【煽りの呼吸！？】鬼滅の刃の煽りセリフ24選

こんにちは！
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです！

鬼滅の刃は鬼と鬼狩りの戦いを描いた物語です。

迫力ある戦闘描写が大きな魅力ですが、その中で繰り広げられる煽り文句がいい感じのスパイスとなり、戦闘をさらに盛り上げています。

そこで今回は、鬼滅の刃に登場した秀逸な煽り文句の数々を紹介していきます。

鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。

【見どころ解説】「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」内容レビュー

【煽りの呼吸！？】鬼滅の刃の煽りセリフ24選
秀逸な煽り文句の数々

【煽りの呼吸！？】鬼滅の刃の煽りセリフ24選

１．なんでそんなに恥をさらすんだ

なんでそんなに恥をさらすんだ
出典：鬼滅の刃　3巻

炭治郎が善逸に対して言ったセリフ。

鬼狩りの仕事で死ぬのを恐れた善逸は、通りすがりの女性に「いつ死ぬかわからないから結婚してくれ」と迫ってしました。

それは炭治郎が止めますが、今度は炭治郎に「俺を守ってくれ」と追いすがって来る始末。

善逸のあまりの醜態に、流石の炭治郎も呆れて上記のセリフを言いました。

炭治郎自身に悪気はなく、自然に出た言葉である点も煽りポイントを高めています。

２．傷が痛むからできないんだな？

傷が痛むからできないんだな？
いやいいんだ
痛みを我慢できる度合いは
人それぞれだ
亡くなっている人を
屋敷の外まで運んで土を掘って
埋葬するのは本当に大変だし
善逸とこの子たちで頑張るから
大丈夫だよ
伊之助は休んでいるといい
出典：鬼滅の刃　4巻

鼓屋敷の戦いの後、炭治郎が伊之助に言ったセリフ。

炭治郎は伊之助に「鬼に喰われた人を埋葬するのを手伝ってくれ」と頼みますが、それを伊之助は無下に断りました。

それを炭治郎は怒るどころか、「傷が痛くてできない」と解釈。伊之助には休んでいる様に言いました。

炭治郎にその気はないのでしょうが、伊之助には「炭治郎も善逸も子ども達も傷を我慢しているのに、伊之助だけ根をあげている」と聞こえた事でしょう。

伊之助は怒り出し、すぐに埋葬を手伝い始めました。

炭治郎お得意の無自覚煽りです。

３．そんなだからみんなに嫌われるんですよ

鬼とは仲良くできないって
言ってたくせに何なんでしょうか
そんなだから
みんなに嫌われるんですよ
出典：鬼滅の刃　5巻

那田蜘蛛山に援軍として駆け付けた冨岡義勇と胡蝶しのぶ。

鬼である禰豆子を見つけた時、しのぶは瞬時に切ろうとしますが、義勇はそれを邪魔しました。

その際にしのぶが義勇に言ったのが上記のセリフ。

義勇は禰豆子が無害な鬼であると知っていましたが、しのぶはそれを知る由もありません。

ならば義勇は説明すべきなのですが、口下手な義勇はそれも出来ませんでした。

「そんなだから」というのは、義勇の言葉足らずな所を指しているのでしょう。

義勇にとってこの言葉は不服だったようで、「俺は嫌われてない」と反論しました。

しかし、この時の行動を後に他の柱からも責められているので、案外本当に嫌われていたのかもしれません。

４．柱なんてやめてしまえ！！

善良な鬼と
悪い鬼の区別もつかないなら
柱なんてやめてしまえ！！
出典：鬼滅の刃　6巻

柱合会議で炭治郎が不死川実弥しなずがわさみねに言ったセリフ。

「鬼である禰豆子ねずこは処刑すべき」というのが、柱たちの大筋の意見でした。

中でも実弥は強弁で、禰豆子の隠れている箱に刀を突き立て、その場で処断しようとしたのです。

それに対して怒った炭治郎が、実弥から禰豆子を奪い返し、上記のセリフを言いました。

禰豆子が2年間人を食っていないことや、珠世や愈史郎といった善良な鬼の存在を知らず、一方的に処断しようとする実弥の姿勢を責めたのです。

しかし炭治郎は知る由もない事ですが、そのセリフは実弥へのもの凄い煽り文句となっています。

実は実弥の母親も鬼となっており、実弥は自分の手で母親を殺してしまったという過去があるのです。

実弥からすれば、母親を殺したトラウマを抉られた気持ちになった事でしょう。

５．できて当然ですけれども

これはまぁ
基本の技というか初歩的な技術なので
できて当然ですけれども
会得するには
相当な努力が必要ですよね
まあできて当然ですけれども
仕方ないです
できないなら
しょうがないしょうがない
出典：鬼滅の刃　6巻

全集中の呼吸・常中を教える際に、胡蝶しのぶが伊之助に言ったセリフ。

「できないなら仕方ない」と言っていますが、意訳すると「こんな簡単なこともできないの？」となります。

前の戦いで自信を失っていた伊之助ですが、しのぶのこの言葉で怒り、闘志を取り戻しました。

炭治郎の無自覚煽りとは違い、明らかにワザと煽っています。

６．逃げるな卑怯者！！

逃げるな卑怯者！！
逃げるなァ！！！
出典：鬼滅の刃　8巻

煉獄杏寿郎きょうじゅろうと猗窩座あかざの戦いで、鬼である猗窩座は太陽が昇って来た為に逃走しました。

その背中に炭治郎が叫んだのが上記のセリフ。

杏寿郎は既に致命傷を負っており、勝敗を生死で判断するなら猗窩座の勝ちと言う事になります。

しかし炭治郎は「煉獄さんの勝ちだ」と言い、逃げた猗窩座を「卑怯者」と呼びました。

鬼と鬼殺隊の戦いは、どうしても鬼に有利な夜に行われることになり、夜である以上鬼は殆どのダメージを回復する事ができます。

そんな有利な状況で闘いながら、自分の強さを誇り、状況が悪くなると逃げ出す。その姿を炭治郎は卑怯と呼んだのです。

自身の強さに誇りを持つ猗窩座にとって、この「卑怯者」という言葉は最大の煽り文句となりました。

７．申し込んだ所で猗窩座殿は我らに勝てまいが

いやぁしかしだよ黒死牟殿
申し込んだ所で
猗窩座殿は我らに勝てまいが
加えて俺に至っては
猗窩座殿よりも後で鬼となり
早く出世したのだから彼も内心穏やかではあるまい！
わかってやってくれ
それに俺はわざと避けなかったんだよ
ちょっとした戯れさ
こういうふうにして
仲良くなっていくものだよ
上に立つものは下の者に
そう目くじらを立てず
ゆとりを持って
出典：鬼滅の刃　12巻

無限城における上弦会議の際、猗窩座は童磨どうまの振る舞いに腹を立て、その頭を吹きとばします。

しかしそれを見ていた黒死牟こくしぼうは、格上の相手に立て付く行いを良しとせず、「気に喰わなければ入れ替わりの血戦を申し込め」と猗窩座に忠告しました。

それを受けての童磨が言ったのが上記のセリフ。

猗窩座をフォローしているかのような口調ですが、「どうせ我らには勝てない」という発言は、完全に猗窩座を侮っています。

さらには本気で怒っている相手に「ちょっとした戯れ」などど、煽っている様にしか聞こえません。

また実はこのセリフ、猗窩座だけでなく黒死牟に対する煽りにもなっている事に気が付きましたでしょうか？

黒死牟が鬼になったのは、有能すぎる弟に嫉妬したからです。

そんな黒死牟にとって、「下の者に目くじら立てるな」というのはまさに耳に痛い一言だったでしょう。

童磨がそこまで理解して発言したかは定かではありません。しかし結果として、猗窩座と黒死牟の二人を流れるように煽ってみせた、煽り性能の高い台詞です。

８．赤ん坊じゃないんだから

自分の立場を弁えて行動しなよ
赤ん坊じゃないんだから
出典：鬼滅の刃　12巻

霞柱の時透無一郎が、刀鍛冶の少年・小鉄に言ったセリフ。

無一郎は訓練用からくり・縁壱零式を用いて訓練しようとしますが、持ち主である小鉄はそれを拒否しました。

そんな小鉄を無一郎は「聞き分けの無い赤ん坊」と判断し、強引に縁壱零式のカギを奪い取っていきます。

「柱の時間は貴重」という無一郎の考えは間違ってはいませんが、その一方で小鉄の主張は一切聞く気はないという横暴な姿勢が見て取れます。

一応フォローしますと、この時の無一郎は記憶障害を抱えており、そのせいで相手の事情をくみ取る余裕がなかったのです。

９．何であんなにずっと怒ってるんだろう

何であんなにずっと怒ってるんだろう
やっぱりおなかすいてるのかなあ
出典：鬼滅の刃　12巻

刀鍛冶の里で、玄弥に怒られた後に炭治郎が呟いたセリフ。

第一印象が悪かったことや、自分より先に手柄を立てられた事から、玄弥は炭治郎に敵意を持っていました。

しかし炭治郎はそんな玄弥の敵意も意に介さず、まるで友人かのように話しかけます。

それがまた玄弥の敵意を煽り、ますます怒らせる結果になったのです。

炭治郎に悪意はありませんが、そこがまた煽りポイントを高めています。

１０．お前はもう二度と生まれて来なくていいからね

お終いだね
さようなら
お前はもう二度と生まれて来なくていいからね
出典：鬼滅の刃　14巻

無一郎が玉壺ぎょっこの首を落とした際に言ったセリフ。

あまりの速さに斬られた事すら気が付いていなかった玉壺に、既に決着が付いている事を知らせました。

相手の人生の価値を全否定する発言で、言われた側はこの上ない屈辱でしょう。

芸術家気取りだった玉壺には、特に効いたはずです。

ちなみに無一郎VS玉壺では、他にも数多くの煽り文句が登場します。

というよりお互いにずっと煽ってばかりでとても全ては紹介できないので、興味のある方は漫画を読んでみてください。

１１．君と結婚できるのなんて熊か猪か牛くらいでしょう

君と結婚できるのなんて
熊か猪か牛くらいでしょう
そのおかしな頭の色も
子供に遺伝したらと思うと
ゾッとします
出典：鬼滅の刃　14巻

甘露寺蜜璃かんろじみつりが、かつてお見合い相手に言われたセリフ。

蜜璃の常人離れした怪力と食欲。そしてピンクと緑が混ざった髪色を理由にお見合いを断っている訳ですが、それにしても遠慮のない発言です。

蜜璃を化け物か何かのように言っており、自分だけでなく、人と結婚する事自体が不可能だと言い放ちました。

さすがの蜜璃もこの言葉には傷付き、その後しばらくの間、自分の体質を隠すようになりました。

１２．責任からにげるなァァ

貴様ァァァ！！
逃げるなァァ！！！
責任から逃げるなァァ
お前が今まで犯した罪
悪業
その全ての責任は必ず取らせる
絶対に逃がさない
出典：鬼滅の刃　14巻

分身体に戦わせ、自分は逃げ回る半天狗に対し、炭治郎が叫んだセリフ。

今まで数多くの人を喰ってきた鬼であるにも拘わらず、被害者ズラを続け相手を非難する半天狗に、炭治郎の怒りが爆発しました。

半天狗は人間だった時から、弱者のフリをしてあらゆる責任から逃げ続けてきた悪人です。

半天狗の態度から、そんな卑怯な生き方が伝わったのでしょう。炭治郎は半天狗の生き方そのものを非難したのでした。

１３．俺も貴方を認めてないので！

全然大丈夫です！
俺も貴方を認めてないので！
禰豆子刺したんで！
出典：鬼滅の刃　15巻

柱稽古の際、実弥から「俺はテメエを認めてねえ」と言われた、炭治郎の返答。

炭治郎は稽古を付けて貰う手前、一応実弥に挨拶したものの、実弥が禰豆子を刺した事はしっかり根に持っていました。

「認めてない」と言われた事を、本当に気にしていなさそうにカラッとしているあたりが、煽り性能高めです。

１４．貴方頭大丈夫ですか？

正気とは思えませんね
貴方頭大丈夫ですか？
本当に吐き気がする
出典：鬼滅の刃　16巻

童磨に対してしのぶが言ったセリフ。

”万世極楽教”の教祖である童磨は、信者を「救う」と称して自分の食事にしていました。

信者が明確に怖がっているにも拘わらず、「自分に喰われることが信者の幸せ」と言い張る童磨の言葉を、しのぶはキッパリと切り捨てます。

童磨には全く響きませんでしたが、表情とセリフが相まって、しのぶの怒りと軽蔑がハッキリと伝わってきます。

１５．あー無理かあ　君小さいから

毒じゃなく
頸を切れたら良かったのにね
それだけ速かったら勝てたかも
あー無理かあ
君小さいから
出典：鬼滅の刃　16巻

童磨がしのぶとの戦いの中で言ったセリフ。

しのぶは毒で童磨を攻撃しますが、悉く童磨に分解されてしまいます。

そこで童磨は「頸を切れたら勝てたかも」と指摘したのですが、それはしのぶのコンプレックスを抉るだけの発言でした。

そもそもしのぶは身体が小さく、鬼の頸を落とす力が無いからこそ、毒を使うようになったのです。

そんなしのぶにとって、「毒よりも頸を切る方が良い」という言葉は、今までの努力を否定する言葉に他なりません。

知ってか知らずか、童磨は的確に相手のコンプレックスを刺激する事ばかり言ってきます。

１６．全部全部無駄だといるのにやり抜く愚かさ

えらい！！
頑張ったね！
俺は感動したよ！！
こんな弱い女の子が
ここまでやれるなんて
姉さんより才もないのによく鬼狩りをやってこれたよ
今まで死ななかったことが奇跡だ
全部全部無駄だといるのに
やり抜く愚かさ
これが人間の儚さ
人間の素晴らしさなんだよ
君は俺が空に相応しい人だ
永遠を共に生きよう
出典：鬼滅の刃　17話

しのぶは童磨に渾身の突きを喰らわせますが、それもすぐに回復されてしまいました。

そんなしのぶを、童磨が突然抱きしめて言ったのが上記のセリフ。

褒めているのかと思いきや、「今まで死ななかったことが奇跡」「全部無駄」など完全にしのぶを馬鹿にする発言です。

１７．適当な穴埋めで上弦の下っぱに入れたのが随分嬉しいようだな

適当な穴埋めで上弦の下っぱに入れたのが随分嬉しいようだな
出典：鬼滅の刃　17巻

善逸が鬼になった兄弟子・獪岳がいがくに対して言ったセリフ。

獪岳は善逸に会うなり「柱にはなれたのか？」と聞いてきます。

獪岳自身が上弦の鬼という、ある意味柱以上の存在となった事を踏まえての発言でしょうが、それを善逸は「適当な穴埋め」と切り捨てました。

本来上弦になるには、上弦の誰かに入れ替わりの血戦を挑み、勝利しなくてはいけません。

しかし獪岳は入れ替わりの血戦に勝利したわけではなく、上弦に欠員が出たため、その空席に座っただけです。

上弦の伍の席も空いている筈ですが、獪岳は上弦の陸ろく止まりだったことからも、「適当な穴埋め」というのは的を得た指摘だったのかもしれません。

１８．杏寿郎はあの夜死んで良かった

杏寿郎はあの夜死んで良かった
ともすると
あれ以上
強くなれなかったかもしれない
人間のままでいたがるような
くだらぬ価値観を持っていたし
出典：鬼滅の刃　17巻

無限城の戦いで、猗窩座が炭治郎に言ったセリフ。

猗窩座いわく、炭治郎の成長と、そんな炭治郎を守るために命を落とした杏寿郎を褒めているつもりのようです。

確かに炭治郎は、杏寿郎の遺志を引き継ぐために努力してきましたし、それが成長に繋がった事は事実でしょう。

しかしだからと言って、杏寿郎が死んだことを「良かった」などという発言は、炭治郎にとって到底受け入れられるものではありません。

炭治郎は杏寿郎を死なせてしまった事をずっと悔やんできましたし、杏寿郎の家族がどれだけ悲しんだかも知っているのです。

自分も含め、杏寿郎に拘わった人全てを侮辱された気持ちになった事でしょう。

１９．お前はもう黙れ

何だと？
お前
お前はもう
黙れ
煉獄さんのことを喋るな
出典：鬼滅の刃　17巻

上述した「杏寿郎は死んで良かった」発言を受け、炭治郎が猗窩座に言い返したセリフ。

猗窩座の言葉を杏寿郎への侮辱と受け取った炭治郎は、これ以上は聞くに堪えないとばかりに静かに怒りを爆発させます。

その暗い表情からは、怒りを通り越して憎しみすら感じるほどです。

２０．貴方何のために生まれてきたの？

あなたのことを気の毒だと
死の間際にカナエさんが言っていた
貴方何もかんじないんでしょ？
この世に生まれてきた人たちが
当たり前に感じている喜び
悲しみや怒り
体が震えるような感動を
貴方は理解できないんでしょ？
でも貴方は頭が良かったから
嘘を付いて取り繕った
自分の心に感覚がないって
ばれないよう
楽しいふり悲しいふり
貴方には嬉しいことも楽しいことも
苦しいこともつらいことも
本当は空っぽで何にもないのに
滑稽だね馬鹿みたい
ふふっ
貴方
何のために生まれてきたの？
出典：鬼滅の刃　18巻

カナヲが童磨に対して言ったセリフ。

何かとオーバーリアクションである童磨ですが、カナヲはそれらが演技であり、本当は童磨には感情が無いという事を見抜いていました。

しかしカナヲはそんな童磨に同情するのではなく、「何のためにうまれてきたの？」と煽ります。

カナヲの指摘は図星だったようで、感情の無いはずの童磨が、気を悪くしたように真顔になりました。

かつては同じように感情が薄かったカナヲだからこそ、的確に童磨を煽る発言が出来たのでしょう。

２１．何の意味もない人生だった

不幸だよねぇ琴葉
幸せな時ってあったのかな？
何の意味もない人生だった
出典：鬼滅の刃　18巻

童磨が伊之助に対して言ったセリフ。

伊之助は母親を知らずに育ち、ずっと捨てられたものと考えていました。

ところが実際には母親である琴葉は、かつて童磨に殺されており、命懸けで伊之助のことを守っていたのです。

しかし童磨はその人生を「何の意味もない」とこけ下ろしました。

親を否定されることは、自分のアイデンティティーを否定されるのと同じです。

わざわざ伊之助に琴葉の事を教えてから侮辱する辺り、かなり煽り性能が高い台詞と言えます。

２２．とっととくたばれ糞野郎

とっととくたばれ
糞野郎
出典：鬼滅の刃　19巻

死後の世界で、しのぶが童磨に言ったセリフ。

姉の仇である童磨を、しのぶは体内に毒を巡らせた自分自身を吸収させることで倒しました。

その結果、自分は命を落とすことになりましたが、「それでも満足だ」としのぶは語ります。

しかし童磨は何を思ったのか、そんなしのぶを見て「恋に落ちた」と言い出しました。

憎むべき仇にそんなことを言われても、しのぶにとっては嫌悪しかないでしょう。

糞野郎と吐き捨て、別れを告げるのでした。

２３．鬼狩りは異常者の集まりだからだ

私に殺されることは
大災に遭ったのと同じだと思え
何も難しく考える必要はない
雨が風が山の噴火が大地の揺れが
どれだけ人を殺そうとも
天変地異に
復讐しようという者はいない
死んだ人間が生き返ることはないのだ
いつまでもそんなことに
拘っていないで
日銭を稼いで静かに暮らせば良いだろう
殆どの人間がそうしている
何故お前たちはそうしない？
理由はひとつ
鬼狩りは異常者の集まりだからだ
異常者の相手は疲れた
いい加減終わりにしたいのは私の方だ
出典：鬼滅の刃　21巻