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漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
時透無一郎は霞柱と呼ばれる柱の一人であり、他人に興味を示さない無感情な人物として登場しました。
特に刀鍛冶の里では、小鉄少年から訓練用からくり”縁壱零式”を強引に奪い取ったので、「嫌な奴」と感じた読者も少なくないでしょう。
しかしそれは無一郎が記憶を失っており、物事をすぐに忘れてしまうという後遺症を抱えていたからこそ。
本来の無一郎は、他人のために身を粉にして働こうとする、心優しい人物なのです。
そこで今回は、そんな時透無一郎の心情がわかる名言を紹介していきたいと思います。
鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。
毒舌の裏の本心!時透無一郎の名言10選【鬼滅の刃】
名言① 柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う
君がそうやってくだらないことを
出典:鬼滅の刃 12巻
ぐだぐだぐだぐだ言ってる間に
何人死ぬと思っているわけ?
柱の邪魔をするっていうのは
そういうことだよ
柱の時間と君たちの時間は全く違う
少し考えればわかるよね?
刀鍛冶は戦えない
人の命を救えない
武器を作るしか能がないから
ほら 鍵
自分の立場を考えて行動しなよ
赤ん坊じゃないんだから
刀鍛冶の里で、小鉄から”縁壱零式”を奪ったときの無一郎のセリフ。
日常的に人が鬼に食われている現状で、「鬼への最大の対抗手段である柱が訓練するのを邪魔するな」というのは確かに正論です。
しかし小鉄を含む刀鍛冶たちを完全に下に見た発言であり、「協力して貰って当然」という思考がにじみ出ています。
結果として無一郎は小鉄に嫌われてしまい、縁壱零式の正しい使い方を知らないまま訓練する事になりました。
他人への配慮が欠けた無一郎の発言は、一見合理的なようでいて実は全く合理的では無かったのです。
後に、無一郎はこの時の自分の態度を「亡き兄にそっくりだった」と語っています。
無一郎の兄有一郎は、弟を大切に想っていました。しかし親を失い、日々の生活を守るために一杯一杯だったため、無一郎に冷たい言葉を浴びせてしまっていたのです。
つまりこのセリフの時の無一郎も、記憶が失われてしまう病気や激化する戦いのせいで、兄と同じく一杯一杯になっていたのでしょう。
無表情なので冷たく見えますが、実は無一郎の余裕の無さが現れた発言だと言えます。
名言② 僕はお館様に認められた鬼殺隊 霞柱 時透無一郎だから
これは正しいのかな?
出典:鬼滅の刃 13巻
こんなことしてたら里全体を守れないんじゃ…
いやできる
僕はお館様に認められた
鬼殺隊 霞柱
時透無一郎だから
刀鍛冶の里が鬼に襲撃された際、無一郎は小鉄が鬼に襲われているところに遭遇しました。
無一郎は「助ける優先度は低い」と判断しますが、「人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる」という炭次郎の言葉を思い出し、助ける事にします。
その際の心中のセリフが上記です。
以前小鉄を見下していた無一郎が、小鉄を助ける…
炭次郎の言葉により、無一郎に心境の変化があったということですが、無一郎が変わったというより、かつての自分を取り戻しつつあると言った方が正確かもしれません。
実は「情けは人の為ならず」という言葉は、かつて無一郎が父親から教わった言葉でした。炭次郎が同じ言葉を言った事により、過去の記憶を揺り動かす切っ掛けとなったのです。
まだ迷いはあるようですが、その迷いも「お館様に認められた」という事実を思い出す事で払拭します。
無一郎が、記憶と余裕を取り戻しつつあることを示す名言と言えるでしょう。
名言③ ありがとう鉄穴森さん
俺のために
出典:鬼滅の刃 14巻
刀を作ってくれて
ありがとう
鉄穴森さん
玉壺との戦いの中で、刀鍛冶の鉄穴森から新しい刀を受け取った際の感謝の言葉。
人の名前を覚えず、刀鍛冶を見下すような発言をしていた無一郎が、「鉄穴森さん」と敬称を付けて礼を言っているのが印象的です。
小鉄を助け、自分もまた小鉄に助けられた事で、無一郎は失った記憶を思い出しました。
無一郎はもともと、自分の力で他人を救いたいと願う心優しい少年だったのです。
本来の自分を取り戻した無一郎は、確固たる覚悟で玉壺に挑むのでした。
名言④ 鉄井戸さん ごめん 心配かけたなあ
鉄井戸さん
出典:鬼滅の刃 14巻
ごめん
心配かけたなあ
だけど俺は
もう
大丈夫だよ
無一郎が今は亡き刀鍛冶の鉄井戸を想い、心中で呟いたセリフ。
無表情ゆえに感情が読みにくい無一郎ですが、実はその内心では大きなストレスを抱えていました。
鉄井戸はそれを見抜き、心配していたのです。
しかし記憶を失っている時の無一郎は、そんな鉄井戸の気遣いにも気付くことが出来なかったのでしょう。
無一郎は記憶を取り戻すと共に、どれだけ鉄井戸に心配をかけていたのかも理解し、謝罪と感謝を述べるのでした。
名言⑤ あの煮えたぎる怒りを思い出せ
あの
出典:鬼滅の刃 14巻
煮えたぎる怒りを思い出せ
最愛の兄に蛆が湧き
腐っていくのを見た
自分の体にも蛆が湧き始め
僕は死の淵を見た
運良く助けられなければ
そのまま死んでいただろう
記憶が失っても体が覚えている
死ぬまで消えない怒りだ
だから僕は血反吐を吐くほど
自分を鍛えて叩き上げたんだ
鬼を滅ぼす為に
奴らを根絶やしにするために!!
玉壺との戦いで、無一郎は兄を失った時のことを思い出すことで自分を奮い立たせます。
無一郎にとって兄の死は、記憶を失うほどに忌まわしいものだった筈です。
しかし、記憶を失っている間も鬼に対する怒りだけは覚えていました。
だからこそ、柱になれるほどに自分を鍛え上げる事が出来たのです。
そして怒りの理由を思い出した無一郎は、忌むべき記憶を今度は自分の力に変えて戦うのでした。
名言⑥ お前はもう二度と生まれてこなくていいからね
お終いだね
出典:鬼滅の刃 14巻
さようなら
お前はもう二度と
生まれてこなくていいからね
玉壺の首を切り落とした時に言った、無一郎の勝利宣言。
玉壺は無一郎の動きに付いていけず、この言葉を聞くまで切られたことにすら気付いていませんでした。
無一郎は記憶を取り戻した後も、鬼に対しては一切の容赦がなく、毒舌も健在です。
人に対する優しさと、鬼に対する容赦の無さ。それが無一郎の武器なのでしょう。
名言⑦ 早く地獄に行ってくれないかな
もういいからさ
出典:鬼滅の刃 14巻
早く地獄に行ってくれないかな
敗北を認めず、人間を侮辱し続ける玉壺にトドメを刺した際のセリフ。
「人間百人の命より私の方が価値がある」などと、完全に人間を下に見た暴言を無一郎は強引に黙らせました。
玉壺に殺された刀鍛冶たちの為に怒ったのでしょうが、考えてみれば無一郎も記憶を失っている時に刀鍛冶を下に見る発言をしています。
もしかすると、無一郎には過去の自分に対する怒りもあったのかもしれません。
名言⑧ おまえの血も細胞も 俺の中にはひとかけらも残ってないよ
もし本当に末裔であったとしても
出典:鬼滅の刃 19巻
何百年も経ってたら
おまえの血も細胞も
俺の中にはひとかけらも残ってないよ
上限の壱・黒死牟から「おまえは私の子孫だ」と言われた際に、無一郎が返したセリフ。
鬼と血縁があるというまさかの事実に一瞬動揺しましたが、すぐに平静を取り戻し、黒死牟との戦いに挑みます。
どんな時でも相手の言葉に惑わされない、無一郎の胆力が垣間見える名言です。
名言⑨ 俺が 死ぬ 前に
だめだ
出典:鬼滅の刃 20巻
悲鳴嶼さんも不死川さんも
死ぬまで戦う
だけどこの二人まで
死なせちゃいけない
まだ無惨が残ってるんだ
みんなの為にも
この二人を守らなければ
また技が…くる…
俺が…何とかしなくちゃ
俺が 死ぬ 前に
黒死牟との戦いで致命傷を負ってしまった無一郎は、それでも戦いを止めませんでした。
最後の最後まで仲間の役に立とうと、身体を張って、黒死牟の身体に剣を突き立ててみせたのです。
しかしそれでも、黒死牟の動きを完全に止める事は叶いません。黒死牟は全身から刃を生やし、なおも攻撃を続けてきます。
捨て身の攻撃すらも黒死牟には無意味なのかと思われましたが、無一郎はなおも諦めず、刀を握る手に力を込めました。
するとなんと、鬼に対して絶大な攻撃力を持つ”赫刀”が発現し、黒死牟に大きなダメージを与えたのです。
無一郎の闘志は、息絶える最後の瞬間まで途切れる事はありませんでした。
名言⑩ 僕は幸せになるために生まれてきたんだ
僕が何の為に生まれたかなんて
出典:鬼滅の刃 21巻
そんなの自分でちゃんとわかってるよ
僕は
幸せになるために生まれてきたんだ
兄さんもそうでしょ?
違うの?
幸せじゃなかった?
幸せな瞬間が一度もなかった?
僕は幸せだったよ
家族四人で暮らしていた時も
一人ぼっちになってから
つらいことや苦しいことが
たくさんあったけど
仲間ができて
僕は楽しかった
また笑顔になれた
幸せだと思う瞬間が
数えきれない程あったよ
黒死牟との戦いで命を落とした無一郎は、あの世で兄の有一郎と再会します。
有一郎が「こんなんじゃ何のためにお前が生まれたのかわからない」と嘆くと、無一郎は上記のセリフを言い返しました。
無一郎の人生は、他人から見れば不幸なものだったでしょう。
鬼に家族を殺され、記憶を失い、その後も戦いに明け暮れ、果ては十四歳という若さで死んでしまったのです。
しかしそれでも無一郎は、「幸せだった」と断言します。
例え短い人生だったとしても、無一郎はそこにしっかりと幸せを見出し、自分の人生を誇ってみせたのでした。
無表情に隠れた無一郎の心
以上、時透無一郎の名言10選いかがでしたでしょうか。
おそらく無一郎の第一印象は、多くの読者にとってあまり良いものでは無かったのではないでしょうか。
他人の名前を覚えようとしない態度や、何を考えているのか分からない無表情。極めつけは小鉄に対する配慮の無い言動など、自分本位な人物に見えたかもしれません。
しかしそれは無一郎が記憶障害を抱えていたからであって、本来の無一郎は「人の役に立ちたい」と願う純朴は少年でした。
そして最後まで、そのために戦い抜いたのです。
こうして名言を見てみると、無一郎がいかに他人を思いやり、そして鬼を憎んで来たのかよくわかります。
あなたの心に一番響いた名言はどれでしょうか?
コメントで教えて頂けると嬉しいです。
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