【序盤ネタバレレビュー】「ヒロインな妹、悪役令嬢な私」あらすじ&感想

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出典:版元ドットコム
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こんにちは!
なろう系作品大好きサラリーマンのヘーボンです!

今回紹介する作品は、悪役令嬢物の中でも特にお気に入りの作品です。

また悪役令嬢かよって声が聞こえてきそうですが…

好きなんだから仕方ない!

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「ヒロインな妹、悪役令嬢な私」

タイトルの通り、主人公は悪役令嬢に転生し、ヒロインが義理の妹になります。

悪役令嬢物って大きく分けて、シナリオ上のヒロインと仲良くなるパターンと対立するパターンがあります。
しかしこの作品は前半めっちゃ仲良くて後半対立するという、両方のパターンを合わせたような展開です。

なんといっても主人公の性格がめちゃくちゃ面白い

完結した時、「もっと読ませてくれよ」と悶え苦しんだ作品です。

序盤のネタバレありで内容を解説していきますので、全くネタバレしたくないという人は下のリンクから飛んでください。

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「ヒロインな妹、悪役令嬢な私」あらすじ(序盤ネタバレ)

その日、公爵令嬢クリスティーナ・ノワールは怒っていました。

愛する母親を亡くして落ち込んでいるときに、父親が養子を取ると言い出したからです。

「母上が死んですぐに養子を取るなんて…」「ひょっとして愛人の子か?」

養子なんて認めない!と息巻くクリスでしたが、父親に連れられてきた女の子をみて衝撃を受けます。

(…天使だ!天使が居る!)

そのあまりの可愛らしさにメロメロになったクリスは、その衝撃で前世の記憶を取り戻しました。

この世界は義妹のミシュリーを主人公とする乙女ゲーム「迷宮デスティニー」の世界で、クリスティーナはミシュリーを虐めて最終的にミシュリーとヒーローによって断罪される悪役令嬢だったのです!

でもそんな前世の記憶もゲームの設定もクリスにとってはどうでもよいことです。

(私がミシュリーを虐めるなんてありえない…)

なぜなら    義妹が可愛すぎるから!!!!!!


「ヒーローもイベントもお呼びではない!ミシュリーは私が幸せにする!!

愛する義妹の幸せを守るため、クリスはどこまでも突き進む!

たとえそれがクリス自身の破滅を意味するとしても…

「ヒロインな妹、悪役令嬢な私」主な登場人物

クリスティーナ・ノワール

自分を天才と称する、非常に優秀で努力家な少女

非常に自信家な上にお転婆ですが、礼儀作法や勉学に関しては家庭教師のマリーワに徹底的に教え込まれており、社交の場では完璧な淑女として振る舞うことが出来ます。(本人は第二形態と称する)

ミシュリーと出会う直前に母親を亡くしており、母が亡くなって直ぐに父親が連れてきたミシュリーを愛人の子ではないかと疑いますが、前世の記憶を取り戻したおかげで誤解は解け、むしろ溺愛するようになります。

基本的に優秀ですが、ミシュリーに対しては完全に盲目状態で、彼女の言う事には簡単に言いくるめられてしまいます。

その溺愛ぶりは依存とも呼べるレベルですが、義妹を独占したいとまでは考えていません。

むしろ養子という立場で社交界に出られないミシュリーに、広い世界を見せてやりたいと考えています。

※ゲームにおけるクリスティーナの設定
ミシュリーを義妹とは認めず嫌がらせをします
その理由はミシュリーが愛人の子であるという誤解のせいだと思われますが、幼いころはミシュリーを可愛がっていたという描写もあり、シナリオ内で明言はされていません。

ミシュリーが3人居るヒーローの誰を選んでも断罪されることになります。

本編のクリスは彼女のことを「自分とは似ても似つかない愚か者」と考えていますが実は…

ミシュリー・ノワール

王妹の子ですが、母親は出産と共に死亡し父親が不明だったため、存在しない子として城内の一室でひっそりと育てられます。
他人の感情に敏感であり、唯一接する機会のある乳母や護衛からは「可哀そうな子」を見る目を向けられていたため、誰にも懐かない子供時代を過ごしました。

しかしノワール公爵に引き取られクリスと出会った際に、初めて「可愛い」と言われたことでクリスに懐くようになります。

行動的なクリスとの比較で大人しいと思われがちですが、姉以外への関心は低く、姉妹への依存心はクリスよりも強いといえます。
特にクリスの婚約者であるシャルルのことは、姉を奪う敵として認識しているようです。

義姉への依存心が強い反面、義姉のためならいくらでも頑張れる芯の強い少女です。

※ゲームにおけるミシュリーの設定
主人公でありヒロイン。プレイヤーは彼女視点でエンド・シャルル・レオンの3人のヒーローの誰かを攻略していくことになります。

義姉であるクリスティーナから拒絶され、当初は和解したいと望んでいましたが、何度も拒絶されたことにより結局は対立することに…。

最終的に王族の血を引いていることが発覚し、クリスティーナのそれまでの悪行を告発し断罪することでハッピーエンドを迎えます。

シャルル・エドワルド

第三王子にしてクリスの婚約者。マイペースな性格。

婚約は政略的なものですが、婚約前にクリスと出会い、その時からクリスを気に入っていました。
素のクリスが好きなため、淑女らしい第二形態は苦手。

クリスティーナと過ごす時間を大切に思っているので、仲を邪魔しようとするミシュリーと衝突することもしばしばあります。

※ゲームにおけるシャルルの設定
ヒーローの一人。クリスティーナの婚約者ですが、虐められているミシュリーを励ますうちに、ミシュリーの方に魅かれていくようになります。

レオン・ナルド

平民の少年。ノワール公爵家の屋敷の塀に度胸試しで登ろうとして敷地内に落ちてしまったところでクリスティーナやミシュリーと出会います。

手当しようと言ってくれたミシュリーに惚れかけますが、早い段階で本性を目の当たりにしたので深入りせずに済みました。
多くの平民と同じように貴族に対する忌避感を持っていましたが、クリスティーナやミシュリーと接する内に苦手意識は薄れていったようです。

面倒見の良い少年です。

※ゲームにおけるレオンの設定
ヒーローの一人
レオンのルートではミシュリーと共に貴族と平民の仲を取り持っていくことになります。

エンド・エドワルド

第一王子にして王太子
気位が高くクリスティーナとは相性が悪いですが、自信家であったり初対面でミシュリーに惚れたりするなど実は似た者同士かもしれません。

※ゲームにおけるエンド
ヒーローの一人
傲慢な性格をミシュリーによって解きほぐされていきます。

マリーワ・トワネット

クリスの家庭教師

その教育方針はスパルタで、クリスが淑女らしからぬ事をすると鞭で打つこともあります。
しかし教師としては優秀で、彼女の教育や発言はクリスティーナの考え方に多大な影響を与えています。
実はミシュリーの母親とは旧知の仲。

ノワール公爵

クリスティーナの父親でミシュリーの養父
我が道を行く娘達に振り回される苦労人だが、公爵家当主として厳格な一面も持つ。

良い人なんだけどいまいち報われてない可哀そうな人。

サファニア・カリブラコア

侯爵家の三女
運動が苦手で娯楽小説が好きという典型的なインドア少女。

初対面でクリスティーナの猫かぶりを見破ったことがキッカケで友人件ライバルとなります。
2人の姉には可愛がられているが、本人は社交的な姉たちを苦手に思っているようです。毒舌。

「ヒロインな妹、悪役令嬢な私」感想

主人公のクリスが大変魅力的なキャラクターです。
天才を自称していて態度もデカいですが、その実非常に努力家で抜けているところもある…まるで「スラムダンク」の桜木花道を女性にしたような性格をしています。

貴族としての自分の責任や役割を充分に理解しながらも、ミシュリーの為なら平然と投げだそうとするいっそ清々しいくらいの妹狂い。その後、家庭教師のマリーワに折檻されるまでがお決まりパターンです。

序盤はただひたすら義妹を可愛がるだけの話ですが、キャラクターの掛け合いが非常に面白いので飽きません。

まとめると

・悪役令嬢とヒロインは姉妹で仲良し
・主人公のキャラクターが面白い

・基本的にコメディー、しかし中盤にちょっとした山場も…

いつまでも読んでいたいコメディー作品です。

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