こんにちは!
漫画大好きサラリーマンのヘーボンです!
みなさん好きな漫画が打ち切りになってしまった経験ってありますか?
世の中に漫画が溢れている現在の日本において、一定の人気を得られない作品は容赦なく打ち切りになってしまうのが現実です。
僕も何度か自分では「面白い」と思っていた作品が、ある日突然打ち切りになって「え!?なんで!!?」と驚かされたことがあります。
そういうときは、仕方ないことだとは理解しつつも「なぜ?」という疑問が先に立ってしまい悔しい思いをしたものです。
そんな訳で今回は、打ち切りにはなったものの僕が大好きだった漫画を紹介したいと思います。
↓その漫画がこちら↓
「りとる・けいおす」(涼川りん)
この漫画の作者はアニメ化もした「あそびあそばせ」を描いた涼川りん先生で、この漫画は「あそびあそばせ」の前身とも言える作品です。
「あそびあそばせ」と同じく女の子3人組のシュール系ギャグ漫画なのですが、ギャグのエッジの効き具合は「あそびあそばせ」以上です!!
時代を先取りし過ぎたハイセンスギャグコメディー!
きっと今なら受け入れられる・・・はず?
一話分の話をネタバレありで解説していきますので、全くネタバレしたくないよという人は、下のリンクから飛んでください。
「りとる・けいおす」あらすじ(序盤ネタバレ)
小学3年生のゆーちゃん・あきちゃん・うきっぺは仲良し3人組。
転校生だったゆーちゃんにあきちゃんとうきっぺが声を掛けて以来、いつも一緒です。
ある日学校に登校するとあきちゃんのズック(上履き)が無くなっていることに気が付きました。
まさか虐めかと落ち込むあきちゃん。
そんなあきちゃんをゆーちゃんとうきっぺが励まします。
「なにか再発防止策はないか」と聞くあきちゃんに対し、うきっぺが閃きます!
「ズックのなかにうんこを入れておけばいいんですよ!」
そうすれば犯人はズックにいたずらするのを躊躇うだろうと言ううきっぺ。
「うきっぺあったまいー」
「あきちゃん!!よく考えて!それでいいの!?」
再発防止策も思いついたところで、無くなったズックを探そうという話になります。
虐めの定番で言うと、ゴミ箱やトイレにある可能性が高いと言ううきっぺ。
一先ずトイレを順番に探してみようかと話していると、担任の先生が通りかかりました。
地獄に仏とばかりに先生にかけよるあきちゃん。
「先生!!お願いがあります!」
「どうしたんだい?もうすぐホームルームが始まるよ?」
「先生!私の為に便器に手を突っ込んでください!!!」
「ええ!?・・・わかった。生徒のためなら頑張るよ」
あきちゃんの願いを聞き届け、女子トイレの便器を手でぬぷぬぷとまさぐる先生。
「・・・で、手を突っ込んで何をすればいいの?」
「ズックです!その中に私のズックがあるはずなんです」
そんな話をしていると、あきちゃんのママが学校にやってきました。
どうやらママはあきちゃんが家に置いてきたズックを届けに来てくれたようです。
こうしてズックは見つかり、先生は生徒から尊敬を集めることが出来た?のでした。
「りとる・けいおす」主な登場人物
伊藤 ゆず(ゆーちゃん)
転校生の少女。
転校初日にあきちゃんとうきっぺに声を掛けられたことがキッカケで友達になります。
3人の中では常識人で主にツッコミ役になる事が多いです。
一番個性がないように見えますが、運動が得意で料理は家庭科の先生以上の腕前と、実はハイスペック少女。
飴村 あきこ(あきちゃん)
天然で大ボケをかますあほの子。
「宿題を手伝ってくれそう」という理由でゆーちゃんに声を掛けたりとこずるい一面を持ちますが、下心を一切隠さず喋ってしまうあたりやはりあほの子です。
宇喜多 しおり(うきっぺ)
大きなお屋敷に住む、お父様LOVEな少女。
普段から敬語で喋り大人っぽく見えますが、実はあきちゃんに並ぶボケキャラ。
トラブルメーカーのあきちゃんに対し、冷静なツッコミを返す・・・とみせてさらにおおボケをかまし場をかき乱します!
「りとる・けいおす」感想
デフォルメされた可愛らしい少女たちがハードなギャグを飛ばしまくるギャグマンガ。
表紙を見たときは「可愛い女の子たちの日常系マンガかな?」と思いましたが、読んでみると尖ったギャグが冴えわたる頭のおかしい作品でした。(褒め言葉)
小学生の女の子が無邪気な顔で辛辣な言葉を吐いたり、周囲に無茶ぶりしたりして、状況がどんどん混沌としていく様が非常にシュールで面白いです。
吹き出し注意!電車で読んではいけません。
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