こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!
冨岡義勇は水柱の称号を持つ鬼殺隊の強者であり、炭治郎を鬼殺隊に導いた重要人物です。
普段は極端に無口ですが、鬼狩りに対して強い使命感を持ち、また同時に鬼になった禰󠄀豆子を受け入れるなど柔軟な思考の持ち主でもあります。
今回はそんな冨岡義勇のかっこいい名言を紹介していきます。
鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここで記事を閉じるか、他の記事へどうぞ!
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寡黙にして熱血!冨岡義勇のかっこいい名言10選【鬼滅の刃】
名言① 生殺与奪の権を他人に握らせるな!!
生殺与奪の権を他人に握らせるな!!
出典:鬼滅の刃 1巻
惨めったらしくうずくまるのはやめろ!!
そんなことが通用するなら
お前の家族は殺されてない
奪うか奪われるかの時に
主導権を握れない弱者が
妹を治す?
仇を見つける?
笑止千万!!
幸せに暮らしていた炭治郎ですが、ある日家族が鬼に殺されてしまい、妹の禰󠄀豆子も鬼にされてしまいます。
そこに駆けつけた義勇が禰󠄀豆子を斬ろうとしたところ、炭治郎は「妹を殺さないでくれ」と義勇に懇願し、土下座までしました。
そんな炭治郎に対し、義勇は同情するどころか激昂し、上記のセリフを吐きます。
敵の情けに縋ったところで問題が解決するはずが無い。守りたいものがあるなら戦わなくてはいけないのだと炭治郎を𠮟りつけました。
厳しい言葉に聞こえますが、義勇自身も家族を失い、似た様な目に遭った人間を数多く見て来たからこそのセリフです。
名言② 泣くな 絶望するな そんなのは今する事じゃない
泣くな
出典:鬼滅の刃 1巻
絶望するな
そんなのは今する事じゃない
お前が打ちのめされてるのは
わかってる
家族を殺され妹は鬼になり
つらいだろう
叫びだしたいだろう
わかるよ
俺があと半日
早く来ていれば
お前の家族は死んでなかったかもしれない
しかし時を巻いて戻す術はない
怒れ
許せないという強く純粋な怒りは
手足を動かすための
揺るぎない原動力になる
炭治郎を叱咤した後の義勇の心中のセリフ。
表面上は厳しい言葉をぶつけた義勇ですが、内心ではしっかりと炭治郎に同情していました。
むしろ義勇自身が、何とかしてやりたいのにできない無力感を痛感している様にも見えます。
それでも炭治郎を𠮟りつけたのは、炭治郎を絶望させないためです。怒りによって絶望を吹きとばし、炭治郎に生きる活力を与えるために、敢えて厳しい言葉を掛けたのです。
おそらく、義勇自身も過去にそうやって自分を奮い立たせたのでしょう。
名言③ 未熟でごめん…
頬を張り飛ばされた衝撃と痛みが
出典:鬼滅の刃 15巻
鮮やかに蘇る
何故忘れていた?
錆兎とのあのやりとり
大事なことだろう
思い出したくなかった
涙が止まらなくなるから
思い出すと悲しすぎて
何もできなくなったから
蔦子姉さん
錆兎
未熟でごめん…
義勇が鬼殺隊の最終選別を突破出来たのは、錆兎に助けられたおかげでした。その結果錆兎が死んでしまい、義勇はそれをずっと後ろめたく感じていたのです。
それゆえに「俺は柱になっていい人間じゃない」と考え、柱稽古にも最初は参加しようとしませんでした。
しかし炭治郎に「託されたものを繋いでいかないんですか?」と指摘され、義勇はかつて錆兎の幽霊に会っていたことを思い出します。
最終選別の後、「自分が死ねば良かった」と考えていた義勇の前に錆兎の幽霊が現れ、「俺やお前の姉が託した未来を、お前が繋いでいくんだ」と叱咤していたのです。
しかし義勇は姉や親友の死に向き合うことを恐れ、また幽霊の存在を信じられなかったのか、その出来事を心の奥にしまってしまいました。
炭治郎の言葉でそのことを思い出した義勇は、自分の心の弱さを悔い、亡き姉と親友に謝罪するのでした。
名言④ お前のその実力は柱に届くと言っても過言ではない
炭治郎…
出典:鬼滅の刃 17巻
格段に技が練り上げられている
お前のその実力は
柱に届くと言っても過言ではない
上弦の参を相手にこれ程…
あの日
雪の中で絶望し
頭を垂れ
涙を流しながら
妹の命乞いをするしかなかったお前が
戦えるようになった
命を
尊厳を
奪われないために
無限城にて、炭治郎と義勇は二人で猗窩座と戦う事になりました。その際の炭治郎の戦いぶりを見た、義勇の心中が上記のセリフ。
初めて出会った時、炭治郎は禰󠄀豆子を殺そうとした義勇に土下座して命乞いしました。それを義勇は叱責し、炭治郎に戦う意味を教えたのです。
しかし今、炭治郎は義勇ですら苦戦する猗窩座相手に、一歩も引かない戦いぶりを見せています。
その成長ぶりを見た義勇の、驚きと感動が伝わってくる名言です。
名言⑤ 俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな
鬼に名乗るような名は持ち合わせていない
出典:鬼滅の刃 17巻
俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな
戦いの中で猗窩座は義勇の実力を認め、名を尋ねます。しかし義勇は答えず、すげなく突っぱねました。
義勇は無口なので、「喋るのが嫌い」というのは嘘ではないのでしょう。ただしここで義勇が答えなかったのは、「鬼となれ合うつもりはない」という意思表示です。
現にファンブックによると、義勇はしのぶや杏寿郎、蜜璃や行冥といった、良く話しかけてくれる相手には好感を持っていることがわかります。
したがって本来であれば、猗窩座のような性格の人間は嫌いではないのかもしれません。
ただし猗窩座が人間に害を及ぼす鬼である以上、あくまで毅然とした態度は崩さない。義勇の覚悟が垣間見えるセリフです。
名言⑥ 炭治郎を殺したければまず俺を倒せ…!!
待て
出典:鬼滅の刃 18巻
俺は…まだ…
生きているぞ…!!
炭治郎を殺したければ
まず俺を倒せ…!!
猗窩座との激闘の末、炭治郎は失神してしまいます。止めを刺そうとする猗窩座を呼び止め、義勇が叫んだのが上記のセリフ。
義勇自身も重傷であるにも拘わらず、炭治郎を守るために猗窩座に立ち向かいました。
義勇の脳裏に有ったのは、亡き姉と錆兎の姿です。かつて二人に命がけで助けてもらった義勇は、今度は自分が仲間を守る番だと覚悟を決めたのです。
名言⑦ 炭治郎落ち着け 落ち着け
炭治郎落ち着け
出典:鬼滅の刃 21巻
落ち着け
遂に無惨の元まで辿り着いた炭治郎と義勇。全ての元凶を目の前にして怒りに燃え上がる炭治郎に対し、義勇が掛けた言葉が上記のセリフ。
「落ち着け」とは言っていますが、無惨への怒りは義勇も同じだったのでしょう。
言葉とは裏腹に、怒り心頭な義勇の表情が印象的です。
名言⑧ 村田―!!炭治郎が動けない!!
村田―!!
出典:鬼滅の刃 21巻
炭治郎が動けない!!
安全なところで手当てを頼む!!
無惨との死闘で遂に倒れてしまった炭治郎。義勇は戦いながらも近くに居た村田を見つけ、炭治郎を託しました。
村田は無惨への憎しみを燃やし、無謀な攻撃に出ようとしていましたが、義勇に名前を呼ばれた事で冷静さを取り戻します。
村田と義勇は元々同期でした。とはいっても無口な義勇の事です。元々会話をしたことなど何度もなかったでしょう。
その後階級に差が付いてしまいますが、それでも義勇は村田の名前を憶えていました。その事実に村田は感動したのです。
死闘の最中での炭治郎への気遣いといい、義勇の仲間想いの一面が垣間見えた名言です。
名言⑨ 人を殺す前に炭治郎を殺せ
動ける者ーっ!!
出典:鬼滅の刃 23巻
武器を取って集まれーっ!!
集まれ
炭治郎が鬼にされた
太陽の元に固定して焼き殺す
人を殺す前に炭治郎を殺せ
無惨を倒したと思ったのも束の間、炭治郎が鬼にされてしまいます。それを悟った義勇が周囲の鬼殺隊員に向けて叫んだのが上記のセリフ。
非情な決断にも見えますが、最悪の状況を誰よりも早く理解し、瞬時に具体的な対処方法を周囲に指示できるのは並大抵のことではありません。
さすがは鱗滝さんの弟子といえる判断の速さです。
名言⑩ 頼むこのまま炭治郎のまま死んでくれ…!!
一瞬遅れたら
出典:鬼滅の刃 23巻
間違いなく隠を殺していた
頼むこのまま
炭治郎のまま
死んでくれ…!!
鬼になった炭治郎は、躊躇なく近くに居た隠を殺そうとしました。義勇はそれを庇い、すぐに炭治郎を太陽の光で焼き殺そうとします。
その際の義勇の心中が上記のセリフ。
炭治郎を殺す決断をしたものの、当然ながら義勇の内心は穏やかではありませんでした。
炭治郎は誰よりも優しい少年であり、義勇もその優しさに救われた経験があります。
「心優しい炭治郎に、最後の最後で手を汚させたくない」義勇のそんな願いが伝わってくる名言です。
無口な冨岡義勇の内心とは
以上、冨岡義勇のかっこいい名言10選いかがでしたでしょうか。
義勇は無口な男であり、言葉足らずゆえ仲間たちと軋轢を生んでしまったこともあります。
しかし義勇の名言を見ていくと、決して周囲に無関心なわけではなく、むしろ絆を大事にする熱い心の持ち主である事が分かるでしょう。
あなたは義勇のどの名言が好きですか?
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