こんにちは!
マンガ大好きサラリーマンのヘーボンです!
少年漫画というのは、当然ながら全年齢向けなわけですが、それでも多少のお色気要素が含まれているものですよね。
それどころか近年は「これ少年誌でやっていいのか!?」と思うほど、あからさまにエロを前面に押し出してくる作品が増えたように感じます。
今回は私があまりにも攻めた内容に驚かされた少年漫画を紹介します。
↓そのマンガがこちら↓
「不徳のギルド」(河添太一)
魔物狩りを生業とする主人公が、新人の女の子たちとパーティーを組むことになるのですが、なぜか毎回のように女の子が魔物に捕まり、エロいことをされてしまうというお話です!
ご都合主義ここに極まれりと言った感じですが、ここまでやられるともはや清々しい!!笑
近年どんどん厳しくなる規制に、正面からケンカを売っているような作品です。
序盤のみネタバレありでレビューしていきますので、「全くネタバレしてほしくない」という人は、下のリンクから飛んでください。
「不徳のギルド」あらすじ(序盤ネタバレ)
キクルは魔物を退治し街を守るガード。
少年時代はわき目も振らず訓練に勤しみ、ガードになってからはひたすら実践の日々…気が付けば所属しているギルドで討伐数No.1にまで上り詰めていました。
そんなある日、キクルの元に級友からハガキが届きます。
それは久しく会っていなかった級友の結婚を知らせるものでした。
そのハガキを見て、キクルはふと気が付きました。
「結婚か…そういえば俺、女性と付き合った事すらないな…」
急に先行きが不安になって来たキクルは、自分が女性経験が少ないのは、出会いの無い職場に原因があると考えます。
そしてなんと、退職を決意してしまいました。
突然のエースの退職宣言に、ギルドに努める女性エノメは驚きます。
なんとか引き留めようとするエノメですが、退職の理由が「出会いの無さ」にあると知ると、「女の子のガードと組ませれば考えを改めるのでは」と考えました。
そしてエノメは「新人の面倒を見て欲しい」という名目で、キクルに武道家のひたむきを紹介します。
「辞める前に後任の育成くらいはしておくべきか…」と考えたキクルはこれを受け、ひたむきと二人で魔物討伐に出かける事になりました。
しばらく森を歩いていると、二人は最弱モンスターであるスライムを発見します。
(気付かれずに近付いて、確実に仕留めよう)
そう考えたキクルは物陰に身を隠そうとしますが、ひたむきは逆にスライムの前に躍り出て、なんと頭を下げました。
「押忍!!対戦よろしくお願いします!」
「何してんのおまえ!!?」
魔物相手に礼儀正しく挨拶をかますひたむき。
案の定先制攻撃を許し、身体の自由を奪われてしまいます。
それどころかスライムはひたむきの服の中にまで入り込み、大事な箇所に吸い付き始めました!!
みるみるうちに繰り広げられるいかがわしい光景に、キクルは立ち尽すしか出来ません。
「見てないで助けてください!」
「いや…助けたいのは山々なんだが…セクハラで訴えたりしない…?」
「しないですっ!思いつきもしませんでした!」
そう言われて仕方なく手を伸ばすキクル。
なるべくひたむきの身体を見ないように手を伸ばしましたが、柔らかくて暖かいものを思いっきり掴んでしまいました。
「すっすまん!!わざとじゃない!」
慌てて謝るキクルに、ひたむきが気まずそうに言います。
「あの…キッくんが触ってるの…スライムです…」
どうにかこうにかスライムを引きはがす事には成功しましたが、その後もひたむきは信じられないポカを繰り返し魔物に敗北。そしてその度になぜか、魔物にいかがわしい目に合わされてしまいます。
ギルドに戻るころには、キクルはすっかり(主に精神面が)へとへとでした。
そして帰りを待っていたエノメにこう伝えます。
「一先ず退職は考え直します。しっかりした後任を見つけてからでないと…街が滅びかねない…」
果たしてキクルが無事に退職できる日は来るのでしょうか…?
「不徳のギルド」主な登場人物
キクル・マダン
ジョブは狩人。
慎重な性格で、魔物討伐の腕は一流ですが格下の魔物が相手であっても警戒心を忘れません。その堅実なスタイルのおかげで僅か2年でメブキの街のエースと呼ばれるようになりました。
真面目に努力を続けてきた反面、青春時代に華やかな思い出は無く、それを気にして退職を決意。
後任を育てるために、ひたむきを始めとした若手の教育をしていくことになります。
ヒタム・キャン(ひたむき)
武道家の獣人で、通称ひたむき。
素直で前向きな性格ですが、非常にどんくさく、毎回のように魔物に負けてひどい目に合わされます。
武闘家としての才能は殆ど見られませんが、聴覚や嗅覚が優れており索敵役としては優秀です。
メイデナ・アンジェ
若くして優れた回復呪文を操る白魔術師。
一見気が強く気に入らない相手にはすぐ噛みつく反面、非常にビビりで強面の男性や凶悪な魔物を前にすると泣き出してしまうことも…。
トキシッコ・ダナー
無気力な黒魔術師。
高威力な魔法を扱える代わりに致命的な運動音痴で、魔法を敵に当てられないどころか味方を巻き込んでしまうこともしばしば。
ハナバタ・ノーキンス
ジョブは戦士で、装備品メーカーの社長令嬢でもあります。
新人達の中では唯一まともな戦闘能力を持っていて、切り札は自身をバーサーカー状態にする”狂化”…なのですが、ハナバタが使うとバーサーカーではなく、酔っぱらったような甘えん坊状態になってしまいます。
ただし本人は気付いていません。
エノメ
ギルドの職員。
おっとりしたお姉さんで、ひたむきたちの事は子供扱いしているキクルも、エノメの事は大人の女性として意識しているようです。既婚者。
「不徳のギルド」感想
可愛い女の子が魔物に襲われまくるという、タイトル通り”不徳”感満載な作品。
「魔物退治に出かける」→「女の子が魔物に負ける」→「なぜか卑猥な事をされる」というのがテンプレパターンで、一線を越える前にキクルが助けるものの、かなりきわどい事までされてしまいます。
なんともご都合主義てんこ盛りの展開なのですが、ここまでやられると逆に面白い。
少年漫画の中にもお色気要素を含んだ作品は数多くありますが、その中でもかなり攻めた内容です。
「だったらその画像を貼れよ!」という声が聞こえてきそうですが、残念ながらそれをやるとこの記事がGoogleからアダルトコンテンツ判定されてしまいます…。
なので、気になる方は無料試し読みをご覧ください。
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