【ダイの大冒険】考察してみると面白い!裏の意味があるシーン7選

ダイの大冒険考察ネタバレ考察(ダイの大冒険)
出典:ダイの大冒険 281話
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こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!

過去の記事で何度も言っている事ですが、ダイの大冒険は伏線の張り方が非常に秀逸です。

ストーリーそのものは「勇者が大魔王を倒す」というシンプルなものなので、何も考えずに読んでも楽しめます。

しかし冒険の道中では様々なドラマが待ち構えており、少し考察しようとするとどこまでも掘り下げる事が出来る、深い物語構成になっているのです。

今回は「下手するとスルーしてしまうけれど、よく考えると裏の意味が見えてくるシーン」を7つ紹介したいと思います。

ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ!

【ダイの大冒険】考察してみると面白い!裏の意味があるシーン7選

ハドラーの黒の核晶をキルバーンが知っていた理由

ダイとバランが大魔宮バーンパレスでハドラーと戦った際、ハドラーの体内にバーンの手によって黒の核晶コアという爆弾が仕掛けられていた事が判明します。

バーンはハドラーが負けた時点で黒の核晶を爆発させ、ダイとバランも巻き添えにしてしまおうと考えていたのです。

その事実にミストバーンは驚いていましたが、キルバーンの方は以前から知っていた様子でした。

ハドラーの黒の核晶をキルバーンが知っていた理由
出典:ダイの大冒険 195話

初見の時は「バーンの側近だから教えて貰っていたのかな?」と考えるしかありませんでしたが、キルバーンの正体を知った上で考えると、それはおかしい事に気が付きます。

キルバーンの正体は冥竜王ウェルザーの配下であり、バーンからすれば客将という事になります。

バーンが本当の側近であるミストバーンにすら教えていない事実をキルバーンには教えていたとは、ちょっと考えにくいのです。

ではなぜキルバーンがハドラーの黒の核晶を知っていたのか…その理由は最終話を読むと予想が付きます。

実はキルバーン自身も人形の仮面の内側に黒の核晶を隠し持っており、それによってバーンの暗殺を企んでいたのです。

操り人形の身体に黒の核晶を仕込んでおく」という発想は、ハドラーに黒の核晶を仕掛けたバーンと似通っており、自分も似たような事をしているからこそ、ハドラーの黒の核晶に気付けたのでしょう。

あるいはキルバーンは黒の核晶の扱いに慣れていたがゆえに、黒の核晶が発する魔力を察知する事が出来たという可能性もあります。

キルバーンの正体については別記事で解説していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

ミナカトールのせいで、バーンがパワーアップしていた!?

一度はバーンに敗れたダイ一行ですが、ミナカトールで大魔宮バーンパレスの結界を消し去ることで、再び大魔宮に攻め込みます。

フローラは「ミナカトールであれば、バーンを弱体化させる事すらも出来るかもしれない」と語っていましたが、実際にはバーンの魔力を大魔宮に伝える機能がマヒしただけで、バーン自身の魔力を抑えるには至りませんでした

ミナカトールのせいで、バーンがパワーアップしていた!?
出典:ダイの大冒険 240話

そのことはバーン自身が説明していますが、実はミナカトールはバーンの魔力を抑えるどころか、結果的により潤沢にしてしまっている事に気が付いたでしょうか。

ポイントは「バーンの魔力を大魔宮に伝える機能がマヒした」という点です。

バーンは常に大魔宮を動かしたり結界を張ったりするために自分の魔力を消費していました。一度目の戦いで魔力切れを起こしたのも、それが理由の一つだったのでしょう。

それが無くなったという事はすなわち、バーン自身の魔力量は最初に戦った時より多くなっているという事です。

巨大な大魔宮を動かすほどの魔力…それを全て戦いの為に使えるようになったと考えると、その影響は決して少なくないでしょう。

現に2度目の戦いでは、バーンは1度目の戦いよりも遥かに全力で戦い続けているにも拘わらず、魔力切れを起こした気配はありません。

ヒュンケルを「私の一番弟子」と呼ぶアバン

白い宮廷ホワイトガーデンでダイたちと対峙していたミストバーンは、マキシマム率いるオリハルコン軍団が敗れたことを察知し「オリハルコン軍団を倒したのはだれだ?」とダイたちに尋ねます。

続いてミストバーンが「さしずめこの場に居ないヒュンケルかアバンか…」と呟くと、アバンが「私ならここです」と現れ、「そいつらを倒したのは…きっと私の一番弟子でしょう」とヒュンケルの功績であろう事を宣言しました。

ヒュンケルを「私の一番弟子」と呼ぶアバン
出典:ダイの大冒険 281話

サラッと言っているので、私も初見の時は単純に弟子の手柄を誇る発言としか思わなかったのですが、よくよく考えるとこのセリフはミストバーンへの煽り文句にもなっている事に気が付きます。

というのも、ヒュンケルにとって師匠と呼べる相手はアバン1人ではありません。このセリフを聞いているミストバーンもまた、ヒュンケルに暗黒闘気を教え込んだ師匠であるからです。

ヒュンケルの闇の師匠で、少し前にはヒュンケルに魔王軍に戻るようにも進めていたミストバーンに対して、アバンがヒュンケルをわざわざ「”私の”一番弟子」と呼ぶのは煽りでしかありません。

笑顔でウインクしながらサラッと煽りを言えるとは…アバンはとことん底の知れない人物ですね。

ダイがミストバーンとの戦いを避けるべきだった、もう一つの理由

ダイたち一行は白い庭園ホワイトガーデンでミストバーンと対峙し、戦いになりそうになります。

しかしアバンから「ダイを無傷に近い状態で大魔王の元へ辿り着かせなければいけない」と聞いていたレオナは、ダイに対して「ミストバーンとの戦いは仲間に任せるべき」と説得し、先に進むように促しました。

ダイがミストバーンとの戦いを避けるべきだった、もう一つの理由
出典:ダイの大冒険 285話

それを聞いたダイ・ポップ・マァムは最初こそ反発しますが最終的には納得し、ダイはミストバーンとの戦いをポップ達に任せ、バーンの元に向かうことになります。

このやり取りを見たとき、もしかしたら「全員で一緒に戦った方が良いだろ」と思った方もいるかもしれません。

しかし結果論として、もしここでダイがミストバーンと戦っていたら、ダイたちに勝ち目は無かったと言えます。

なぜならミストバーンは”真の能力”を発揮すると無敵状態になってしまい、メドローア以外のんな攻撃手段も効かなくなってしまうからです。

ダイがミストバーンとの戦いを避けるべきだった、もう一つの理由
出典:ダイの大冒険 306話

この状態になったミストバーンの攻略法は、実は作中でも最後まで見つかっていません

ではどうやってミストバーンを倒したのかというと、バーンの危機を知ったミストバーンが”無敵の肉体”をバーンに返したことで、攻略可能になったのです。

つまりミストバーンを倒すためには先にバーンを追いつめる必要があり、もしダイがバーンの元に行かずにミストバーンと戦っていたら勝ち目は無かったことになります。

ミストバーンの正体については別記事で解説しているので、併せてご覧ください。

ラーハルトの復活に時間が掛かった理由

序盤の戦いで命を落としたラーハルトですが、物語終盤にまさかの大復活を遂げます。

かつてポップを蘇らせたドラゴンの血

バランはそれを竜騎衆の三人にも与えており、その中で特に精神力の強かったラーハルトだけが復活できたというのです。

ラーハルトの復活に時間が掛かった理由
出典:ダイの大冒険 281話

しかし、ここで一つ疑問が浮かびます。

ポップがすぐに復活できたのに対し、ラーハルトはなぜ何十日も時間が掛かってしまったのでしょうか?

ポップは竜の血を与えられる前にレオナのザオラルを受けてもいるので、竜の血とザオラルの相乗効果で復活が早まった…と考える事も出来ます。

しかしそうだと言い切るには根拠が乏しく、あくまで可能性の一つとしか言えません。

それよりも竜の血で復活できる条件である”精神力”の差が、復活までの時間にも影響したと考える方が自然ではないでしょうか。

…と言っても、ラーハルトの心がポップより弱かったと言いたいわけではありません。

注目して欲しいのは、二人が死んだ時の精神状態です。

ポップはメガンテによって死んだあと、死後の世界の様な場所でゴメちゃんに出会い喝を入れられます。

それによってポップは「オレはダイを見捨てたりしない!」と、心を強く持ち直しているのです。

ラーハルトの復活に時間が掛かった理由
出典:ダイの大冒険 112話

それに対してラーハルトの死はどうだったでしょうか。

ラーハルトはヒュンケルに敗れた後「バランさまとディーノさまを頼む…」と言ってヒュンケルに二人の事を託し、安心した様に息を引き取ります。

ラーハルトの復活に時間が掛かった理由
出典:ダイの大冒険 101話

そう、死の間際に安心してしまった事が、竜の血による復活という点においてはマイナスに働いてしまったのではないでしょうか。

後を託して安心したラーハルトと、死後においても自分を奮い立たせることが出来たポップ。

二人の精神状態の差が、復活時間の差の原因となったのです。

キルバーンがアバンとの勝負を焦っていた理由

キルバーンはアバンを異空間に引き込み決闘を挑みますが、途中から勝負を焦り始めます

それは外界に残していたピロロを通して、バーンのピンチを知っていたからでした。

キルバーンがアバンとの勝負を焦っていた理由
出典:ダイの大冒険 297話

てっきりバーンを助けに行きたいのかと思わされますが、いざアバンを罠にはめて外界に出てみると態度が一変。

「慌ててバーン様を助けに行かなくてもいいか…」などと、急にバーンの事がどうでもよくなったかのような事を言い出しました。

キルバーンがアバンとの勝負を焦っていた理由
出典:ダイの大冒険 299話

前述したとおり、キルバーンの正体は冥竜王ウェルザーの配下です。

それを知った上で考えれば、キルバーンが命懸けでバーンを助ける気がないというのはわかりますが、ではなぜ戦闘中に焦っていたのでしょうか?

その理由は、ダイとバーンが互角の戦いをしているのを見て漁夫の利を得ようとしていたと考えると辻褄が合います。

2人の決着が付いた瞬間に、残った方に止めを刺しに行こうとしていた…そう考えると、アバンとの勝負を早めに終わらせたかった事も納得できます。

アバンは「一生ここでおまえと戦い続けても構わない」と言っていましたが、キルバーンからしたらそんな訳にはいかなかったのです。

現にダイがバーンを倒した後にはキルバーンが現れ、ダイたち全員を黒の核晶で皆殺しにしようとしました

アバンがモシャスしたとき、顔が変わらなかった理由

キルバーンを倒したアバンは、モシャスでキルバーンに化けることでミストバーンからその正体を聞き出そうとします。

しかしミストバーンには偽物である事を看破され、仮面を砕かれてしまいました。

その際に砕けた仮面の下からアバン先生の顔が見えるのですが…これって少しおかしくないですか?

アバンがモシャスしたとき、顔が変わらなかった理由
出典:ダイの大冒険 311話

かつてザボエラもモシャスでマァムに化けた事がありますが、その時は顔まで完璧にマァムに変わっていました

アバンがモシャスしたとき、顔が変わらなかった理由
出典:ダイの大冒険 115話

にも拘わらず、アバンのモシャスは仮面や服装をマネする程度で素顔は化けられていないのです。

しかしその理由は、少し考えればすぐに分かります。

アバンはキルバーンの素顔を知らない訳ですから、いかにモシャスと言えど知らない部分までは真似られなかったのでしょう。

つまりこれは、キルバーンとの戦いが終わった後でも、まだ明かされていない秘密が残っている事を示している伏線になっているのです。

考察すればするほど面白くなるダイの大冒険

以上、裏の意味があるシーン7選いかがでしょうか。

ダイの大冒険は、読んでいて気付くか気付かないか絶妙なラインの演出が沢山隠れています。

そういった演出は例え気付かなかったとしても本編の理解には問題はありませんが、一つ気付いてしまうと次々と知りたくなってしまうものです。

他の記事でも私が気が付いた伏線や演出をたくさん紹介していますので、興味があればそちらもぜひ見てみてください。

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