こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
大人気漫画であるダイの大冒険はストーリーが面白いのは勿論のこと、心を打つ名言の宝庫と言えます!
その中でダイの大冒険のヒロインであるレオナ姫は、かなりサバサバした性格で思った事はズバズバ言うので物事の核心を突くセリフが多いキャラクターです。
悪く言えば正論パンチを容赦なく打ち込んでくるので、人によってはレオナ姫は好きじゃないという人もいるかもしれません。
ですがパプニカの王女であり、若くして国を…そして世界を背負うことになった彼女は常に誰よりも”正しさ”を求められる立場に居ました。
そんな重責にも弱音を吐かずに答え続けてきたレオナ姫だからこそ、フローラ様は”正義の使徒”として彼女を選んだのでしょう。
今回はレオナ姫のそんな正義感あふれる名言をランキング形式で紹介していきたいと思います。
原作漫画のネタバレを含みますので、気にする方はここで記事を閉じるか他の記事へどうぞ!
- レオナ姫の正義感あふれる名言ランキングベスト10【ダイの大冒険】
- 10位 あたしたちの受け継いできたものが決して間違っていないことを証明するためにっ…!
- 9位 すべての戦いを勇者のためにせよ……!
- 8位人間が生きていればそこが国です!
- 7位戦いましょう!戦うべきだわ
- 6位 平気なんかじゃないわっ!でも…!こういう時だからこそ冷静にならないと…!
- 5位 魔物と同じ道を歩むくらいなら…人間として飢えて死にましょう…!
- 4位 あれは侵略です!!侵略に対しては戦います!
- 3位 戦いのほうが個人の気持ちより大事なわけ…?…個人の気持ちの方が大事よぉ!
- 2位 あなたには残された人生のすべてをアバンの使徒として生きることを命じます…!
- 1位 このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね
- 「正論を言う」という、レオナ姫の強さ
レオナ姫の正義感あふれる名言ランキングベスト10【ダイの大冒険】
10位 あたしたちの受け継いできたものが決して間違っていないことを証明するためにっ…!
あ…あたしが破邪の力を必要な理由はたった一つだけ…!!
出典:ダイの大冒険24巻
信じているからよ…!
今まで生まれ育った大地を!国を!
そしてそこに生きるすべての人々をっ…!!
悪を倒すためではなく
あたしたちの受け継いできたものが決して間違っていないことを証明するためにっ…!!!
…力がほしいっ!!それだけよっ!!!
大破邪呪文ミナカトールを習得するため破邪の洞窟に挑んだレオナ姫は、試練から「力を得るにふさわしい大義があるか」と問われます。
その際のレオナ姫の返答がこのセリフ。
大魔王バーンは人間を”最低の存在”として断じて地上ごと滅ぼそうとしますが、人間の国の王女として生まれ今では国を率いる立場になったレオナ姫からすれば、それは到底受け入れられるものではありません。
人間は滅ぼされて当然の存在ではない、自分たちの今までの人生は間違いなんかではないと証明するために、レオナ姫はバーンに対抗するための力を求めるのでした。
9位 すべての戦いを勇者のためにせよ……!
みんな聞いて…!!
出典:ダイの大冒険30巻
先生はこうなる事を予期した上で私にこの羽を託してくださったのよ!!
アバンの使徒を勝利に導くために!!!
地上の正義と…!
偉大なる勇者アバンの名の下に…!!
今こそみんなにこの王女レオナが命じます!!
”すべての戦いを勇者のためにせよ……!!!”
キルバーンの罠に掛かってアバンが連れ去られてしまった際、ダイたちはアバンを救出しようとしますが、レオナ姫だけはダイを先に進ませることを優先すべきだと主張します。
実はアバンがキルバーンに捕らわれたのは半ば計算の内、アバンはダイをなるべく無傷で大魔王バーンの元に送り届けるために、あえてキルバーンの相手を買って出たのでした。
「正義を貫くためには、時に非情に見える決断でも下さねばならない」
レオナ姫はアバンからそう教わり、アバンが抜けた後のリーダー役を託されていたのです。
ダイたちはアバンを置いていくことを躊躇しますが、レオナ姫はアバンの羽を使う事でダイたちにアバンの意志を示し、新しいリーダーとしてダイたちに”命令”を下すのでした。
8位人間が生きていればそこが国です!
国とは土地や建物のことではありません
出典:ダイの大冒険16巻
人間が生きていればそこが国です!!
レオナ姫は魔王軍に対抗するために各国の王を集め世界会議を開きますが、そこを魔王軍に襲撃されてしまいます。
要人たちを避難させようとしたところを、ベンガーナ王から「国を見捨てて逃げるのか」と非難されてしまいますが、その際に言い返したのがこちらのセリフです。
たとえ土地が奪われ建物が壊されても、人が生き残っていればまたやり直すことができる…
一度は魔王軍に王都を滅ぼされ、そこから再起したレオナ姫らしい信念です。
7位戦いましょう!戦うべきだわ
戦いましょう!
出典:ダイの大冒険9巻
戦うべきだわ
もしかしたらあの竜たちは
私たちを狙って上陸してきたのかもしれないし…
それに今私たちが時間をかせがなきゃ
このデパートのお客は全滅しちゃうわ!!
ダイたち一行はベンガーナのデパートに買い物に行きますが、レオナ姫はそこで出会った失礼な客たちに腹を立てます。
しかし魔王軍の超竜軍団が攻め込んでくると、レオナ姫は迷うことなくその失礼な客たちも含めて守る判断を下します。
思った事をすぐに口にするレオナ姫は感情的に見えることもありますが、決して感情に流されて判断を誤ることはありません。
たとえ気に入らない相手でも守るべき民であることには変わりない。
レオナ姫の王族としての気質が現れた名言です。
6位 平気なんかじゃないわっ!でも…!こういう時だからこそ冷静にならないと…!
…平気なんかじゃないわっ!!
出典:ダイの大冒険28巻
……でも…!
こういう時だからこそ冷静にならないと…!
何か残された手はないか
必死に考えをめぐらせないと!!
相手はあたしたちのはるか上を行く
悪魔の頭脳の持ち主なんだから…!!
大魔宮に攻め込んだ際、キルバーンの仕掛けたトラップ”ダイヤの9”にダイとポップが囚われてしまいます。
レオナ姫は二人を救おうと焦るマァムから「なぜ平気な顔をしているのか」と非難されますが、それに言い返したのがこちらのセリフ。
焦って取り乱したとしても、それで仲間を救える訳ではありません。
ただ判断力を失うだけです。
一見冷たい態度に見えたとしても、冷静さを保ったまま打開策を探る事が最善策であると、レオナ姫は考えていたのでした。
5位 魔物と同じ道を歩むくらいなら…人間として飢えて死にましょう…!
いくら大事なものでも争いの種になるのならいらないわ
出典:ダイの大冒険6巻
みんな…
あたしたちがこうして身を隠し反撃の準備を整えているのは魔王軍の悪事をくじくためなのよ
それなのにあたしたち自身が自分の欲のために他人を傷つけたりしてどうするの!?
それじゃ魔王軍と変わらないじゃない!
魔物と同じ道を歩むくらいなら…
人間として飢えて死にましょう…!!
魔王軍にパプニカの城を落とされ、レオナ姫は残された兵士と共にバルジの塔に隠れていました。
しかし長い潜伏生活に兵士たちの心が荒み、残された食料をめぐって争いが起きてしまいます。
その際にレオナ姫は、貴重な食料を敢えて捨てることで、兵士たちに人間としての誇りを示すのでした。
苦しい時にこそ、正義を忘れてはいけないという事を伝える名言です。
4位 あれは侵略です!!侵略に対しては戦います!
……戦います!
出典:ダイの大冒険10巻
テランのみなさんはバランの攻撃を天命かなにかだと思っていらっしゃるようですが
私には人間が滅ぼされても当然のひどい生物だとはどうしても思えません!
あれは侵略です!!
侵略に対しては戦います!
竜の騎士であるバランとの戦いを前に、テラン王から「あくまで竜の騎士様と戦うのか」と聞かれた時のレオナの返答。
平和主義が長じて武器や道具の開発すら禁じたテランの国は、竜の騎士が人間を滅ぼそうと知った際も「竜の騎士に滅ぼされるなら、それは人間が悪いということ」という考えが浸透していました。
しかしレオナ姫は毅然とした態度でそれに異を唱えます。
平和を求める心も自分たちの行いを反省することも、それ自体は悪い事ではありません。
かといって何でもかんでも相手の言いなりになるのも正しいとは言えません。
理不尽な理由で攻撃されたなら、時に武器を取って対抗する事も必要なのです。
3位 戦いのほうが個人の気持ちより大事なわけ…?…個人の気持ちの方が大事よぉ!
あ~あ
出典:ダイの大冒険25巻
ダイ君てけっこうドライなのね~っ
戦いのほうが個人の気持ちより大事なわけ…?
…個人の気持ちの方が大事よぉ!
ダイ君!!
私たちはこの心で大魔王に勝つんだもの…!!
たまった気持ちはスッキリはき出したほうがいいの!!!
大魔王バーンとの再戦を前にして、ダイはパーティーメンバーが恋愛感情のもつれで揺れている事を心配しレオナ姫に相談します。
しかしレオナ姫は「戦いよりも個人の気持ちの方が大事」と言い放ち、恋に揺れるマァムやエイミを諫めようとはしませんでした。
感情に流されずに正義を貫くことを信条としているレオナ姫ですが、決して個人の感情を軽視しているわけではありません。
戦いを前に気持ちを押し殺すより、むしろはっきりさせてしまった方が、心置きなく大魔王と戦うことができるというのがレオナ姫の考えでした。
地上の命運を賭けた戦いを前にして、個人の気持ちを優先していいと言い放つレオナ姫は非常に度量が大きく柔軟な考え方のできる人物と言えるでしょう。
2位 あなたには残された人生のすべてをアバンの使徒として生きることを命じます…!
…ヒュンケル
出典:ダイの大冒険8巻
望み通りこのパプニカの王女レオナが判決を下します
あなたには残された人生のすべてをアバンの使徒として生きることを命じます…!
友情と正義と愛のために
己の生命をかけて戦いなさい
そしてむやみに自分を卑下したり過去にとらわれ歩みを止めたりすることを禁じます…!
以上!いかがかしら?
フレイザードを倒し、一度は滅ぼされたパプニカの城に戻ってきたレオナ姫たちですが、そこでヒュンケルが「自分こそがこの国を滅ぼした張本人である」と告白します。
「この場で首を斬られても構わない」と言うヒュンケルに対し、レオナ姫が王女として下した判決がこのセリフ。
ヒュンケルが既に改心していることを見抜いたレオナ姫は、罰を与えるという体でヒュンケルに新たな生きる道を示し、その罪悪感を取り払って見せるのでした。
国を壊滅状態に追い込まれ父親すら失ったにも拘わらず、すぐにこの判断ができるあたり、レオナ姫の王族としての度量を示していると言えるでしょう。
ちなみにレオナ姫のこの言葉はそのままヒュンケルの生きる目的となり、これ以降ヒュンケルはレオナ姫にだけは敬語を使うようになります。
1位 このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね
ど…どう?
出典:ダイの大冒険34巻
女の子に傷をつけられた心境は
大魔王さんっ!!
ダイ君も見てたでしょ!!
ギガストラッシュでもはじき返したバーンの身体だって全神経を注いでいなければ無敵の強度を保っていられない!!
あたしにだって傷つけられたんだから!!
この世に本当の無敵の存在なんていないわっ!!!
絶対にいないっ!!!
その事を忘れないで!!
これでもあたしを生かしておけるものなら勝手にしなさいよ!!
でもお望み通り修正言いふらしてやるからっ!!!
このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね!!!
真の姿を取り戻した大魔王バーンは、ダイの最強技ギガストラッシュですら跳ね返してしまいます。
さらにバーンはレオナに自分に仕えるように要求してきますが、レオナ姫はなんと、要求を飲むどころかパプニカのナイフでバーンを切りつけました。
レオナ姫は賢者とはいえ、肉体的な強度は普通の少女とそう変わらないはずです。
バーン相手に切りかかり、さらに挑発するようなことを言うなんて、自殺行為としか言えません。
しかしレオナ姫は非力な自分が大魔王に切りかかることで、攻めあぐねているダイに対し「大魔王は決して倒せない相手ではない」と示してみせたのです。
真の勇気とは打算なきもの。
最強の大魔王相手に啖呵を切ってみせたレオナ姫もまた、間違いなく本物の勇気を持っていると言えるでしょう。
「正論を言う」という、レオナ姫の強さ
以上、レオナ姫の正義感あふれる名言ランキング如何でしたでしょうか。
ダイの大冒険のヒロインと呼べるレオナ姫ですが、人気という点ではポップやマァムといった他のメインキャラ達より一歩劣っていたように思います。
そもそもダイたちとは別行動を取ることが多いですし、常に正義を求める彼女の言葉は人によっては”正論パンチ”に聞こえてしまう事もあるかもしれません。
気の強い女の子キャラは他の漫画にも沢山存在しますが、大抵の場合ふとした時に見せる”優しさ”や”弱さ”がギャップとなり人気に繋がっているように思います。
しかし王族として生まれたレオナ姫は他人に”弱さ”を見せることなど殆どありません。
ダイが大魔王に敗れて挫けそうになった時も、ダイを励ましたのは”心の弱さ”を理解できるポップであり、レオナはあくまで”勇者”としてのダイを信じ続けていました。
「正論を言う人間は嫌われる」という言葉がある様に、レオナ姫はヒロインとしては実は非常に不遇なキャラクターなのかもしれません。
とはいえ正論を言う人間が居なくなったらそれこそお終いです。
パプニカの王女として国を…ひいては世界を率いる立場に立ったレオナは、勇者であるダイ以上に”正義”を求められる人物です。
他人の評価を気にせずズバズバと正論を言うからこそ、レオナの言葉には誤魔化しのない”正義”があります。
ヒロインらしくないとは言いましたが、常に”正義”を示そうとするレオナ姫は、”純粋”なダイには非常に良い影響を与えた事でしょう。
そういう意味で、レオナ姫はダイのパートナーとして最適と言えるかもしれませんね。
今回紹介した名言の中に、あなたの心に刺さった言葉はありましたか?
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