こんにちは!
ダイの大冒険大好きサラリーマンのヘーボンです!
六団長の1人クロコダインは、最初こそ敵として登場しますが、その後ダイたちにとって心強い味方となります。
戦闘においても精神面においてもダイたちのパーティーを支える頼もしい存在ですが、戦う相手が強敵ばかりという事もあり、作中の戦績は正直言って思わしくありません。
むしろ強敵のかませ犬になってしまうことも多く、その派手なやられっぷりと、その際に上げる「ぐわあああッ!!」というやられ文句は、良くSNSなどでネタにされています。
しかし実際のところ、クロコダインは作中で何回くらい「ぐわあああッ!!」と言っているのでしょうか。
今回はクロコダインが「ぐわあああッ!!」と叫んだシーンを一通り探してみました。
※「ぐわあああッ!!」以外の叫び声(「ウオォオオッ!!!」や「ぐはあッ!!!」など)は、今回は省かせて頂いています。
ダイの大冒険のネタバレを含みますので、気にする方はここでページを閉じるか他の記事へどうぞ!
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クロコダインのやられ文句「ぐわあああッ!!」7選【ダイの大冒険】
ダイに左目を潰されて
クロコダインの「ぐわあああッ!!」が最初に聞けるのは、デルムリン島を旅立ったダイたちが魔の森でクロコダインと戦った時です。
クロコダインは六団長の1人でありながらハドラー以上のパワーを誇り、一度はダイを追い詰めます。
しかしダイに止めを刺そうとしたところで、ポップやマァムの妨害に遭い、起き上がったダイに反撃を許してしまいました。
飛び上がったダイを目で追ったクロコダインは、太陽の光で目がくらんでしまい、その隙にダイに左目を切り付けられてしまったのです。
無防備な状態で片目を切り付けられたのです。
「ぐああああッ!!」と叫んでしまうのも仕方ないでしょう。
ちなみにこの時受けた左目の傷は、治そうと思えば回復呪文などで治せるのでしょうが、クロコダインは過去の自分に対する戒めとして残しているようです。
ヒュンケルからダイを庇って
ダイたちはパプニカ王国で不死騎団長ヒュンケルと戦うことになります。
ヒュンケルの剣技は凄まじく、さらにヒュンケルの生い立ちに同情したダイは心に迷いが生じてしまい、追いつめられてしまいました。
ヒュンケルがダイにトドメのブラッディースクライドを放ったまさにその瞬間、突如として現れダイを庇ったのがクロコダインです。
クロコダインはダイたちが逃げる時間を稼ぐために、自分の身体に刺さったヒュンケルの剣を掴み、あえて抜けないように抑え込みます。
しかし、クロコダインがダイとの戦いで負った傷がまだ癒えていない事をヒュンケルは見抜いていました。
ヒュンケルが剣に力を込めると、クロコダインの全身の傷口が開き、血が噴き出しました。
クロコダインはたまらず「ぐわああああ―――ッ!!」と叫びます。
元々重傷だったところにヒュンケルの必殺技を受けてしまったのです。
そのダメージは計り知れません。
むしろこれほどの重傷を受けながら2~3日で回復し、今度はヒュンケルを溶岩から助ける事になるのですから、とんでもない生命力と言えます。
フレイザードの弾岩爆花散を受けて
ダイたちとの戦いで追いつめられたフレイザードは、自身を無数の石つぶてにして攻撃する弾岩爆花散を放ちました。
フレイザードを倒すには、無数の石つぶての中からたった一つの『核』を探し出して壊さなくてはならず、まともな方法では太刀打ちできません。
そんな絶望的な状況に、真っ先に立ち向かったのがクロコダインです。
無数の石つぶてを弾き返そうと、斧を振り回して立ち向かいます。
しかしやみくもに振り回した攻撃では弾岩爆花散を破ることはできず、石つぶての猛反撃に遭い「ぐわあああッ!!!」と叫びながら倒されてしまいました。
結果的にはやられてしまったとは言え、未知の技に対して真っ先に立ち向かっていける精神力とタフネスさは流石と言えるでしょう。
バランに腕を捻られる
テラン王国でダイは父を名乗るバランと出会い、戦うことになります。
バランの実力は凄まじく、ダイは紋章の力を使ったにも拘わらず敗北…そのままバランに連れ去られそうになってしまいます。
そんな絶体絶命の状態で助けに現れたのがクロコダインです。
やぶれかぶれでバランに挑もうとしたポップを制止し、バランの相手を引き受けました。
しかし「助かった」と思ったのも束の間、クロコダインの斧による攻撃はバランに全く通用せず、逆に一方的に殴りつけられてしまいます。
それでも何とか反撃を試みるクロコダインですが、バランはその攻撃もあっさり回避、一瞬でクロコダインの背中に飛び乗り、その右腕をへし折ってしまいました。
これにはクロコダインもたまらず「ぐああああ―――ッ!!!」と悲鳴を上げますが、バランはそれでも手を緩めず、なんとクロコダインの右目まで潰してしまいました。
こうして文字で書くとクロコダインが一切良いところ無しの様に見えますが、そもそもクロコダインは「自分ではバランに敵わない」事を最初から分かっており、それでもダイを守るために敢えて勝ち目のない戦いに挑んだのです。
実際この後クロコダインは、右腕と両目を失っても戦い続ける闘志を見せつけてくれます。
ミストバーンの闘魔滅砕陣を受けて
次にクロコダインの「ぐわあああッ!!」が聞けるのは、ミストバーンが鬼岩城と共にパプニカに攻め込んで来た時です。
ミストバーン相手に劣勢に陥ったヒュンケルを救うため、クロコダインを含めた仲間たちが飛び出します。
しかし、それはミストバーンの罠でした。
ミストバーンの闘魔滅砕陣により、一気に仲間全員が窮地に立たされてしまったのです。
マァムに激励されたヒュンケルがなんとか反撃に成功しますが、それも結果的にミストバーンを怒らせただけにしかなりません。
激昂したミストバーンは滅砕陣の威力をさらに強め、それを受けていたクロコダインはたまらず「ぐあああああああッ!!!!」と叫びました。
ただしここではクロコダインだけではなく、ポップ・マァム・ヒュンケル・ヒム・バダック・アキームも一緒に叫んでいます。
ブロックに締め上げられて
パワーに関してはダイのパーティーの中でトップクラスのクロコダインですが、ハドラー親衛騎団が登場すると一気にパワー不足感が出てきてしまいます。
クロコダインはハドラー親衛騎団と2回戦い、同じくパワーキャラであるブロックに二回ともパワー負けしてしまうのです。
最初の戦いでは身体を投げ飛ばされたあげく、背中を極められるなど終始劣勢。
2度目の戦いは描写が少ないものの、ブロックに締め上げられて「ぐああああっ!!!」と悲鳴を上げていました。
一応フォローすると、その後でクロコダインは逆にブロックを投げ飛ばし、一矢報いる事に成功しています。
バーンのカラミティウォールを受けて
大魔王バーンと初めて戦った際、ダイはバーンの圧倒的な実力の前に敗北し、ダイの剣まで折られてしまいます。
バーンはダイにトドメを刺そうとカラミティウォールを放ちますが、まさかの事態に茫然としてしていたダイは全く反応できずにいました。
そんな時、ダイを守るため前に出たのがクロコダインとヒュンケルです。
どうあってもカラミティウォールを止められないと悟った二人は、せめてその身を盾にしてダイを守ろうとしたのです。
カラミティウォールの威力は凄まじく、直撃を受けた二人は「ウオオオオ――ッ!!!!」「グアアア――ッ!!!!」と叫びながら吹き飛んでしまいました。
それでもカラミティウォールを止める事は出来ませんでしたが、二人が弾かれた衝撃でダイも吹きとばされ、結果的にカラミティウォールの直撃を免れているので、二人が身体を張った意味はあったと言えます。
「ぐわあああッ!!」という叫びはクロコダインの勇気の証!?
以上、クロコダインのやられ文句「ぐわあああッ!!」7選いかがでしたでしょうか。
作中では殆どの戦いで勝利できておらず、むしろ真っ先に倒されてしまうことが多いクロコダインですが、不思議と情けない印象はありません。
それはきっと、クロコダインが常に自分の身体を張って戦っているからでしょう。
そもそも戦う相手が格上ばかりですし、真っ先にやられてしまうのも、強敵に対して誰よりも早く立ち向かおうとするからです。
実際クロコダインが戦っている間に、ダイたちが回復したり、敵の攻略法を見抜いたりしているので、実は戦闘におけるクロコダインの貢献度はかなり高いと言えます。
「強さ」というものは、戦績だけで決まるものではない…クロコダインの戦いぶりは、それを私たちに教えてくれているのかもしれません。
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