こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
ダイの大冒険において師匠キャラといえば、メインキャラ5人の師であるアバン先生が真っ先に浮かぶことでしょう。
しかしアバン先生以外にも、メインキャラに大きな影響を与えた師匠キャラが多数登場しています。
例えばポップにとってはマトリフ。
マァムにとってのブロキーナなどがそうです。
今回はダイの大冒険に登場した先生・師匠キャラを紹介していきます。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ。
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アバン・デ・ジニュアールⅢ世
言わずと知れた、アバンの使徒5人の師匠。
アバン流刀殺法という独自の剣術を編み出しており、その剣術は人間最強レベル。剣以外にもあらゆる武器を使いこなし、魔法はドラゴラムなどの高レベル呪文を使いこなす…
もはや「何が出来ないの?」と聞きたくなるほどの万能キャラです。
事実として戦闘スタイルの違う5人の弟子を見事に育てているので、師匠としての能力は疑う余地もないでしょう。
唯一欠点があるとすれば、マトリフが「優しすぎて、甘ったれを育てるのは向いていない」と称しており、実際ポップの育成は思うようにいかなかったようです。
しかし逆に言えば、弟子本人にやる気さえあればどんな人材でも育てられるといえます。
さらに、アバンが教えるのは戦う術だけではありません。むしろ精神面に対する教えを数多く残しているのです。
特に「正義なき力も、力なき正義も無力」「力だけが強さではない」といったセリフは、大魔王バーンの「力が正義」という考えとの対比となっています。
ダイがバーンに懐柔されずに済んだのも、アバン先生の教えがあったからこそです。
マトリフ
世界一の呪文使いと言われた大魔導士。
魔法使いであるポップにとっては、アバン先生以上に相性の良い師匠といえます。
逃げ癖が付いていたポップの根性を叩き直し、魔法使いの役割や心構えを叩き込みました。
修業内容はスパルタですが、「なぜその修業が必要なのか」をしっかりと説明してくれるので、ポップも納得して修業に励むようになったのでしょう。
特にルーラの重要性を説いたセリフは、物語終盤に世界六か所に仕掛けられた黒の核晶をルーラで解除しに行く展開の伏線にもなっています。
ベタンやメドローアといったオリジナルの呪文もポップに伝授しており、特にメドローアは最後までパーティーの切り札であり続けました。
魔法に特化した師匠ですが、剣の指導も出来るようで、ダイが空の技を習得する為の手助けもしました。
アバン先生がダイたちに伝えきれなかった事を、補ってくれた存在です。
ブロキーナ
マァムとチウの師匠で、武神流拳法の開祖。
ヒムやラーハルトが驚くほどの体術を会得しており、短時間とはいえミストバーンを圧倒してみせました。
高齢ゆえに長くは戦えないようですが、逆に言えば若い頃は敵なしだったのかもしれません。
マァムを五日間で一流の武闘家に鍛えあげた事から、師匠としての指導力も相当高いと思われます。
チウに武闘家としての心構えを指導した時の言葉は、現実でも教訓になったという人も多いのではないでしょうか。
外伝作品「勇者アバンと獄炎の魔王」では、若き日のアバン先生が大地斬を編み出す際に、ブロキーナがヒントを与えています。
また「オフィシャルファンブック」によると、アバン流格闘術は武神流を基本としており、マァムが短期間で武神流を習得できたのも、事前にアバン先生の指導を受けていたからのようです。
バラン
ダイにとって、バランは父親であると同時に竜の騎士としての師匠と言えます。
最初は敵として登場しましたが、その戦いぶりはダイに大きな影響を与えました。
それまで竜の紋章の力を”不思議な力”としか認識していなかったダイに、結果的にではありますが竜の騎士としての戦い方を教え、紋章閃・ギガブレイク・ドルオーラといった技は後にダイに受け継がれます。
さらに死後は、自らの紋章と共にダイの身体に宿り、ダイを何度も導きました。
ダイが挫けそうになると、その度にダイの心に語り掛け「おまえはただの竜の騎士ではなく、全く新しい超騎士なのだ」と、進むべき道を示したのです。
父親という印象が強いですが、師匠と呼んでも差し支えないだろうと考え、今回紹介させて頂きました。
フローラ
カール王国の女王。
レオナが目標とする女性です。
若くして国を率いる事になったという立場がレオナと酷似しており、血縁は無いはずですが容姿も言動も良く似ています。
というより、レオナがフローラを見習った結果、容姿や言動が似たのかもしれません。
作中においては、人間軍の総大将としてその指揮能力を発揮。世界の指導者のあり方を見せつけました。
ミストバーン
ヒュンケルにとって、闇の師匠と呼ぶべき存在がミストバーンです。
幼いヒュンケルを拾った際、その才能を見抜き、またアバン先生への憎しみを利用する形で暗黒闘気を教え込みました。
ヒュンケルはその暗黒闘気によって、人間でありながらガイコツを操れるようになり、不死騎団長に選ばれるまでになります。
特に闘魔傀儡掌については、ミストバーン自身が「自分でも及ばない」と認めるほどの威力に成長したようです。
ヒュンケルは後に、隠し技だったグランドクルスを最大最強の闘気技にまで昇華してみせますが、それはミストバーンから闘気の指導を受けていたおかげだったのかもしれません。(アバン先生の指導を受けていた時は闘気より剣技を重視していた)
そこまでヒュンケルを育て上げたと考えると、ミストバーンは師匠としての技量も一流だったのでしょう。
もっともミストバーンがヒュンケルを育てたのは、いずれその身体を乗っ取るためであり、ヒュンケルを後継者と考えていたわけではありません。
そういう意味では、他の師匠キャラとは一線を画す存在です。
ロン・ベルク
魔界の名工と呼ばれる鍛冶職人。
最終作戦の中でノヴァとお互いを認め合い、ノヴァに請われる形で師匠となります。
その際に長年かけて作り上げた”星皇剣”を失っていますが、代わりに”新星”を手に入れたという訳です。
豊かな生活より職人としての腕を磨くことを良しとする職人気質な性格で、バーンからの「魔王軍に好待遇で迎える」という再三の誘いを断っています。
ノヴァに鍛冶を指導している姿は最終回に僅かに描かれただけですが、その姿はノヴァやダイたちに多くの事を学ばせた事でしょう。
2人がその後、どんな師弟関係を築いていったのか、非常に気になるところです。
ちなみに剣士としての実力も最強レベルで、ダイとヒュンケルの二人に稽古を付けたこともあります。
ダイの大冒険の師匠たちが伝えたこと
以上、先生・師匠キャラ7選いかがだったでしょうか。
各キャラクターの指導シーンを見返していると、単純に技術を教えているだけでなく、正義の心や心構え、進むべき道を伝えている事に気が付きます。
その言葉はダイたちに大きな影響を与え、その後の行動理念にもなっているのです。
師匠キャラたちの言葉は一つ一つが納得できるのものばかりで、中には私自身も教訓としているセリフもあります。
あなたはどの師匠が好きですか?
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