竈門炭治郎の心打たれる名言・名セリフ20選【鬼滅の刃】

炭治郎 名言名言集(鬼滅の刃)
出典:鬼滅の刃 20巻
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こんにちは!
鬼滅の刃大好きサラリーマンのヘーボンです!

竈門炭治郎はご存じ鬼滅の刃の主人公であり、心の清らかな少年です。

人の幸せを純粋に願う事ができ、それを奪うものを許さない強さも持っています。

鬼と戦うのは勿論のこと、その清らかな心で多くの人間を救ってきたのです。

今回はそんな、炭治郎の人の心を打つ名言・名セリフを紹介していきたいと思います。

鬼滅の刃原作のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか、他の記事へどうぞ。

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  1. 竈門炭治郎の心打たれる名言・名セリフ20選【鬼滅の刃】
    1. 名言① 失っても失っても 生きていくしかないです
    2. 名言② 俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!
    3. 名言③ 家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い
    4. 名言④ 鬼は人間だったんだから 俺と同じ人間だったんだから
    5. 名言⑤ この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ
    6. 名言⑥ 表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから
    7. 名言⑦ もう俺は失った!!戻る事はできない!!
    8. 名言⑧ 俺の家族を侮辱するなァアアァアアア!!!
    9. 名言⑨ 逃げるな卑怯者!!
    10. 名言⑩ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ
    11. 名言⑪ 人にはどうしても退けない時があります
    12. 名言⑫ 嘘だよ 本当はそんなこと思ってないよ
    13. 名言⑬ 自分にできなくても必ず他の誰かが引き継いでくれる
    14. 名言⑭ 人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし
    15. 名言⑮ 貴様アアア!!逃げるなアア!!!責任から逃げるなアア
    16. 名言⑯ 義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?
    17. 名言⑰ 俺のことを簡単に認めないでください
    18. 名言⑱ 弱い者は強くなりまた自分より弱い者を助け守る
    19. 名言⑲ 一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ
    20. 名言⑳ 自分ではない誰かの為に命を懸けられる人たちなんだ
  2. 炭治郎の強さと優しさ

竈門炭治郎の心打たれる名言・名セリフ20選【鬼滅の刃】

名言① 失っても失っても 生きていくしかないです

名言① 失っても失っても 生きていくしかないです
出典:鬼滅の刃 2巻

失っても失っても
生きていくしかないです
どんなに打ちのめされようと

出典:鬼滅の刃 2巻

鬼殺隊の最初の任務として、若い女性が行方不明になっている事件を担当する事になった炭治郎。

行方不明になった女性の婚約者・和巳の協力を得て、鬼の仕業である事を見抜きます。

戦いの末、女性を攫っていた鬼は倒しますが、なんと攫われた女性たちはすでに喰われた後でした。

婚約者が既に死んでいると知り、絶望する和巳に対し、炭治郎が言ったのがこのセリフ。

どれだけ辛い事があっても、死にたいほど思いをしたとしても、それでも人間は生きていかなくてはいけません

自分の命よりも大切な家族を失った、炭治郎だからこそ言える名言です。

このセリフを言われた和巳は「おまえに何が分かる」と炭治郎を怒鳴りつけますが、すぐに炭治郎にも同じ傷があるのだと悟りました。

名言② 俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!

名言② 俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!
出典:鬼滅の刃 3巻

頑張れ炭治郎
頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできる奴だ!!
そして今日も!!
これからも!!
折れていても!!
俺が挫けることは絶対にない!!

出典:鬼滅の刃 3巻

元十二鬼月・響凱きょうがいとの戦いで、炭治郎が自分を鼓舞するために行ったセリフ。

炭治郎は前の戦いの骨折が治っておらず、激痛をこらえながら戦っていました。

人間身体が弱っていると、心まで弱気になってしまうものです。現に炭治郎も強気な攻めができなくなっていました。

その事を自覚した炭治郎は、あえて声に出して自分を褒めま

この「自分を褒める」という行為、人によっては馬鹿馬鹿しいと思うかもしれません。しかし、現代ではモチベーションをアップさせる方法として、多くの著名人に認められているようです。

炭治郎が常に前向きなのも、この自分を褒める癖が自然と身についていたからなのかもしれません。

名言③ 家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い

名言③ 家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い
出典:鬼滅の刃 5巻

家族も仲間も強い絆で結ばれていれば
どちらも同じように尊い
血の繋がりが無ければ
薄っぺらだなんて
そんなことはない!!
それから
強い絆で結ばれている者は
信頼の匂いがする
だけどお前たちからは
恐怖と
憎しみと
嫌悪の匂いしかしない
こんなものを絆とは言わない
紛い物…偽物だ!!

出典:鬼滅の刃 5巻

十二鬼月の一人・るいが、仲間の鬼を傷付けている現場を目撃した炭治郎は、累に「仲間になにしてるんだ」と問いつめます。

すると累は「仲間なんて薄っぺらなものと一緒にするな。僕たちは家族だ」と返しますが、それに対して炭治郎がさらに言い返したのが上記のセリフ。

家族に対して強い拘りを持つ累は、自分より弱い鬼を脅し、家族の真似事をさせていました。

そして上手く家族ごっこが出来ない者には、今回の様に制裁をくわえていたのです。

そこに信頼関係はなく、ただ恐怖による一方的な支配があるだけでした。

それを”絆”と呼ぶ累に対し、炭治郎は「そんなものは偽物だ」と断じます。

本当に尊いものは、家族と言う肩書きではなく、お互いの信頼関係なのだと教えてくれる名言です。

名言④ 鬼は人間だったんだから 俺と同じ人間だったんだから

名言④ 鬼は人間だったんだから 俺と同じ人間だったんだから
出典:鬼滅の刃 5巻

殺された人たちの無念を晴らすため
これ以上被害者を出さないため…
勿論俺は容赦なく
鬼の頸に刃を振るいます
だけど鬼であることに苦しみ
自らの行いを悔いているものを踏みつけにはしない
鬼は人間だったんだから
俺と同じ人間だったんだから
足をどけてください
醜い化け物なんかじゃない
鬼は虚しい生き物だ
悲しい生き物だ

出典:鬼滅の刃 5巻

累を相手に炭治郎は劣勢を強いられていました。しかしそこに義勇が駆け付け、瞬く間に累の首を落としてみせます。

次第に身体が崩れていく累。炭治郎は累から悲しみの匂いを感じ取り、その背中に優しく手を差し伸べました。

しかし義勇は崩れた累の身体を踏みつけ、「鬼に情けをかけるな」「醜い化け物だ」と炭治郎に厳しい言葉を投げかけます。

そんな義勇に炭治郎が言い返したのが上記のセリフ。

義勇の言う事も間違ってはいないのでしょう。事実として鬼は人を食べますし、その鬼にいちいち同情していては戦えません。

しかし炭治郎は”鬼”という肩書きだけで、相手を「醜い化け物」と断じる事はしませんでした。

妹の禰豆子のように、望まずに鬼になってしまった存在を知っていますし、なにより炭治郎は相手の感情の匂いを感じる事が出来るのです。

例え鬼であろうと、苦しんでいる相手を足蹴にする行為は、炭治郎にとって許せない事なのでした。

名言⑤ この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ

名言⑤ この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ
出典:鬼滅の刃 7巻

この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ
きっと
カナヲは心の声が小さいんだろうな

出典:鬼滅の刃 7巻

指示されてない事は、コインを投げて決める」というカナヲ。炭治郎が「どうして自分で決めないの?」と聞くと、「どうでもいいから決められない」と答えました。

そんなカナヲに対して炭治郎が言ったのが上記のセリフ。

カナヲはまるで自分の意志がないかのように言いますが、炭治郎はそれを「心の声が小さいだけだ」と解釈しました。

そしてカナヲのコインを投げ、「表だったら、カナヲは自分の心の声をよく聞くこと」と言います。

結果は表。みごとにカナヲが自分の意志を持つための、切っ掛けを作ってみせたのです。

自分の意見を無理に押し付けるのではなく、カナヲのやり方にそって背中を押しているところが、炭治郎らしい優しさと言えます。

名言⑥ 表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから

名言⑥ 表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから
出典:鬼滅の刃 7巻

偶然だよ
それに裏が出ても表が出るまで
何度でも投げ続けようと思ってたから

出典:鬼滅の刃 7巻

コイントスで表を出し、カナヲの背中を押すことに成功した炭治郎。

しかしこのコイントス、裏が出ていたら台無しだった筈です。そう考えたカナヲが「何で表を出せたの?」と聞くと、炭治郎は上記のセリフを答えました。

確かに炭治郎は、コインを投げるのは一度だけとも、裏が出たら諦めるとも言っていません。

さも運任せのように見えたコイントスですが、炭治郎はしっかりと自分の意志で結果を決めていたのです。

自分の心に従って物事を決めるという事を、炭治郎はカナヲの目の前で実践してみせたのでした。

名言⑦ もう俺は失った!!戻る事はできない!!

名言⑦ もう俺は失った!!戻る事はできない!!
出典:鬼滅の刃 7巻

ああ…
ここに居たいなあ
ずっと
振り返って戻りたいなあ
本当なら
ずっとこうして
暮らせていたはずなんだ
ここで
本当なら
みんな今も元気で
禰豆子も日の光の中で
青空の下で
本当なら
本当なら
俺は今日もここで炭を焼いていた
刀なんて触ることもなかった
本当なら…本当なら!!
でももう俺は失った!!
戻ることはできない!!

出典:鬼滅の刃 7巻

下弦の壱・魘夢えんむによって、炭治郎は死んだ家族と幸せに暮らしている夢を見させられました。

自分が鬼の攻撃を受けていると気付いた炭治郎は、なんとか夢から目覚めようとします。

しかし夢の家族から引き留められ、炭治郎の心は大きく揺れました。その炭治郎の葛藤が上記のセリフです。

自分が一番幸せだった家族との思い出。その中に戻りたいと思うのは紛れもない炭治郎の本心だった筈です。

しかし炭治郎は、失った幸せにすがるのではなく、辛くても現実を生き抜く事を選びました。

炭治郎にとって家族がいかに大切な存在だったか、そしてそれを振り切る強い心を感じ取れる名言です。

名言⑧ 俺の家族を侮辱するなァアアァアアア!!!

名言⑧ 俺の家族を侮辱するなァアアァアアア!!!
出典:鬼滅の刃 7巻

言うはずが無いだろう
そんなことを
俺の家族が!!
俺の家族を
侮辱するなァアアァアアア!!!

出典:鬼滅の刃 7巻

魘夢との戦いで、魘夢は炭治郎を眠らせ悪夢を見せようとします。

しかし炭治郎は眠ることなく、まっすぐ魘夢に切りかかりました。

正確に言うと、炭治郎は眠らされた瞬間それを自覚し、瞬時に目覚めていたのです。

魘夢が炭治郎に見せた夢は、家族から次々に罵られる悪夢でした。

それは炭治郎の心を弱らせるための悪夢だったのでしょう。しかし家族を強く信頼する炭治郎にとっては、それが夢だと看破するなによりの根拠となったのです。

そして上記のセリフを叫び、魘夢の首を切り落とすのでした。

炭治郎と家族の強い絆。そしてそれを侮辱された炭治郎の怒りを感じさせる名言です。

名言⑨ 逃げるな卑怯者!!

名言⑨ 逃げるな卑怯者!!
出典:鬼滅の刃 8巻

逃げるな卑怯者!!
逃げるなァ!!!
いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!!
生身の人間がだ!!
傷だって簡単には塞がらない!!
失った手足が戻ることもない!!
逃げるな馬鹿野郎!!馬鹿野郎!!
卑怯者!!
お前なんかより
煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!
強いんだ!!
煉獄さんは負けてない!!
誰も死なせなかった!!
戦い抜いた!!
守り抜いた!!
おまえの負けだ!!
煉獄さんの勝ちだ!!

出典:鬼滅の刃 8巻

上限の参・猗窩座あかざ煉獄杏寿郎れんごくきょうじゅろうの戦いで、杏寿郎は致命傷を受けながらも日の出の時間まで持ちこたえました。

日光に弱い猗窩座は、自分の腕を切り離して逃走を図りますが、その背中に炭治郎が投げつけたのが上記のセリフ。

猗窩座は生き延び、杏寿郎は致命傷を負いました。生死を勝敗の基準にするなら、猗窩座の勝ちという事になるでしょう。

しかし炭治郎はそれを否定し「煉獄さんの勝ちだ」と言いました。

そもそも杏寿郎は、猗窩座討伐の指令を受けていた訳ではありません。猗窩座から奇襲を受けたため、やむを得ず戦闘になっただけです。

杏寿郎にとっての敗北は、後輩である炭治郎たちや無限列車の乗客たちが殺されること。そういう意味ではしっかりと役割を果たしています。

また鬼殺隊は常に、鬼に有利な状況で戦っています。

鬼は大抵の傷は瞬時に回復しますが、人間はそうはいきません。一度傷を受けただけで、体力を大きく削られるのです。

せめて日の出ている間ならば、話は違ってくるでしょうが、鬼は昼間は決して戦おうとしません

有利な状況で闘いながら、自分の強さを誇り、状況が変わればすぐに逃げ出す。そんな猗窩座を炭治郎は「卑怯者」と罵るのでした。

名言⑩ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ

名言⑩ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ
出典:鬼滅の刃 8巻

悔しいなぁ
何か一つできるようになっても
またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ
凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに
俺はまだそこには行けない
こんな所でつまずいているような俺は
俺は…
煉獄さんみたいになれるのかなぁ…

出典:鬼滅の刃 8巻

猗窩座との戦いで、杏寿郎は命を落とします。

鬼殺隊の今後を託された炭治郎が、自分の未熟さを痛感して弱音を吐いたのが上記のセリフ。

無限列車に乗る前、炭治郎は辛い修業を経て全集中の呼吸・常中を身に付けました。

そして無限列車では、下弦の壱・魘夢を撃破することに成功したのです。

しかし喜びも束の間、続いて起きた猗窩座と杏寿郎との戦いでは、全く役に立つことが出来ませんでした。

一つ壁を乗り越えたと思っても、すぐに次の壁が立ちはだかる

現実でも、何かの道を極めようと思えば、必ずぶつかることになる悩みです。

ここで奮起できるかどうかが、より成長できるかどうかの分水嶺となるのでしょう。

炭治郎はその後も鍛錬を続け、後に上限とも戦える実力を身に付けていく事になります。

名言⑪ 人にはどうしても退けない時があります

名言⑪ 人にはどうしても退けない時があります
出典:鬼滅の刃 10巻

俺はきっと
選ばれたものではないのでしょう
でも
それでも
選ばれたものではなくとも
力が足りずとも
人にはどうしても退けない時が
あります
人の心を持たない者が
この世には居るからです
理不尽に命を奪い反省もせず
悔やむこともない
その横暴を
俺は絶対許さない

出典:鬼滅の刃 10巻

遊郭の戦いで、堕姫が周囲の人を平気で巻き込む様を目の当たりにした時の、炭治郎の心情。

煉獄槇寿郎しんじゅろうから受け取った手紙の内容を思い出し、それに応える形のセリフです。

手紙には「日の呼吸の選ばれし者には、生まれつき額に赤い痣がある」「炭治郎はきっと選ばれし者だ」と書かれていました。

しかし炭治郎の額の痣は生まれつきのものではなく、これによって炭治郎は逆に「自分は選ばれし者ではない」と判断します。

とはいえ、それは炭治郎にとって諦める理由にはなりませんでした。

例え相手がどれほど強くても、人を傷つける者には毅然と立ち向かう。

炭治郎の正義感と意志の強さを感じさせる名言です。

名言⑫ 嘘だよ 本当はそんなこと思ってないよ

名言⑫ 嘘だよ 本当はそんなこと思ってないよ
出典:鬼滅の刃 11巻

嘘だよ
本当はそんなこと思ってないよ
全部嘘だよ
仲良くしよう
この世でたった二人の兄妹なんだから
君たちのしたことは
誰も許してくれない
殺してきたたくさんの人に
恨まれて憎まれて罵倒される
味方してくれる人なんていない
だからせめて二人だけは
お互いを罵り合ったら駄目だ

出典:鬼滅の刃 11巻

炭治郎たちに敗北した堕姫と妓夫太郎は、首だけの状態でお互いを罵り始めました

そんな二人に炭治郎がかけた言葉が上記のセリフ。

他人に対してはまさに悪鬼のような二人でしたが、お互いの事はずっと思いやっていました

敗北したショックで責任を擦り付けあってしまいましたが、それは人間だった頃も、鬼になってからも変わらない思いだったのです。

同じように妹を大切に想う炭治郎にとって、共感できるところは少なくなかったでしょう。

そんな二人が罵り合っている姿は、炭治郎にとって見ていられないものでした。

炭治郎は二人のやったことを「許されないこと」と述べた上で、二人の言葉を「心にもない嘘だ」と指摘し、最後の瞬間まで兄妹の絆を大切にするように伝えたのです。

名言⑬ 自分にできなくても必ず他の誰かが引き継いでくれる

名言⑬ 自分にできなくても必ず他の誰かが引き継いでくれる
出典:鬼滅の刃 12巻

自分にできなくても
必ず他の誰かが引き継いでくれる
次に繋ぐための
努力をしなきゃならない
君にできなくても
君の子供や孫なら
できるかもしれないだろう?
俺は鬼舞辻無惨を倒したいと思っているけれど
鬼になった妹を助けたいと思っているけれど
志半ばで死ぬかもしれない
でも必ず誰かがやり遂げてくれると信じてる
俺たちが…
繋いでもらった命で上弦の鬼を倒したように
俺達が繋いだ命が
いつか必ず鬼舞辻を倒してくれるはずだから

出典:鬼滅の刃 12巻

訓練用からくり・縁壱零式が壊れそうになっていても、自分には修理できない事を嘆いていた刀鍛冶の少年・小鉄

そんな小鉄を励ます為に炭治郎が言ったのが上記のセリフ。

炭治郎は杏寿郎に命を助けられた事をきっかけに、強くなることを誓い、ついに上弦の鬼を倒すまでに至りました

それは杏寿郎だけでなく、歴代の鬼殺隊が千年もの間戦い続けてきたからこそでもあります。

無惨を倒すこと自体はまだ適っていませんが、それも意志さえ繋いでいけばいつかは実現できる筈

先人の意志を受け継ぐこと。そして次の世代に繋いでいく大切さを説いた名言です。

また深く考察してみると、他人を犠牲にして自身が生き延びようとする鬼たちへのアンチテーゼにもなっている事がわかります。

名言⑭ 人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし

名言⑭ 人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし
出典:鬼滅の刃 12巻

人のためにすることは
結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし

出典:鬼滅の刃 12巻

無一郎から「なんでそんなに人に構うの?」と聞かれた時の炭治郎の返答。

情けは人の為ならず」という言葉がある通り、他人に優しくすると、自分の利益にも繋がるものです。

それは単なるオカルト的な話ではなく、他人に好かれていれば、何かと助力を得られる機会が増えるはずです。

他にも「町の治安を守った結果、自分も住みやすくなる」など、全体のための行動は自分の利益にも繋がります

無一郎は過去に父親からこの言葉を教わっており、このセリフが失っていた記憶を目覚めさせるきっかけとなりました。

名言⑮ 貴様アアア!!逃げるなアア!!!責任から逃げるなアア

名言⑮ 貴様アアア!!逃げるなアア!!!責任から逃げるなアア
出典:鬼滅の刃 14巻

貴様アアア!!
逃げるなアア!!!
責任から逃げるなアア
お前が今まで犯した罪
悪業
その全ての責任は必ず取らせる
絶対に逃がさない!!

出典:鬼滅の刃 14巻

分身体に戦いを任せ逃げ回る半天狗に対し、炭治郎がぶつけた叫び。

多くの人を食い殺してきた鬼でありながら、相手を”悪党”呼ばわりし、まるで被害者かのように怯えた態度で逃げ回る半天狗。その態度が炭治郎の怒りに触れました。

半天狗は人間だった時から悪人でしたが、自分の悪行を周囲のせいにし、自分は可哀そうな被害者だと考えていました。

それは鬼になってからも分からず、その思考が炭治郎にも伝わったのでしょう。

自分の行動の責任を取ろうとしない、そんな卑怯な生き方は許さない。そんな炭治郎の怒りが現れた名言です。

名言⑯ 義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?

名言⑯ 義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?
出典:鬼滅の刃 15巻

義勇さんは
錆兎から託されたものを
繋いでいかないんですか?

出典:鬼滅の刃 15話

「自分は柱ではない」と言い、柱の訓練に参加しようとしない義勇に対し、炭治郎が言ったセリフ。

鬼殺隊の最終選別で義勇が生き残れたのは、命を落とした錆兎さびとのおかげでした。

錆兎に後ろめたさを感じていた義勇は、水柱の立場を得た今でも、自分を柱と認められていなかったのです。

その話を聞いた炭治郎は、自分を助けて死んだ杏寿郎のことを思い出しました。

自分より優れた人間を死なせてしまった無念を、炭治郎もまた良く理解していたのです。

それでも託された意志を繋いでいかなくてはいけない。そうでなければ、その人の命が無意味だったことになってしまいます。

炭治郎はそのことを、たった一言で義勇に伝えました。

名言⑰ 俺のことを簡単に認めないでください

名言⑰ 俺のことを簡単に認めないでください
出典:鬼滅の刃 16巻

いつもどんな時も間違いのない道を
進みたいと思っていますが
先のことはわかりません
いつだって誰かが助けてくれて俺は
結果間違わずに済んでいるだけです
あの時も本当に危なかったんだ
だから俺のことを簡単に認めないでください

出典:鬼滅の刃 16巻

柱稽古の折、悲鳴嶼ひめじまから「君を認める」と言われた炭治郎の返答。

刀鍛冶の里の戦いで、炭治郎は禰豆子の命里の人間の命を天秤にかける必要に迫られました。

悲鳴嶼は、そこで里の人間の命を選んだことを理由に炭治郎を認めると言ったのですが、実際には禰豆子が炭治郎に里の人間を助けさせたのです。

炭治郎はそのことを包み隠さず伝えました。

一隊士が鬼殺隊最強の悲鳴嶼から「認める」と言われたら、細かい事は置いておいて浮かれてしまうのが普通でしょう。

しかし炭治郎は浮かれることなく、自分にとって都合の悪い事実を全て話したのです。

このことにより、悲鳴嶼は逆に炭治郎を信頼するようになりました。

名言⑱ 弱い者は強くなりまた自分より弱い者を助け守る

名言⑱ 弱い者は強くなりまた自分より弱い者を助け守る
出典:鬼滅の刃 17巻

お前の言ってることは全部間違ってる
お前が今そこに居ることが
その証明だよ
生まれた時は誰もが弱い赤子だ
誰かに助けてもらわなきゃ
生きられない
お前もそうだよ猗窩座
記憶にはないのかもしれないけど
赤ん坊の時お前は
誰かに守られ助けられ今
生きているんだ
強い者は弱い者を助け守る
そして弱い者は強くなり
また自分より弱い者を助け守る
これが自然の摂理だ

出典:鬼滅の刃 17巻

弱者が淘汰されるのは自然の摂理だ」と語る猗窩座に、炭治郎が言い返したセリフ。

生まれた時から強かった人間などおらず、猗窩座の言う通りなら新しく生まれる命は全て死に絶えてしまうはずです。

そうならないのは周囲の誰かが守っていたからであり、だからこそ赤ん坊は成長し、新しい命を守れるようになる。命はずっとそうやって繋がってきました。

弱者を守る意義を分かりやすく示した名言です。

名言⑲ 一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ

名言⑲ 一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ
出典:鬼滅の刃 20巻

一番弱い人が
一番可能性を持ってるんだよ玄弥
俺が上限の陸と戦った時
そうだったんだ
俺が弱かったからこそ
状況を変えられた
敵がこちらを警戒できる絶対数は
決まってるんだよ
だからあとはそれを敵が
どう割り振っているかなんだ
敵は強い人をより警戒していて
壁が分厚いけど
弱いと思われている人間であれば
警戒の壁が薄いんだよ
だからその弱い人が予想外の動きで壁を打ち破れたら
一気に風向きが変わる
勝利への活路が開く

出典:鬼滅の刃 20巻

呼吸が仕えない事を悩んでいた玄弥に、炭治郎が贈った言葉。

実力が劣っているからと言って、戦いの役に立てないとは限りません。

むしろ敵に見くびられている者ほど、相手の意表を突くチャンスは多いのです。

上弦の壱・黒死牟こくしぼうを相手に、柱が三人がかりでも敵わない。そんな状況で「自分が役に立てるのか」と迷っていた玄弥は、炭治郎のこの言葉を思い出しました。

そして玄弥は黒死牟の剣を食う事を決意。見事にパワーアップを果たし、血鬼術による攻撃を黒死牟に決めてみせたのでした。

名言⑳ 自分ではない誰かの為に命を懸けられる人たちなんだ

名言⑳ 自分ではない誰かの為に命を懸けられる人たちなんだ
出典:鬼滅の刃 23巻

そんな人いない
自分ではない誰かの為に
命を懸けられる人たちなんだ
自分たちがした苦しい思いや
悲しい思いを
他の人にはして欲しくなかった
人たちだから

出典:鬼滅の刃 23巻

遂に無惨を倒したと思ったのも束の間、今度は炭治郎が鬼にされてしまいました

人間に戻りたいと願う炭治郎に、精神世界で無惨が「お前だけ助かるのか」「死んでいった者たちはお前を恨んでいるぞ」と囁きます。

それを否定した、炭治郎の心情が上記のセリフです。

炭治郎のように心の優しい人間であるほど、無惨の言葉に後ろめたさを感じてしまってもおかしくはありません。

しかし、死んでいった鬼殺隊の仲間たちは、みな鬼の居ない平和な世界を願い、その為に命を懸けた人たちでした。

その遺志を託されて戦ってきた炭治郎にとって、無惨の言葉は取るに足りないものだったのです。

炭治郎が仲間のことを正しく理解し、信頼している事が分かる名言です。

炭治郎の強さと優しさ

以上、竈門炭治郎の心打たれる名言・名セリフ20選いかがでしたでしょうか。

炭治郎は、憎むべき鬼にすら同情してしまうような、心優しい少年です。

かと言って甘いわけではなく、犯した罪を見逃さない断固とした一面も持ち合わせています。

まさに「罪を憎んで人を憎まず」を、地で行くような性格と言えます。

優しさ厳しさを合わせ持つ炭治郎の言葉は、どんな時でも公平で、だからこそストレートに心に響いてくるのでしょう。

あなたの心に一番響いた名言はどれですか?

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