こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
擬人化作品ってありますよね。
動物や物、時には国なんかを人間に置き換えて交流させるという作品です。
最近流行っているのは、人の体内の細胞を擬人化した「はたらく細胞」でしょうか。
(2021/03/07現在)
「え!?そんなもの擬人化できるの?」と思ってしまうほど斬新な作品がゴロゴロあるジャンルです。
そんな中で、僕がまさに「そんなものを!?」と驚かされた漫画を紹介します!
↓その漫画がこちら↓
「ごきチャ」
そう、ゴキブリです!
待ってください!ページを閉じないでください!!
分かります!
「あんな気持ち悪い虫の話なんて聞きたくない!」という皆さんの気持ちは重々理解しております。
おそらく大多数の人が、あの虫には不快感を抱いていることでしょう。
…もしかしたら読者様の中には「ゴキブリが食べちゃいたいくらい好き」という人も居らっしゃるかもしてませんが…まあ少数派でしょう。
ですがご安心ください。
この「ごきチャ」では、ゴキブリをとってもキュートな女の子に擬人化することに成功しております!
不快感など感じません。
世界で一番かわいいゴキブリの物語。
まったり楽しんでみませんか?
序盤のネタバレありであらすじ&感想を解説していきますので、全くネタバレしたくないという人は、下のリンクから飛んでください。
「ごきチャ」あらすじ(序盤ネタバレあり)
ごきチャは心優しいゴキブリの女の子。
いつか人間さんとお友達になることが夢でした。
しかし人間さんはどういう訳かゴキブリを嫌い、ごきチャを見つけると退治しようとしてきます。
そんな中、ごきチャは耳寄りな情報を耳にしました。
「北海道にはゴキブリはいないらしいよ…」
そう聞いたとき、ごきチャはこう考えました。
「私の事を知らない人間さんなら、偏見無く接してくれるかも…私と友達になってくれるかも!?」
ごきチャは人間の船に乗り込み、北海道を目指します。
いつか人間の友達が出来る日を夢見て…。
「ごきチャ」主な登場人物
ごきチャ
人間と仲良くなりたいヤマトゴキブリの少女。
いくら人間に嫌われてもめげなかったり、ホウ酸団子を人間からの贈り物だと思って大事にしたりと純真な性格です。
石鹸で身体を洗ったり、散らかっているゴミを片付けたりなどきれい好きなところがあり、正直全くゴキブリらしく無いです。
強いて言えば、いくら人間に襲われても生き延びる、そのしぶとさは文字通りゴキブリ並みかもしれません。
ちゃば
気の荒いチャバネゴキブリの少女。
人間のごみ屋敷に住み着いて悠々自適に暮らしていましたが、ごきチャが片付けてしまったために行き場を失ってしまいました。
ごきチャの行動に巻き込まれて酷い目に合うこともしばしばですが、文句を言いつつも危なっかしいごきチャを放っておけないようです。
ショコラ
ごきチャが出会った猫。
かなりの強面ですが心優しく、ごきチャのことが気に入ったようで友達になります。
高いところから降りられなくなるなど不器用な面もありますが、外敵の多いごきチャにとって心強い味方と言えるでしょう。
「ごきチャ」感想
まさかゴキブリがこんなに可愛らしくなるとは!
ごきチャが人間の気を引こうとする
↓
人間から殺虫剤or新聞紙をくらう
というのがお決まりパターンで、大抵ごきチャが酷い目に合って終わるのですが、その様子がコミカルで「そりゃ、そうなるだろう」とツッコミを入れたくなります。
ごきチャが可哀そうなのに笑ってしまい、だんだんと愛着が湧いてくるから不思議です。
そもそもどうして人ってそんなにゴキブリを嫌悪するんでしょうかね?
毒があるわけでも噛みつくわけでもない。
「病気を持っていそう」なんて言う人もいますが、それって他の虫も同じですよね?
結局のところ「なんとなく気持ち悪い」以外の理由ってないのかもしれません。
理由もなく嫌われているとしたら、ゴキブリもちょっと可哀そうかもしれない。
そんな気にさせられる作品です。
もし次に貴方がゴキブリを見かけたら、退治するのではなく優しくしてあげてはどうですか?
意外と可愛く見えてくるかもしれません。
僕は遠慮しておきます。
ちなみに北海道ゴキブリが居ないというのは昔の話で、今はしっかり繁殖しているらしいです。
↓「ごきチャ」読むならこちら↓
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