。
突然現れた鬼にこんな乱暴な口を聞かれたら、信用できないのが普通でしょう。
しかし蜜璃は差し迫った状況で、愈史郎が敵ではない事を直感し、即座に協力を受け入れました。
何も考えていないようにも見えますが、鬼への偏見を持たず、相手の長所を見抜くことに長けた蜜璃だからこそ出来た判断です。
ちょっと馬鹿っぽく見えるのはご愛敬。
名言⑧ もう誰にも死んでほしくないよォ!!
待って
出典:鬼滅の刃 22巻
私まだ
戦える
今度は足を
引っ張らないようにするから
駄目よ
全然役に立ってない
このままじゃ死ねない
待って!!
私も行く!!伊黒さん
伊黒さん嫌だ
死なないで!!
もう誰にも死んでほしくないよォ!!
無惨との戦いで重傷を負ってしまった蜜璃は、伊黒から戦線を離れるように言われます。
再び無惨との戦いに戻ろうとする伊黒の背中に向かって、蜜璃が叫んだのが上記のセリフ。
隊士たちが無惨に次々と殺されていく中で、蜜璃は自分が殺される事よりも、伊黒や仲間たちが死んでしまう事を恐れていました。
蜜璃にとって、伊黒や隊士たちが本当に大切な存在なのだと伝わってくる悲痛な叫びです。
名言⑨ もういい加減にしてよぉ!!
もういい加減にしてよぉ!!
出典:鬼滅の刃 23巻
馬鹿ァ!!
太陽が昇るまで無惨を足止めしようと、鬼殺隊は総力を挙げて戦い続けます。
炭次郎たちもとっくに限界を超えていましたが、それでも無惨を行動不能にするには至らず、被害はどんどん拡大していきます。
そして無惨が触手のように伸ばした腕で炭次郎を貫こうとしたその時、倒れた筈の蜜璃が身体を張って無惨の腕を止め、さらにその腕を引き千切りました。
その際に蜜璃が叫んだのが上記のセリフです。
シンプルな叫びですが、しつこすぎる無惨に対し、鬼殺隊全員の気持ちを代弁するような一言でした。
名言⑩ 私のことお嫁さんにしてくれる?
わああん
出典:鬼滅の刃 23巻
嬉しいよぉ
わたしっ…私
伊黒さんが好き
伊黒さんと食べる悟飯が
一番美味しいの
だって伊黒さんすごく優しい目で
私のこと観ててくれるんだもん
伊黒さん伊黒さんお願い
生まれ変われたら
また人間に生まれ変われたら
私のことお嫁さんにしてくれる?
鬼殺隊はついに無惨を倒すことに成功します。
しかし、重傷を負っていた蜜璃と伊黒は自分たちがもう助からない事を悟っていました。
伊黒から「君に心を救われた」と言われた蜜璃が、涙を流しながら伊黒に想いを伝えたのが上記のセリフ。
ありのままの自分を受け入れてくれる男性の存在は、蜜璃がずっと求めていたものです。
伊黒がまっすぐに好意を向けてくれたことが、蜜璃にとっては何より嬉しかったのでしょう。
そして伊黒も蜜璃の想いに応え、来世で一緒になる事を誓うのでした。
甘露寺蜜璃の心の強さ
以上、甘露寺蜜璃の名言10選いかがでしたでしょうか。
蜜璃は他の隊士たちと違い、鬼に対して強い因縁があるわけではありません。
なので禰津子に対しても優しく接する事が出来ましたし、協力を申し出た愈史郎をすぐに受け入れる事が出来ました。
その柔軟さは、他の隊士にはない蜜璃の強さと言って良いでしょう。
惚れっぽく見える性格も、言い換えれば他人の長所を見つけるのが上手いという事です。
鬼殺隊という死と隣り合わせの環境にあっても、何事も前向きにとらえる事ができる。その姿勢は現代に生きる我々も見習いたいものです。
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